近畿自然歩道を往く(熊野脇道最後の難関姫越山そして熊野古道伊勢路へ)

昨年末から熊野古道の伊勢路の別街道「熊野脇道」を攻略してまいりました
熊野脇道は伊勢路をと違い整備はほとんどされておらず道が消失している個所が
あるため難攻不落なトレイルでもあります。今回はその熊野脇道のクライマックス
ともいえる姫越山を越えて紀伊長島に至ることとなります。
ついでに途中にある近畿自然歩道も寄り道でカバーしていきます!




●2018.11.02 近畿自然歩道((南島棚島)〜錦〜(紀伊長島))


虹裏メイドの朝は早くも無く遅くもなく普通くらい…
今年は諸般の事情でロングトレイルではなく熊野古道の攻略中心とさせて
貰ってます。舞台は南伊勢に向かうバスがある伊勢市に…!


バス待ちまで時間がかなりあるので伊勢市駅周辺を散策します。



そして南伊勢の道方行きへのバスに乗り込みます…
もちろん今回も株主優待拳が炸裂して移動コストを超圧縮して向かいます!


道方までのバス移動は一時間以上あります…
景色は抜群なので飽きはこないです


巨大な道方トンネルを越えると南伊勢が見えてきます!


前線基地道方のバス停にて。
ここから南伊勢町内バスに乗り換えてさらに一時間くらい移動します…!




京都からここまで4時間以上かけてるのでトレランしてるよりも移動時間の
方が長いくらいですね…この日は好天で景色が楽しめるので助かりました…



と、ボーっとしてたらそのまま道方に戻されそうになったので急いで
おりましたorzあぶないあぶない
南島棚島バス停です。今回は前回の続きのここからスタートです。



棚島の海沿いを西に進むと新桑竈という平家落人伝説の集落があります。



集落の中を突進み道はやがて地道となっていきます。


昔の街道の名残である二体のお地蔵さんがありました。
熊野脇道はここから姫越山山頂直下を目指す山道になります。


元々は姫越山の新桑竈がわの熊野脇道はすでに道が消失していたらしいのですが
2010年には地元の有志の方によって道が復活し登山道としての地位も確立したとの
事ですがこれ角度が急でかなりけわしいんですけぉ!


はぁはぁ…尾根まで上がればもう安心…


さらに上っていくと姫越山と脇道の分岐がありました。


もちろん脇道方面を進みますが実はどっちに進んでも
姫越山頂上にたどり着けます。


かなり標高が上がってきました…!
眼下には新桑竈と道方竈が見渡せられます。


ここで場所は記されていませんが点線のしめす芦浜との分岐があります。
ここまでくればもう少しです。


狼煙場跡です。
髭尾山とも呼ばれているようですね。
ここから熊野脇道に逸れますが一旦姫越山頂上に向かいます。



姫越山頂上です。
長島の海を一望できます!!
良い景色です!


狼煙場に戻ってきました。ここから一気に下ります。



唐人殺し峠への道の途中に熊野脇道が通っています。


整備少しされてるとはいえザレザレでやばい!!!


斜めになりながら慎重に通行し姫越山との尾根道と合流です。


そこから下ると姫塚が


姫塚からさらに下っていくと爺塚があります



さらに降りてくと錦の町の景色が見えてきました。



姫塚大明神がある登山口まで降りてきました。



錦は津波の被害が想定されておりこういった登山口も避難所になっています。


熊野脇道はなぜか北に移動し道方から姫越山を大きく迂回してくる錦峠からの
路と合流し再び南下します。



というところで一旦さっきの登山口近くに戻ったところで
近畿自然歩道の開始です。
錦はかつては丹敷or二色と呼ばれていたそうです。


途中で自販機があったのでここでようやく補給…


錦の街並みにある金蔵寺です。


猫はどこにでもいる。


錦神社です。


浅間山避難所が近畿自然歩道のルートです。



浅間神社です。
ここの左手からトレイルが続きます。


なにこれ!すごい斜めってる!!
やたら滑りやすく右手が急斜面なのでへっぴり腰で移動せざるを得ない。


錦中学校の分岐です。
ようやく悪路が収まったと思ったら…


姫越山の熊野脇道より怖いこれ!!!


