明日絶対に筋肉痛になるな…

注!最悪PCまでつぶれるので真似しないでください


今回のお題
IF誌5月号付録LPC2388基板に品質の悪いUSBケーブルを使用して接続すると
接続した瞬間に発生する高電圧で基板上のレギュレータを壊してしまう件
の検証。
また、発生する高電圧を抑制して壊れないようにする対策の効果の検証。

IF誌が同時に勧めているショットキダイオードは上記現象とはあんまし関係ない
ので今回は付けない。

追:
simさんちのコメントで関係がない割には妙に事情に詳しい人が弁解をされておりました。
dv/dtのコントロールが出来てない回路では突入電流で過電圧が発生して素子が
破損するリスクがあるなんてのは聖闘士にとってはもはや常識中の常識です。
それ以前に誤植や思い込みによる間違いが多過ぎでCQ出版はひどすぎです。


実験装備:
1.CQ-FRK-NXPARM(IF誌5月号付録LPC2388基板)。
2.品質の悪いUSBケーブルとやらがないので
  USB2.0のA-B1mを一本,USB2.0の5m延長2本使って合計11mの規格オーバーの
  ケーブルを用意。(ケーブル組成はすべてVCC&GND:AWG24、D+&D-:AWG26
  っぽいです。)
3.2012サイズ、X5R,16V,10uFのチップ積層セラミックコンデンサ(MLCC)
  USBの規格上VCCにぶら下げられるキャパシタ容量上限が10uFだから
  これ選びました。


実験内容:
LPC2388基板とUSBコネクタをズボズボしたときの+5Vの電圧をオシロで観察する。
上記3.のコンデンサをうまく実装して同じことをする。
左下にコイン電池みたいな物体が見えるけど気にしないでください。

結果:(測定したのだいぶ前です)
あー
コンデンサない時
うー
コンデンサある時

考察:
It's groovy...
じゃなくて確かに電源の立ち上がりでオーバーシュートして一瞬ですが耐圧
オーバーしてますね。憶測ですが元からあるレギュレータの入力コンデンサの
CとUSBケーブルのLでちょうど共振しちゃっているのでしょうかね。
(電源立ち上がりの時定数が早すぎるとか??PID制御思い出した)
10uFぶら下げてやると水を打ったように電源の立ち上がりがなだらかになります。
対策は上手くいっているようです。

あと、わかっているとは思いますが、なだらかになるからと言ってむやみ
やたらに220uFとかでかいコンデンサ付けると今度は突入電流でUSBのホスト側が
過電流と認識してUSBデバイスを認識させなかったり最悪+5VUSBが大きく
ドロップしてマザボごと強制リセットとか憂き目にあいますのでUSBの規格に
従いましょうね。

ねむいさん的にはレギュレータの問題よりもVbatがVccに直けt(ry



EX:
私が出せる全力スピードでUSBコネクタを激しくズボズボする。
それはもう200回くらい。もちろんコンデンサは実装しない状態で。

結果:
レギュレータは全くの無傷。今日も元気に3.3Vを生成しています。
腕が攣った。
基板側の¥120で買ったUSBリセプタクルがガ●ガ●マ●コイになったので付け替えた。

考察:
(今日の日記のタイトル)

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