STM32F4シリーズを使ってみる8 - STM32F429I-Discovery接触編 -


デン!

デデン!
…ッツついに来ましたよ…!最強に強まったSTM32F4が…!
後ろに見えるSTM32F437IIT6も後日に…



STM32F429I-Discoveryは現時点のSTMマイコンの中で最強種のSTM32F429とそれが
サポートする64MbitのSDRAMとRGBインターフェースが利用できるTFT-LCDまで
搭載されたまさにねむいさんのために作られたようなボードです!
※正式名称は「STM32F429I-DISCO」だそうです。


STM32F429/439シリーズはRGBインターフェースのTFT-LCDドライバとSDRAMを
サポートするFMC(FSMCからSが取れた)を持ち、最高クロック180MHzで動作する
Cortex-M4Fのコアを持つマイコンです。


ついにSDRAMが…♥もうヒープサイズ気にしなくていいんじゃあんちゃん
ちなみにTFT-LCDドライバのフレームバッファ用にも使われるそうです。


とりあえず電源を入れてみるとSTLink/V2が認識してemWinと呼ばれる小洒落たGUIが
走ります。凄いもんだ…基板上に実装されたTFT-LCDの解像度は240x320です。
タッチするといろいろメニューが選択できます。本来はUSBメモリ等の記憶媒体を
挿しておくようになってるみたいですね。


今は168MHzで動いてるらしいです。



…で、
一通りデモプログラムを確認したのであとはおなじみOpenOCDで内蔵フラッシュメモリ
のバックアップをとり(2MBあるので5分くらいかかりましたよ!) 前もって予習して
いたLEDチカチカプログラムを書き込んで一発動作を確認♥
おきぱのSTM32F4向けサンプルの定義をほんの少し変えるだけで事は済みました…。

お次は目玉のTFT-LCDです。ねむいさんはこっちももちろん予習済です。
STM32F42x/43x系ではUSB用SRAMの容量拡張のほかSPIやI2C等の基本となる
ペリフェラルも数が大幅に増えていて更なる柔軟な回路構成が可能となって
います。


それではここらへんでいつものを…このTFT-LCDのコントローラICは定番の
ILI9341なのでRGBインターフェースへの応用も楽勝ですね♥
今回表示したのはねむいさんの頂き物のイラス…イラストじゃなくて3D絵です。
あ○たご、抜錨しま〜す♪ぐふふ♥
↑ねむいさんが何のキャラのコスしてるのか最近分かったです…鈍い…
↑ねむいさんて艦これ(ブラウザゲー)やらないの?とよく本職してる時に尋ねら
 れますが、6年前からずっとゴルロア続けてますし今もっともアツいブラゲ
 嵌ってる(作業的な意味で)のでさすがに他のにまで手を出す余裕がないです…。

なお、びぃぶろ君に確実に怒られると思われるえろすな個所はトリミング済みなので
安心してご鑑賞ください。

20131114追:

タッチパネルコントローラはi2cのSTMPE811です。
こちらも予習済なのですんなりいけました!


というわけで今回はSTM32F429I-Discoveryのファーストタッチをご報告させて
いただきました。基本的な部分は初期のSTM32F4とほとんど一緒なので、
F4Discoveryからの移植はそこまで難しくないと感じました。
まずはFatFsとChaNさんのファイラーを完全に移植させます。12月上旬には
私のおきぱに新しいラインアップが追加されると思います。

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