なるべく楽して六甲全山縦走 後編

この記事は前回からの六甲全山縦走完全攻略の後篇です。
ねむいさんは明石海峡大橋に沈む夕日を見ることが出来るのか?
衝撃の結末にこうご期待!


●2016.10.14 六甲全山縦走路(宝塚〜塩屋)後編


龍門寺から鍋蓋山まではひたすら登りが続きます。
しかしながら道幅も広く安全に進む事が出来ます。
午前に空に覆いかぶさっていた雲も晴れていい天気になってきました!
これはいい夕日が期待できそうですね!



鍋蓋山山頂です。
山頂から少し降りた展望広場ではこれから先に向かう高取山や旗振山が見えます
そしてさらに向こうには明石海峡大橋も。


次に目指すは菊水山です!



・・・が、なんと一旦ものすごく降りてからものすごく登らないといけません・・・
丁度手前から団体さんが着たのでサボ・・・休みがてら通り過ぎるのを見送ります。



天王吊橋にやってきました。
ここが鍋蓋山と菊水山の谷に当たる部分です。



※ねむいさんは高所恐怖症
 この後の須磨アルプスでもへっぴり腰の大活躍



天王吊橋を越えるとキチガイみたいな急角度の登りになりやがります。
疲労が溜まってきた足にスーッと効いてこれは・・・ありがたくない!


少し登りが緩やかになったところが城が越です。
右手に目をやるとすずらん台から伸びる中里町の住宅街が見えます。


すずらん台への分岐がある地点です。
菊水山へは奥の左手に伸びる階段は"登ってはならず"、
右手の下る方面へ進みます。ここ間違えやすいので注意です!



菊水山に到着です。有志の方々が山頂の掃除をされていました。
この時点で時刻は14時を少し回ったところ、これ日没までに
須磨いけるのではと思っていました・・・しかし・・・

と、ここまでの攻略情報です。
龍門寺から鍋蓋山までは比較的なだらかな登りが続きますが
吊橋を挟んで急激な下りと菊水山への急激な登りが延々と続きます。
道も狭いので対向者とのすれ違いに注意してください。



菊水山からは一気に急激にくだります!!



下りきったらぶにょぶにょの変な橋を渡って神鉄に沿って走ります。


途中でオェゐシスもありますが水量が少なくあまり期待しないほうが
良いでしょう。



いい感じのトレイルをぬけて児童公園が見えてくると鵯越駅はもうすぐです。



神鉄鵯越駅です。
近くには100円自販機もありますがねむいさんは今回は自販機は一切
利用しておりません。そしてここからは住宅街ゾーンです。


少し進んで大きい道路をくぐる前のところに縦走者向け水洗式トイレが
有りました・・・これはありがたい。
ありがたく水も補給です♥


さて、鵯越駅を越えてからの丸山町の住宅街ゾーンは迷いやすい事で
有名ですが逆順路なのでさらに迷いやすい事態になっています。


曲がり角に掛かったらいちいち振り向いて六甲全山縦走路の目印を
確認するようにして進みましょう。


鷹取橋東詰の交差点に出たらもう安全です★


高取山丸山登山口という超まぎわらしい名前の登山口に差し掛かります
もちろん進路は左手です。


登山道自体はなだらかで
かなり登りやすいです。



高取山の登山者向け休憩所に差し掛かりました。
ここは猫の楽園でもあるのですが・・・
すごい嫌そうな顔してる奴がいた!



登山者向け施設が連なる場所をくぐってさらに進むと
高取神社の鳥居につきます。



高取神社とそこからの景色です★
たぶん六甲ポートアイランドかと思います。

さてここで攻略情報です。
菊水山から急激に下ると神鉄沿いのなだらかなトレイルに
差しかかります。このあたりスズメバチの巣窟だそうで
そそくさと通り過ぎましょう。鵯越駅からの丸山住宅街ゾーンは
有名な迷いポイントです。私のGPSを参考に進んでください。
高取山直下の猫ゾーンは猫と戯れすぎて時間を浪費して
しまわないように注意しましょう。



高取山山頂は下見で行ったのでパスです。



三角点高取がある荒熊神社には寄りました。



そこからさらに高度を落としていきます。
いつの間にか日も落ち始めていました。


野路山公園まで降りたらすぐまたトレイルになるのですが一度行った道にも
かかわらずミスったorz


この妙法寺方面に行く出合いも要注意です。
間違って直進してしまわないように!


妙法寺幼稚園の石柱が見えたら後は道なりにまっすぐ行けばいいので
もう安心です・・・がなんとここの路上で運動会帰りなのか体操服姿の小学生
くらいの女の子同士が抱き合っていちゃいちゃしてる姿を発見!!!
ねむいさん唖然にとられて二人を見ていたら目が合ってしまい、私に気付き
そのまま退散か・・・と思ったらなんと二人とも私を一瞥してクスリと笑い「あの美人な
お姉さん
に見せ付けてやろーぜ♥」と言わんばかりに行為続行♥♥♥♥
まったく・・・百合の喜びを知りやがって・・・お前ら許さんぞ♥
でも百合スバラシイ!!


事案が発生して翌日の神戸新聞に載りたくなかったのでさっさと
先に進みます。妙法寺を右手に進みます。


目立たない分岐路から阪神高速道路をまたぎます。



横尾二丁目の住宅街の中を進みます。
このあたりも猫の占領区になってますね・・・



住宅街のはずれから横尾山への登山道に取り付きます。
はじめはなだらかな坂ですがすぐにきつい登りに変わっていきます!!




