いろいろ試す18

GW中は副業(本業は虹裏メイド)が糞ほど忙しかったのですがおかげで給料も
貯ま…るわけがなく円安を迎えた今はひたすら安価な小物や以前に買った
物をただひたすらに消化していきまっす!

●秋月さんとaitendoさんのi2c液晶キャラクタ液晶モジュール

ぇ?昔i2c液晶の記事書いてたやんだって?さぁ?何のことですか?
これのこと?これはキャラクタじゃなくてドットマトリクスですから別物です別物!

…さて、ホビー用途では配線の手軽さから不動の地位を確立したi2c液晶ですが
秋月さんから安価なAQM0802A-RN-GBWが発売され私もi2c液晶でびぅです♥

コントローラはST7032iというi2cインターフェースに特化したものだそうです。
BOLIMYINの提供していたサンプルのおかげで危なげなく表示出来ました!


お次はaitendoさんから販売されているバックライト付きで破格のi2c液晶たちです!
もう基板に組み込んでますが、秋月さんのと同じくST7032iのコントローラICで
簡・単・表・示…
…と思いきやO-Familyさんも遭遇したF**Kな不具合にねむいさんも遭遇し,"i2cバス
リカバリ"の重要さを思い知らされる羽目になったのでした…
(※STM32F4のFatFs実装例ではすでにi2cバスリカバリのルーチンを実装しております)

これについてはいずれ解説するであろう"i2c液晶を使ってみる"でみっちりと…


●OZSSとGLONASS対応のGPSモジュール Gms-g9


去年の冬,Gms-g6aというMT3333が乗ったモデルを使用していましたが、チップ
アンテナを使用しているため、せっかくの新モデルなのに初回補足時間/感度は
あまりよろしくありませんでした。
4月末に某送料が安い方の欧州店でパッチアンテナモデルのGms-g9
ようやく販売され、遅ればせながら私もゲッツした次第です。

既に使用されている方のレポートによれば消費電流もPA6Cよりはちょっと多い
(GLONASSの処理があるから)ものの十分控えめなのでSTM32Primer2のロガーと
組み合わせても私のトレラン用途には全く問題ないようです。私はすでに
Gms-g6aで予習していたのでロガー側もGN系センテンス対応済みでそのままPA6Cと
差し替えて試せそうです。

というわけでいつものユニット化してみました。いちばん右の黒いのがGms-g9です。
PA6Cよりもパッチアンテナの面積が広いので感度はさらに上がっているでしょう。
あいにく今週から梅雨に入ったのでPA6Cとの比較試験は来週以降、トレランでの実践
投入は6月末を実施予定としています。


●ILI934x Mystery
SPIモードでDeviceCodeの読み出しができるようになるまでのお話。
Seeedstudioの中の人がいかにしてデータシートに記載されていない複雑なコマンド
体系を見つけだしたのかはいまだに謎
それとねむいさんの英語力に突っ込みを入れないように!!!




●LPCLink2


LPCXpressoに密着していたLPCLinkはirukaさんの解析によると変更不可能なOTPに
よって機能が限定されており外部から全くhackすることが出来ずどっかのSTM32では
出来たDiscoveryでVersaloonが出来ないじゃない!と判明しごくごく一部の解析大好きな
好事家からはったくNxPはセコイな!とスル―してゲフンされておりました‥

が、

今回デバッガハードウエア単体として販売されたLPCLink2は回路図全公開、さらに
ファームウエア変え放題でしかもCMSIS-DAPやJlinkファームウエアまで用意している
という超太っ腹なボードとなっておりました!

ねむいさんも秒速で入手しその威力を早速試してみました…

電圧変換は前回紹介した74LVCxTx45系が使用されています。LPCLink2ではDIRを
入力に切り替え疑似的にOD化し、1.2〜5.5Vの非常に幅広い電圧範囲をカバー
しているようです。


…LPC4370…?


ねむいさんの目的はJ-Linkです。ほかは一切視界に入れません。THE・シカトです。
そっこう中身のファームをDFUでJ-Linkにしようとしましたがホントの最初はドライバ
不要のHIDローダーで認識されDFUをさらに読み込むようです。この時にDFU用の
WinUSBドライバ
を読み込ませていないとJ-Linkへのアップデートに失敗するのでご注意を。

WinUSBドライバを読み込ませてこれでJlink化完了!



…ぇっとOpenOCDとかで使ってみましたが‥JTAGKey2と比べるとワンテンポほど
反応が遅くてちょっと微妙な感じです。無理にOSSで使うよりSegger提供のツール
使った方がいいかもしれません。ファームウエア(spifiに格納される)はいくらでも
書き換え出来るのでいろいろやってみましょう。
…そう自分で作成したプログラムも…
20130603追:
やっぱりJlinkエミュレーションのファームヤバかったようで
修正版が2013.05.31にUpしてます…。


で、LPCLink2にはTargetのJTAG端子のほかにLPCLink2の心臓部のLPC4370からも
JTAGが引き出されています。LPC4370って検索しても2013年5月末現在は詳しい
資料全く出ていないしLPC4350系のメモリ多い版かしらと思って何気なくUrJTAGで引っ掛けて
みると…


なんとコアが3つありました…
CortexM4とCortexM0が2つの合計3コア…
トリプルコアなの!?



次回に続く!!

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