STM32(CQ-STARM基板)にV3.XX系のライブラリでFreeRTOSを移植する。

うー
買ってしまった…もう戻れない、太陽の牙ダg…もうええっちゅうねん

残念ながらCMSIS規格がおっ建つ前に原書が刊行されているので原書を忠実に
日本語訳したこれは、CMSISのことについてはまだシの字も触れられていません。
…まぁでも「ねむいさんてこんなことも知らないでCortex-M3弄ってきたのか」
なんて言われないためにも持っておかなければならないのです…たとえコヤシに
なろうとも…





話変わって、以前はLPC2388上でFreeRTOS動かしたー!なんて記事書いてましたが、
最新版のFreeRTOSV5.3.1ではgcc環境下でSTM32F107への移植されたデモが公開
されています。しかもCMSIS規格にのっとったV3.XX系のファームウエアライブラリで行われ
ていたので、機は熟したとばかりにSTM32F103VB6なチップが乗ったCQ-STARM
基板への移植を試みました。

とはいったものの移植というほどのたいそれたことやってなくて今あるファイルを
実装例に基づいて(STM32F107のデモのCrossWorksのプロジェクトの構成を真似て)
右を左にやっただけ。
リンカスクリプトも私が今まで使ってきたものがそのまま使用可能でした。
スタートアップファイルもFreeRTOSの流儀に合わせて関数を定義してやるだけで、
エラー無くビルドが通ってます。(Codesourcery/RaisonanceRIDEのビルド環境下)

肝心の動作の方ですが、LED点滅のタスクとprintf関数の出力をUart経由で吐かす
タスクだけの簡素なもので試したところ正常な動作を確認しました。
うー
うまく行った日はBeerがうまいぜHAHA!(タプタプ)
…今回のソースはこちらに…いつものことながら、試される場合は自己責任で〜…
※公開停止しました。ほしい人はメールください。
これ単体ではビルドできないのでFreeRTOSのソース本体を別途ダウンロード
しておいてください。



あと、もう知ってる方も多いと思いますが、PICマイコンで有名な後閑氏がFreeRTOSの
使用&移植方法などをまとめられています。
PICのみならず他のマイコンにもすぐに応用が効くようなとても分かりやすい内容に
なっているのでFreeRTOSを使われる方は必読です!

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