なんとか無事芦浜分岐まで来ました…
ここから先は打って変わって安全な道になります。



眼下に広がる海が最高です☆



トレイルも走りやすくて快適です。
三角点のあたりから徐々に高度を落としていきます
といっても標高100mちょっとですけど。


道中ではお地蔵さんも祀られていました。




黒岩展望台に到着です…!
絶好の眺めになっていますね〜


ですがすでに11月、紅葉ももうすぐです。


錦と紀伊長島方面を。
もうすぐ夕日となる太陽です。



そこからほどなくすると塩浜山村展望台です。
ここも夕日がきれいですね〜…所でこの太陽の位置で巻雲が
あるってことは…


やはりありました!
逆さ虹、環天頂アークです!
今年りんくうタウンで見て以来二回目です!



塩浜山村展望台からは再び舗装路です。
錦港まで降りたら熊野脇道のエントリポイントに戻ります


うわーそろそろ日没だ


近畿自然歩道は終了(実際は日の出公園が発着地点です)
熊野脇道をひたすすみます!



標高を高めつつ国道260号を果敢に攻めていきます…!


本来の熊野脇道は錦と紀伊長島を挟む峠を越えて行くのですが
現在はトンネル、二色隧道ができています。そのトンネルの
真上に目印となる画面中央にちっちゃく見えてる無線中継所の電波塔があります。


しかし…錦側の熊野脇道は社有地になっていて立ち入り禁止…
現在では道も完全消失していると思われます。



仕方がないので二色トンネルを通ります。
この下にはオメガカーブを描いて山岳地帯を上り下りするJR紀勢線の
大名倉トンネルが通っています。



トンネルを抜けた先には‥!写真が暗いですがNTTの無線中継所への道があり
そこから大名倉越えができるようでした。
(この後わかりましたがさらに進むと右手に梯子があり、そこから
 造成地を通って熊野脇道に直接出られる場所があります)


NTT道の途中より夕日を…
ねむいさんはこれが見たくていつも山に行くのです…!
今回は海ですけど。


ともあれ電波塔直下にやってきました。
錦側の古道はやはりシダと樹木に覆われ消失している模様
紀伊長島側はどうだ!?



見つけた!
NTT道のカーブに差し掛かる箇所から古道を発見し下りにかかります!!!
もうずんずん暗くなってきてるので時間との勝負です!


がしかしねむいさんあやまってさっきのNTT道登り口よりさらに長島側にある
梯子の所まで来てまった…逆だ逆!!


僅かな光を頼りに造成地(?)のわきに下る道を見つけそこから
一気に下りにかかりました!!
道なりに走りふと見上げると電車の橋梁らしきものが‥
おそらくこれがJR紀勢線の名倉橋梁、私の勝ちです!
(↑この熊野脇道は鉄道ファンにとっては有名な
  撮影地までのアクセスポイントだったそうで)



最後の峠越えでかなり苦戦しましがなんとか無事に
安全なところまで来ることができました。
後はひたすら紀伊長島駅まで駈けるのみ!



日没ですがまだ空は暗くなりきってません…!
さぁ間に合うか!?


紀伊長島駅近くの踏切です。
ここで熊野古道伊勢路と合流し、熊野脇道の制覇が完了しました!



底からほどなくして紀伊長島駅にゴールです…
何とか完全に暗くなる前にたどり着くことができました…
今年はライト使わずに済みましたね。


さて、帰路も長いです…特に乗り換えまちが…
まずは紀伊長島から多気まで…


そこから30分近く待たされ快速みえで松阪まで…



さらに50分近く待たされ大和八木で乗換の近鉄特急で帰ります…
やっぱり帰りも総計4時間くらいかかりました…
日帰りで行けるギリッギリですね


ということで伊勢神宮から紀伊長島までつながる熊野古道のルートは
近畿自然歩道とかなりかぶっていますが伊勢路・脇道とも網羅
したことになります。熊野市まではほぼ一本道となります。
ぶろぐやYAMAPには上げていませんが和歌山県側からの大辺路ルートも
攻略中で新宮で落ち合う形となるかなと予想されます。
まだまだ先はとてつもなく長いので気長にがむばっていきます!



近畿自然歩道((南島棚島)〜錦〜(紀伊長島)) GPSログ


ちなみに三重交通のバス優待拳は松阪から尾鷲あたりまで通っている
急行バスも使えるらしいので滅茶苦茶有用性を感じでおります!!