横殴りの太陽が結構痛い・・・
日もかなり傾いてきました・・・これヤバイかも!?



東山のてっぺんにやってきました・・・!
ここから恐怖の須磨アルプスに差し掛かります!

というところでで攻略情報です。
高取山から急激に下ると(こんなんばっかだ)
妙法寺住宅街をへて横尾の住宅街に入ります。こちらも六甲全山縦走路の
目印が死角になりまくっているので常に振り向きながら進みましょう。
東山への登りはかなりきついです。無理せず進みましょう。
でももうすぐ日が堕ちるころですからちんたら歩いちゃダメよ!!!


へっぴり腰の状態異常になりながら須磨アルプスを果敢に攻めます!!


ひぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇい!!
(↑高所恐怖症)



馬の背の安全地帯です。
ここからみえる奥に向かう階段をみただけで足がすくみました・・・



へっぴり腰が直らないまま安全地帯までやってきました・・・



程なくして横尾山頂です。
神戸の街も赤に染まっていますね〜



もうすぐ日没です。
栂尾山に間に合うか!?




・・・ッッどんぴしゃで間に合ったー!!!!11!!!1!
栂尾山山頂です!
須磨の海に沈む夕日も夕日に照らされる明石海峡大橋も
美しく見えます♥

ねむいさんはこれを見るためにここまでやってきた!!

そんなわけで攻略情報です。
須磨アルプスは滑りやすく滑落の危険が有りますので
絶対に舐めて掛からないようにしましょう。
またこの時間帯ではペースによってはすでに日没になってる
かもしれません。ライトは事前に点灯させて進みましょう。



栂尾山山頂からは名物階段をひたすら降りていきます。
降りていくうちに日も水平線に没しました・・・。




離宮公園に向かう大きな道を歩道橋で渡り高倉台の住宅街を抜けます!




あとは残照でどこまでいけるか!?時間との戦いです!
高倉台の階段は腕力で駆け上がります!!



高倉台のおらが茶屋に到着です。
すでに日没後、残照も急激になくなってきます。
ここで昨年のダイトレでも大活躍したヘッドライトを装備しました!



街灯りも沢山点いて来ました。
そして日がおちるのと対照的に月の光りが強くなっていきます。

準備を整えて最後のトレイル区間へ!!



トレイルに入るとすでにもう真っ暗です。
ヘッドライトが頼りになります。



鉄拐山山頂に寄りました。
残る山頂は旗振山のみ!!



もうすぐ完全に夜が訪れます・・・
しかし・・・!



ッッ最後の山頂、旗振山に到着です!!!


・・・月夜に照らされた須磨の海と街灯りがすっごく綺麗です・・・♥



後は塩屋駅に向かってひたすら降りていくだけです!!



このあたりでペキマンGOやってる奴に遭遇して超びびりました・・・



バーべキュー場の左隅に旧六甲全山縦走路があります。



ラストの175mピークを越えたら毘沙門天への分岐があります
まっすぐ行っても塩屋にはいけますがここは右折です。




暗闇を抜けて毘沙門天に着きました!


山王神社に残りわずかな道中安全の祈願をしました。


最後の六甲全山縦走路の道標を見送ります。
現在は山陽須磨浦公園駅からスタートですが塩屋からのファンも
根強くいるようです。





毘沙門天の道標を頼りに道を下っていきます。
さらに商店街に入ります・・・最後の道標を右折すると・・・


山陽塩屋駅に到着です!!!
六甲全山縦走走破達成!!

ここで最後の攻略情報です。
高倉台から先はすでに日没になっていて
トレイル区間は真っ暗になります。
かならずヘッドライトを付けて挑みましょう!
旗振山にたどり着いたらゴールの山陽須磨浦公園駅若しくはJR/山陽塩屋駅までは
ひたすら下りです!





でももうちょっとだけつづくんじゃ
まだ須磨の海を見てないのです・・・!



須磨浦公園駅です。ここが現在の六甲全山縦走のスタート地点です。


そばにある海釣り公園より・・・
♪夜に寄り添う気分は なんて素敵
 夜風に雲が流れて 月ひとしずく




JR須磨駅です。
・・・やっと須磨海岸に・・・
4年前と同じ場所です


いついつママ
 スマハマにいつまた行くの
 過ぎた愛を探しにいく海の彼方 スマハマ
 
 Sumahama
 There's a lover's sleep in old Japan
 Where the lovers walk along the sand
 Hand and hand at Sumahama

 スマハマ
 秋に木(き)の葉が散るように
 寂しく哀しい恋の歌
 スマハマの国から




しかしここで急にあと200mを走る気力がゼEROになってしまい
もうJRで帰ってもいいかなと思ってしまいましたが・・・


なんとかモチベを取り戻し山陽須磨駅に到着しました。
これをもって長い長い私のちゃれんぢが完了です。


といいたいところですが新開地と阪急十三まで乗換えで
気が抜けません!家に帰るまでがトレランなのです!



というわけで長々と12時間30分近くかけて六甲全山縦走路を攻略しました。
歩きと同じくらい時間かかったりゆうは記念碑大でトイレ大休憩を挟んで
しまったのと道中で写真を800枚以上取り捲ったのが原因です。
まぁとりあえず"この日は"大きな怪我もなく無事ゴールできたので結果
オーライです★(あとになってダメージが来たとは言ってない)

2016.10.14 六甲全山縦走路(宝塚〜塩屋) GPSログ

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