東海自然歩道を徃く6(紫香楽宮〜柘植)
1月9日に初走りに赴きました。今回は紫香楽宮跡駅から柘植までです。
…が、前回成しえなかったたぬたぬの焼き物"信楽焼"をゲッツすべく進路を逆に
とり紫香楽宮跡を通り雲井のたぬき村へと寄り道しました。
↑信楽高原鐵道はJR貴生川駅構内から乗ります。トトロみたいなタヌキ?がサムズデ
ィレクトで乗り口の方を指しています。
↑列車に乗って25分ほどで紫香楽宮跡駅に到着です。気温は氷点下でトイレの水が凍結
していて用を足すのがめどいことに!!
ここから紫香楽宮跡を経てたぬき村まで逆行しました。
↑道端の葉に霜が降りるくらい気温が低いですが…無風なので助かりました。
↑紫香楽宮跡北入口です。
↑前回のおさらいになりますが、北入口を出て紫香楽宮跡駅に向かう際に上記画像の
ポイントで道標の無い岐路に当たります。道を間違えないように進みましょう!
↑先ほどの写真のポイントで直進しさらに大きな車道に出て道に沿って南下すると
たぬき村の看板がみえます。ねむいさんはそこでたぬたぬの購入に成功し、再び
紫香楽宮跡駅へと戻りました。
↑たぬき村への寄り道はすべて徒歩で一切走っていないため、GPSのロギングはこの
地点から開始です。念入りにストレッチをし、れっつらごー!
↑…
…
思いのほか雪が深くて逃げ帰ってきましたorz
トレイルスパッツを着用し、再びれっつらごー!!
↑いきなり猛烈なアップダウンになり高度をずんずん上げていきます。
↑ねむいさんの苦手な疑木階段をずんずん下りて行くと第二名神高速道路と隼人橋が
見えてきました。他の方のレポートでは高速道路は工事中でしたが2011年1月現在、
立派に完成しています。
↑ここからつめた谷林道へと向かいます。新しい道標も設置されており、迷うことは
ありません。…が、前日に積もった雪が残っていて走行を妨げます…。
↑このポイントで車道と別れ、人工渓谷化した隼人川と道をともにします。
↑スパッツ付けてないとこんな雪道走行とか無理ですなこりゃ…。
先にこの道を通られた方がいるようで、"わだち"をトレースしていきます。
↑隼人川の解説文です。
↑隼人川の川筋に沿って走った後再びアスファルトの道へと入ります。
つめた谷林道の入り口です。
↑つめた谷林道は最初の300m程しか舗装されておらず。後はトレイルです。
↑この区域はやわらかい土に雪解けが加わってどろどろのぐじゅぐじゅです…
ふとGPSを見ると捕捉が外れたのかロギングが停止していました。十分とはいえな
くとも空は開けているのでおかしいと思いつつもしばし様子見。
↑何とか再補足するようになりさらに進むとアスファルトの道があるT字路に差し掛か
りました。スタート直後からずっとたどってきた足跡の主さんとはどうやらここで
お別れですね。
↑今度はひたすら下りです!うりゃりゃりゃりゃー!
↑つめた谷林道を抜けました。次はキャンプ地がある岩尾池に向かいます。
↑ですって。新田集落周辺です。
↑岩尾池に到着です。開けた場所のせいか冷たい風が叩きつけていてクソ寒いです!!
そそくさと次の場所に移動〜
↑大沢池です。ここから今回まともに見れる唯一の史跡スポット伊勢廻寺へと向かいます。
↑日照がある場所はすぐに乾いてまだましなのですが、それ以外の部分は雪解けに
よる抜かる道がねむいさんの脚部を襲う…徒歩ならあまり大したことはないのですが…
↑階段攻めを抜けて冷たい風が叩きつける甲賀の展望地に到着です。
甲賀流忍術の解説とやらがありますが 読 め ま せ ん !
↑展望地からの展望です。遠くに鈴鹿山脈が見えます…。
次の走行ではねむいさんはあの場所にいる!…ここいると超寒いわ…ぇっくし!