OpenOCD小ネタ23 -新機能続々更新-

夏が終わったと思ったらもう冬かよ…秋はどこだ…


さて、そうこうしているうちにOpenOCDも着々とバグフィクスや新機能が追加されて
おります。そろそろV0.10からV0.11になっても良いと思いますがgerritで管理され
てる全員参加型のフリーウエアにそれを求めるのはあまりにも野暮ですがそれはおい
説いて紹介させてもらいます。


●CMSIS-DAPの速度がアップ!
CMSIS-DAPはARM肝入りのフリーなデバッガアダプタで最近販売されている安価な
Cortex-Mx系の評価キットでは欠かせないものとなっております。

ねむいさんのぶろぐでも2014年にいち早く紹介させてもらっています。当初はマイコンへの
書き込み速度が非常に遅く使い物にならなかったのですがその後機能強化されようやく
実用レベルに
、そして今回の修正ではさらにスピードアップとなっております☆
もっとも2017年春にはすでにパッチが上がっていてねむいさんが提供するバイナリには
そのパッチが適用されておりましたので皆さん実は気づかず使用されていたことになります!


それではさっそく比較してみましょう。
今回CMSIS-DAPを仕込んだLPC1549Xpressoを引っ張りだしてきて32kByteの
バイナリを書き込み、ベリファイを行いそれぞれの経過時間を比較しました。
●修正適用前

> "C:¥Devz¥Coreutils¥bin¥make.exe" program
openocd -s C:/Devz/ARM/OCD/tcl -f interface/cmsis-dap.cfg -f target/lpc1549_swd_flash.cfg -c "mt_flash main.elf"
Open On-Chip Debugger 0.9.0-dev-00357-g09ca5af-dirty (2015-03-31-00:00)
Licensed under GNU GPL v2
For bug reports, read
http://openocd.sourceforge.net/doc/doxygen/bugs.html
Info : only one transport option; autoselect 'swd'
none separate
cortex_m reset_config sysresetreq
adapter speed: 1000 kHz
Info : CMSIS-DAP: SWD Supported
Info : CMSIS-DAP: JTAG Supported
Info : CMSIS-DAP: Interface Initialised (SWD)
Info : CMSIS-DAP: FW Version = 1.0
Info : SWCLK/TCK = 1 SWDIO/TMS = 1 TDI = 1 TDO = 1 nTRST = 0 nRESET = 1
Info : CMSIS-DAP: Interface ready
Info : clock speed 1000 kHz
Info : SWD IDCODE 0x2ba01477
Info : lpc1549.cpu: hardware has 6 breakpoints, 4 watchpoints
target state: halted
target halted due to debug-request, current mode: Thread
xPSR: 0x01000000 pc: 0x030000b8 msp: 0x02001fe0
auto erase enabled
wrote 32768 bytes from file main.elf in 2.525144s (12.673 KiB/s)
verified 29400 bytes in 0.426025s (67.393 KiB/s)
shutdown command invoked

> Process Exit Code: 0
> Time Taken: 00:04

●修正適用後
> "C:¥Devz¥Coreutils¥bin¥make.exe" program
openocd -s C:/Devz/ARM/OCD/tcl -f interface/cmsis-dap.cfg -f target/lpc1549_swd_flash.cfg -c "mt_flash main.elf"
Open On-Chip Debugger 0.10.0+dev-00563-gda4b2d5-dirty (2018-10-29-08:10)
Licensed under GNU GPL v2
For bug reports, read
http://openocd.org/doc/doxygen/bugs.html
Info : auto-selecting first available session transport "swd". To override use 'transport select '.
none separate
cortex_m reset_config sysresetreq
adapter speed: 1000 kHz
Info : CMSIS-DAP: SWD Supported
Info : CMSIS-DAP: JTAG Supported
Info : CMSIS-DAP: FW Version = 1.0
Info : CMSIS-DAP: Interface Initialised (SWD)
Info : SWCLK/TCK = 1 SWDIO/TMS = 1 TDI = 1 TDO = 1 nTRST = 0 nRESET = 1
Info : CMSIS-DAP: Interface ready
Info : clock speed 1000 kHz
Info : SWD DPIDR 0x2ba01477
Info : lpc1549.cpu: hardware has 6 breakpoints, 4 watchpoints
Info : Listening on port 3333 for gdb connections
target halted due to debug-request, current mode: Thread
xPSR: 0x01000000 pc: 0x030000b8 msp: 0x02001fe0
auto erase enabled
wrote 32768 bytes from file main.elf in 2.477142s (12.918 KiB/s)
verified 29400 bytes in 0.425024s (67.551 KiB/s)
shutdown command invoked

> Process Exit Code: 0
> Time Taken: 00:03


書き込み速度だけ抜き出して比較
前 :wrote 32768 bytes from file main.elf in 2.525144s (12.673 KiB/s)
後 :wrote 32768 bytes from file main.elf in 2.477142s (12.918 KiB/s)


あらら…140%早くなるんじゃないの‥??
…まぁちょっと早くなったしまぁいっか!


