OpenOCD小ネタ21 -Cortex-M系のcfgファイル大変更の件-

一か月経ってしまいましたが先月末OpenOCDに結構デカめの変更がマージされました。

内容はSWDのインターフェース(DAP)を持つコア、つまりCortex-M0,M3,M4,M7
に対して"dap create"というコマンドが付与され、OpenOCDを動作させるための
cfgファイルの定義も一新されています。

2018年現在はCortex-M系のデバッグはもはやSWDが主流になっているのでTAP
ではなくDAPがよりふさわしいという判断からこの変更になったと考えられます。


さて、具体的なcfgの変更内容は以下のようになっています。

swj_newdapの定義の下の行にdap createコマンドが追加され、さらにtarget_create
コマンドで先ほどdap createコマンドで指定した値を"-dap"の引数で付与する形に
変えられています。

使い勝手に関しては依然とまったく変わらずそのままの感覚で使用可能なので特に
注意することはありません。

ですがねむいさんが公開しているOpenOCDのバイナリはねむいさん特製のcfgファイルが
存在しているのでこちらの定義は手作業ですべて修正しておきました。
cfgごとに結構表記ブレがあり地味につらかったです。特にデュアルコアの奴はめどい。
一応できる限り実機確認は行い安全を確認したうえで公開しており、ぶろぐトップでも
注意喚起はしておりましたが冒頭で述べたとおり一か月経過して特に使用された方から
の不具合連絡もなかったので問題なく移行できたと思います。
バイナリとは別に単独で公開しているcfgも同様に更新しております。

そんなわけで地道に変更や改良が続けられているOpenOCDをこれからもよろしくお願い
します!いつの間にかOpenOCDももう12周年ですよぅ。
ああそうだこのぶろぐも来年で10周年だ。

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