GPSを試用する7

20230816追:
最強のGNSSモジュールSAM-M10Qをゲットせよ!
20230816追:




PA6Cのバグフィクスされたカスタムファームウェアが出回り始めたので私も
更新してみました。失敗すると即お陀仏になるので今までのもので問題ない人には
お勧めしませんが…
検索エンジンで"pa6c 5173"って呪文唱えたら幸せになれるかもしれませんよぅ
20121012追:
"AXN*.**"のうち"AXN"の文字列に続く"*.**"の数字が上がるメジャーバージョン
アップまではむやみやたらに手出さない方がいいです。




ファーム変更前。デフォルトのボーレートは9600bpsでした。

ファームを変えるとデフォルトのボーレートが38400bpsになります。
ファームウエアのファイル名にボーレートを示唆する数字が明記されてますので
間違えることはないと思いますが…。
また、MT3339Tool等でAGPSを設定する時は設定完了後強制的にデフォルトの38400bps
になるのでボーレートの再設定は必ずするようご注意ください!

そんでもってちょうどいい機会なのでSTM32Primer2を使ったGPSロガーのファーム
ウェアも更新してみました。
追加したのはGPSロガーのタスクが起動したときに強制的に9600bpsに変更するのと
PA6C固有コマンドのAIC(Active Interference Cancellation)を投げるようにしました。
私が使い込んだ限りでは、ボーレート以外に基本設定の変更は変わってないので
他の所は一切触らないようにしています。

いっそ38400bpsに変えちゃってもいいかなと考えていましたがGT-723FやUP-501の
差し替えの利便性も考えて今まで通りの9600bpsでやり取りするようにしました。
ちなみにG-TOP提供のMT3339 Toolではボーレートの変更ができないので有志の作成
したMTK系のツールからの変更や私のようにマイコンの制御の最初でコマンドを
直接送るようにしましょう。
また、せっかく変更してもバックアップ電源を供給してないと主電源を落とした
時に設定が初期に戻ってしまいますのでご注意を(UP-501も同じ)。


↑というわけでGPSモジュールのファームもSTM32のファームも新しくした
 GPSロガーを実際に使用してみました。橿原神宮駅からスタートして橿原神宮内を
 ぐるりと廻った軌跡です。当日は薄曇りで時間は16時より。
 QZ-Visionで確認するとちょうど真上にみちびきがある状態でした。


因みに古いファームと実測比較しなかったので何が改善されたか正直よくわかりません
でしたごめんなさいorz(だって戻せないんだもん)おまけにGoogleEarthだと橿原神宮の
周りは解像度低くて何がなんだかorz 何やりたかったんだか私。

まぁMTK系のGPSチップのファームウエアはAXN*.**の"*.**"で大幅変更がかかるので
現在出回ってるのはカスタマイズ設定をデフォルト値にした+α程度だと思いますよぅ…



11月半ばまでトレランのような激しい運動できないのですがウォーキングは出来るだけ
続けてます。以前は通り過ぎるだけだった東海自然歩道沿線にあるお寺をゆっくり
歩いてめぐっています。
あ、4方向+1スイッチに付けてる丸いのは誤操作防止のガードリングでペットボトルの
飲み口を加工してやっけつで作りました。


はてさて、201209中旬現在でも一般レベルでみちびき(QZSS)を手軽に使用できるモジ
ュールはPA6C以外に解が無いのですが、u-boxからは今年四月にQZSS+GLONASS対応
のアンテナ無しユニットが出てきました。パッチアンテナ付きのが出るのも時間の問題
でしょうね。私の興味はGPS用のヘリカルホイップにも向き始めたのでその間にPA6H
にも手を出すことになるかもしれません。

20120918追:
BeachBoysの名曲「Sumahama」の"スマハマ"は須磨海岸のことだったことが判明
したので
ウォーキングがてら行ってきました。
ねむいさんずっとマイク(ラヴ)さんがスハマ(sand beach)
と勘違いしていたものと思い込んでました作曲したラヴ先生ごめんなさいっ!


♪スマハマ そこは恋する人たちが 手に手を取って歩いた 綺麗白い浜


♪いついつママ スマハマにいつまた行くの 過ぎた愛を探しにいく海の彼方 スマハマ


♪スマハマ 秋に木(き)の葉が散るように 寂しく哀しい恋の歌 スマハマの国から



そんな感じで須磨海浜公園の海水浴場の海岸線をなぞるように歩いてきました。
山陽須磨駅付近の込み入った住宅街ではやはりちょっと精度が落ちましたね〜。
いつの日かGPS補強信号も獲れるモジュールが出来、QZSSも更に軌道に投入される
ようになったらこのへんどこまで改善できるのでしょうか期待です。

Comments

はじめまして、ランニングエレクトロニクスの渋谷と申します。
いつも大変有意義な情報をありがとうございます。

PA6Cについて不具合がFIXされているファームウェアが出ているのかメーカーに問い合わせてみましたが、特にそういうことはないそうです。

ファイル名についても問い合わせてみましたが、AXN2.10_XXXXの部分は問い合わせが来た時にファームウェアの仕様を特定するためのコードということでして、作成するたびにインクリメントするシリアル番号(ビルド番号)のようなものではないかと思います。

ねむいさんのほうでカスタマイズしたファームウェアが作りたいということでしたら声をかけていただければメーカーに依頼できますので、お気軽にどうぞ。

ランニングエレクトロニクス 渋谷様
はじめまして、ねむいです。

御連絡ありがとうございます。ご指摘いただいた箇所は誤解を招かぬよう
修正しておきました。
私が海外で拾ったファームも自作Drones等の特定用途/顧客向けの
単なる(デフォルトの設定が)カスタム品だったようでまだ無理に変える
必要性も無かったようですね(´・ω・`)

しかしメジャーアップデートされたPA6C用のMT3339のファームが
出た暁にはまた懲りずにチャレンジしてみます!

陰ながらお世話になってます。(勝手に。。。)

ランニングエレクトロニクス さんで PA6H の取り扱いが始まりましたので早速入手してみました。

外付けアンテナ数種類を試してますが、とても、良い感じです。

バックアップ端子にCR2032をなどを接続すると、ボーレートや出力周期(MAX:10Hz)等の設定も保持されます。
以前試した、GM-316 よりも、単独での受信感度が高い様子です。(実装性も良好)

  • shigeji
  • 2013/08/05 8:03 PM

shigeji様はじめまして、ねむいです。


GM-316は感度も低くパッチアンテナが小さすぎたせいで外部アンテナに
頼らないと使い物にならない代物でしたが(ザックのてっぺんにアンテナを
くくりつけて走ってました)、MT3339が載ったPA6HはPA6Cとほぼ同性能
なので外部アンテナ無しでも十分捕捉できる実力はあると思います。
おまけに値段も安いですから使わない理由がありませんね。

GLONASS/beidou対応のモジュールが国内で出回るまではまだまだ時間が
掛かりそうなのでPA6x系モジュールは当分の間は第一線でばりばり活躍
してくれるはずです。

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