●NuvotonのNuLinkに対応!
台湾NuvotonのCprtex-M系マイコンNumicroシリーズ、数年前にねむいさんがフラッシュ
書き込み対応
させて以来即効飽きて放置してましたが…なななんと!
Nuvotonの開発チームの人が直々にNuvotonのCortex-Mx向けのデバッガNuLinkを
OpenOCDに対応
してくれました!!!!11!!!


ちなみに秋月で購入できるNuvotonのキット付属のNulinkはUSBコンポジットデバイスで
制御対象マイコンとつながるのはUSB-HIDとなっており、これだけで動作させるならば
ドライバすら不要です☆

> "C:¥Devz¥Coreutils¥bin¥make.exe" program
openocd -s C:/Devz/ARM/OCD/tcl -f interface/nulink.cfg -c "transport select hla_swd" -f target/numicro_swd_flash.cfg -c "mt_flash main.elf"
Open On-Chip Debugger 0.10.0+dev-00563-gda4b2d5-dirty (2018-10-29-08:10)
Licensed under GNU GPL v2
For bug reports, read
http://openocd.org/doc/doxygen/bugs.html
hla_swd
Info : The selected transport took over low-level target control. The results might differ compared to plain JTAG/SWD
adapter speed: 1000 kHz
none separate
Info : clock speed 1000 kHz
Info : NULINK is Nu-Link1
Info : NULINK firmware_version(6386), product_id(0x00012009)
Info : IDCODE: 0x0BB11477
Info : NuMicro.cpu: hardware has 4 breakpoints, 2 watchpoints
Info : Listening on port 3333 for gdb connections
target halted due to debug-request, current mode: Thread
xPSR: 0x01000000 pc: 0x0000035e msp: 0x20003fd0
auto erase enabled
Info : Device ID: 0x00012000
Info : Device Name: NUC120LE3AN
Info : bank base = 0x00000000, size = 0x00020000
Info : Nuvoton NuMicro: Sector Erase ... (0 to 41)
Info : Nuvoton NuMicro: Flash Write ...
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
wrote 21504 bytes from file main.elf in 6.905395s (3.041 KiB/s)
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
target halted due to breakpoint, current mode: Thread
xPSR: 0x61000000 pc: 0x2000002e msp: 0x20003fd0
verified 21288 bytes in 0.324018s (64.160 KiB/s)
shutdown command invoked

> Process Exit Code: 0
> Time Taken: 00:13

パッチを適用したOpenOCD書き込んだログはこんな感じです。
仕様上ちょっと癖があり接続しに行くと他のデバッガと違ってワンテンポ間が開く
感じで繋がります。そして立ち位置としてはTI-ICDIやSTLink系と同じHLA扱いと
なっております。ですのでAPの直叩きはできないので注意が必要です。

それとCMSIS-DAPのようには最適化されていないのかVersaloonの1/2くらいの書き込み
速度となってますね…今後の改良はNuvotonチームに期待ですね。


SW-DPの直叩き等の低レベルの操作はできないですが通常デバッグで行える操作、
レジスタ、メモリ参照などは問題なく可能です。
これでNuvotonマイコンもフリー環境で使い勝手が大幅に上昇した感じがしますね!




今回の修正を反映したOpenOCDのバイナリはすでにおきぱにありますのでどしどし
使ってください!NuLink対応はまだ公式採用ではありませんがねむいさんバイナリには
すでに適用しております!

また、今回のNuLinkの対応に当たり私がかつて統合したnuvotonドライバでデバッグ時に
一部動作がおかしくなる品種があることも突き止め、それの修正も加味しております。
これについては次回詳しく説明させていただきます!

ドラレコに最適!第3世代サンディスク産業用マイクロSDカードを入手せよ!

ここ最近は諸般の事情で大阪への所要が頻繁にあるのですが、ふと立ち寄った大阪
日本橋のPCショップでとんでもないものを発見してしまいました!!




なんとサンディスクの産業用microSDカード第三世代のものが販売されていたのです!
昨年から一般では入手不可能なサンディスク産業用microSDが市場にポツポツと流出
しておりましたがドライブレコーダーや監視カメラなどへの需要が大きく、継続的にPC
ショップなどの市場に出回ているようです。

しかも現在の最新モデルである第三世代!!!
もちろんS.M.A.R.T(以下SMART)による寿命判定可能!



第3世代のカードでは32GB以上のモデルでもUHS-汽ラスとなっています。
過去のモデルではClass10表記しかなかったのですがこれで通常使用でも十分使用に
耐えるものになりそうですね。


とりあえずベンチとってみました。
第二世代
第一世代
と比べるとシーケンシャル書き込みは段違いの性能を示していますね!
チマチマ書き込みに関しても1MB/Sec割ってないので断続的な書き込みに安定して
強く、ドラレコ等で十分使えます!

お約束のねむいさんのいつものでカード情報を読み出しました。

FatFs module test terminal for STM32F769NIH6
LFN Enabled, Code page: 932
AppVersion : W.I.P
Build Date : Sep 7 2018
>fg piano
rc=0 FR_OK
>fo 1 ftbt.mp3
rc=0 FR_OK
>fr 132949600
132949600 bytes read with 17637 kB/sec.
>ds 0
rc=0
Drive size: 62333952 sectors
Erase block size: 8192 sectors
Default r/w block size: 512 bytes
Card type: SDv2(Block)
CSD:
00000000 40 0E 00 32 5B 59 00 00 ED C8 7F 80 0A 40 40 C3 @..2[Y.......@@.
CID:
00000000 03 53 44 53 41 33 32 47 80 75 F0 3C AD 01 26 A1 .SDSA32G.u.<..&.

Parsing SD CID Register
Manufacturer ID :0x3
OEM/Application ID :SD
Product Name :SA32G
Product HwRev :8
Product SwRev :0
Serial Number :0x75F03CAD
DateCode.Month :6
DateCode.Year :2018

OCR:
00000000 C1 FF 80 00 ....
SD Status:
00000000 80 00 00 00 05 00 00 00 04 00 90 00 0F 05 1A 0A ................
00000010 00 08 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000020 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000030 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
SCR:
00000000 02 35 84 43 00 00 00 00 .5.C....

Parsing SCR
SD Spec Version :2
SD Spec Version 3 :1
SD Spec Version 4 :1
SD Spec Version X :1
SD Security :3
SD Bus Width :5

SD_Spec V5.xx!
Detected as SDHC Card!
Available UHS-I Mode.

2018年6月製造の出来たてほやほやでした!
SDの世代もV5となっていますね。




さてこのカードの売りであるSMART機能ですが…もちろん第2世代カードと同じくCMD56
のコマンドで寿命判定を含む512バイト分のSMARTのデータを読みだすことができます

ごらんのとおり"Sandisk"のイニシャルコードが読みとれました。
こちらにCMD56で読みだした際のデータを置いておきますので参考にしてください。

また、当たり前ですが肝心の寿命に関するレジスタの配置はすべて過去の世代の
ものと同一ですのでサンディスクの産業用SDでシステムを組んでいたらソースの
改変の必要が無くそのまま差し替えで使用可能です。




前途の通りドライブレコーダーや監視カメラなどが使用される個所は極端な温度変化
が起きさらに日本では高湿度環境下の動作を強いられます。
さらにその状況下でデータの確実性まで求められるため、TLCが使用されている一般
向けのmicroSDカード等は信頼性の面で到底使用できません。

タフな環境向けの高耐久なmicroSDカードも認知され始めていますがサンディスクの
産業用microSDカードは少しの電子工作の知識は必要ですがSMARTが採れ寿命の
判定もできるという点で普通の高耐久カードよりも性能が一歩リードしていると言える
でしょう。あとシーケンシャル読み書き速度の面でもですね。多くの単純な高耐久
カードはまだClass10までですので。

昨年から言っていますがSD向けのSMARTが規格化されドラレコ上で容易に寿命判定
出来ればなおよいのですが現在急速に需要が増加している状態なのでそのような時代
はすぐやってくると思われます。

本家サンディスクも高耐久カードに関する取材を受けていますね。時代はタフさを
求められています!

追記:ドラレコ・監視カメラに使用する際は使用する機器の容量上限を確認しておいてください。
  古いモデルでは上限値が32GBまでで、64GB以上で必須のexFATに対応していない物が
  存在しています。容量は減りますが迷ったら32GBの奴選べばまず問題ないです。

いろいろ試す34

あああ…夏がおわる…

●GNU Arm Embedded Toolchainが新しくなった夏
忘れたころに更新されることで有名なARM提供のGCCツールチェイン
が更新されていました…

日付は6/23版となっています…2018q2版になってますね
下記の修正が入っています。他は大きな違いはないと考えられます。

Important changes in 7-2018Q2 update release:
* Fixed powf/expf/exp2f/logf/log2f performance regression
https://answers.launchpad.net/gcc-arm-embedded/+question/662462
* Added support for Arm Cortex-M33 without DSP via -mcpu=cortex-m33+nodsp
* Added Armv8-R multilib mappings
* Fix build requirements for GDB tui support
* Enabled C99 IO format specifier in newlib
* Fixed cmse_nonsecure_caller Armv8-M Security Extension intrinsic
https://gcc.gnu.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=85203
* Fix crash in __builtin_arm_set_fpscr GCC builtin
https://gcc.gnu.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=85261
* LTO bug https://bugs.launchpad.net/gcc-arm-embedded/+bug/1747966
was fixed in previous release. Release note updated to reflect the change.
* Fixed issue with building libgcc's cmse.c without headers
https://bugs.launchpad.net/gcc-arm-embedded/+bug/1717502
* Fixed issue with arm_cmse.h C99 compatibility
https://bugs.launchpad.net/gcc-arm-embedded/+bug/1773934




●UHS-兇離泪ぅロSDカードを動かしてみる

買ってしまった…
日本橋に寄った際に目に入ったUHS-兇離泪ぅロSDカード…
ねむいさん今省エネモードなのでお金の使い方も省エネで64GBとか買えないので
32GBのSDHCとなっています…



東芝のEXCERIAシリーズの最高峰に位置するM501とかいうモデルです!!!
UHS-桐僂涼嫉劼追加されていますね!



SDカードサイズへの変換アダプタもUHS-胸斗佑箸覆辰討い泙垢諭


早速ベンチマークをとって見ましたが…ねむいさんのUSB3.0カードリーダーは
UHS-教格に対応してなかったorz
ていうわけでUHS-Iの規格ですがチマチマ書き込みもまぁそこそこですし使い物には
なると思います。


ねむいさんのいつものでカード情報を読み出してみました
FatFs module test terminal for STM32F769NIH6
LFN Enabled, Code page: 932
AppVersion : W.I.P
Build Date : Jul 28 2018
>fg piano
rc=0 FR_OK
>fo 1 ftbt.mp3
rc=0 FR_OK
>fr 132949600
132949600 bytes read with 20989 kB/sec.
>ds 0
rc=0
Drive size: 62529536 sectors
Erase block size: 8192 sectors
Default r/w block size: 512 bytes
Card type: SDv2(Block)
CSD:
00000000 40 0E 00 32 5B 59 00 00 EE 87 7F 80 0A 40 00 53 @..2[Y.......@.S
CID:
00000000 02 54 4D 58 41 30 44 35 44 E2 51 8E B2 01 12 6B .TMXA0D5D.Q....k

Parsing SD CID Register
Manufacturer ID :0x2
OEM/Application ID :TM
Product Name :XA0D5
Product HwRev :4
Product SwRev :4
Serial Number :0xE2518EB2
DateCode.Month :2
DateCode.Year :2017

OCR:
00000000 E1 FF 80 00 ....
SD Status:
00000000 80 00 00 00 05 00 00 00 04 02 90 00 20 07 3E 00 ............ .>.
00000010 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000020 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000030 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
SCR:
00000000 02 B5 84 03 3C 03 47 82 ....<.G.

Parsing SCR
SD Spec Version :2
SD Spec Version 3 :1
SD Spec Version 4 :1
SD Spec Version X :0
SD Security :3
SD Bus Width :5

SD_Spec V4.xx!
Detected as SDHC Card!
Available UHS-II Mode.

ちゃんとUHS-競癲璽匹あることを認識していますね。
STM32シリーズはUHS-競癲璽匹離ぅ鵐拭璽侫А璽垢呂泙逝減澆靴討りませんが
UHS-競癲璽匹あるか否かはACMD41コマンドでわかります。
ACMD41を打って還ってくるレジスタの37番目のビットが1ならばUHS-饗弍を
唱っていることになります。



●OpenOCDにセキュリティホールがあるらしい
まじかー
OpenOCDも攻撃されるほど有名になっていたのですね〜

一応対応策が提示され、gerritにも上がっているようですが2018年の1月で
審議が止まっているようです

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