↑展望地を降り、伊勢廻寺へと向かいます。紫香楽宮跡〜柘植ルートは見るべき
ものがほとんどなく、只ひたすら走るだけなのでネタ探しがつらい…
飛び石のようですが水が完全に枯れていますね〜。
↑さらに下るとのどかな田園地帯がある砂利道に出ます。
↑はぁはぁ…なんかペース下がってきたような…。
↑ァー
↑明王寺の入口です。ここは寄らず、そのまま伊勢廻寺へ向かいました。
↑あれれ…まだ10数kmしか走ってないのになんだか足が…
↑路傍のお地蔵さんのお供え物が風雨でぐちゃぐちゃになってたので、花をまとめ
綺麗にしておきました。
↑三、三重県伊賀市と滋賀県甲賀市の県境にやってきました。工事中だった東海自然
歩道のルートは完成しているようです。
↑甲南フロンティアパークの横を通過します…今度はマウンテンバイクのわだちが…
ありますっが…妙に脚が重い…なんだこれ…
↑伊勢廻寺までのあと900mが…遠い…
↑脚はいわせていないのに此処まで走行能力が下がるとは…まさかガス欠が…
ちゃんと朝飯食べたはずなのに〜
…ゆっくり移動したおかげで超分かりづらい道に気付きました…こんなとこで
ルートミスしたらマジで帰れなくなりますね…!
↑や、やっと伊勢廻寺に着いた…今回は休息無しで走り抜くつもりでしたが疲れが
尋常でないので10秒チャージ2時間キープのゼリー飲料を4秒くらいで2袋チャージ
しエネルギーが回復するまでここで休憩(と言っても今回のルートってここくら
いしか休憩出来るとこ無いですよぅ)
↑回復するまで手持無沙汰だったので鐘ついておきましたゴーン
そして脚に元気が戻ったらそそくさと伊勢廻寺に別れを告げるねむいさん。
↑次に向かうは与野公園です。県道を駆け抜けます!この県道、車がびしばし猛スピード
で通過しまくってて超危ないです…!
↑で、車道を駆けているとこの屈折点に差し掛かりますが…伊勢廻寺->与野公園で行く人
には正規のルートを示す看板が死角で見えない位置にありここのポイントはルートミ
スを誘発しやすいところです。しかしねむいさんは自販機探してこの県道を直進し交差
点まで下らざるを得ませんでした……繰り返します、こっこれはルートミスではない!
↑与野公園までのトレイルに立ちはだかるやる気のない道標たち!
↑伊賀忍者が駆け抜けた道!…だそうですが年月を経てボロボロになってるようで下に
何か書いてありますが…これ以上の詮索はよしましょう…
↑しばし県境とトレイルと行ったり来たりしますが、この写真のポイントもかなり
見落としやすいので注意しましょう!
↑天神宮です。作りはとても質素です。
↑なんかだんだんいい天気になってきやがりました…気温が下がるとまずいです…
急がないと…
↑アイスバーンな車道と雪解けぬかる道のトレイルを抜け、朽ち果てた東海自然歩道の道標
がある一本松まできました…せっかくだからと一本松を見に行こうとしましたが、クマサ
ザが深く立ち入るのにひと苦労…あまり人が入っていないことがうかがえますね…
↑これが一本松???
↑ここのルートは近傍にある道標の矢印があいまいですが画像の通りに進みます。
↑最後のトレイルを通りJR草津線の線路とともにやっとこ与野公園が見えてきました!
背後には油日岳(ですよね?)の山々もみえます。
↑与野公園へ行くにはJR草津線の線路をぐるっと回っていかなければなりません。
ここまで来てもやっけつな東海自然歩道の道標…
↑与野公園に入ったところすぐにあるD51さんです。
↑JR柘植駅に行くためには少し回り道して東海自然歩道山の辺の道との分岐点まで
行く必要があります。わだちがアイスバーンに変わってて足がとられまくります…
↑東海自然歩道山の辺の道との分岐点です。そして次回のエントリポイントここと
なります。柘植駅まであと2.5km!
↑残り一つとなった10秒チャージ2時間キープを2Secで全部吸い上げ、ゴールまで
絶対に気持ちが折れずに走り抜く!(キッ と心に誓いつつ一気に駆け抜けました!
16:00までに間に合うか!?
↑っ…と残念ながら16:00を4分回ってしまいましたがほぼ予定時刻に到着しました。
しかもちょうど良いタイミングで関西本線が来てくれたので、これで帰宅〜
ぇっと今回は走り初(ぞ)めなので余計なペイロードを極限まで廃して休憩を一切挟ま
ずにはりきって挑むつもりでしたが積雪や雪解けのぬかるみが思ったより曲者で中間
地点の伊勢廻寺でエネルギー切れでバテてしまいました。補給の為に25分ほど時間を
使ってしまったのでこういうことにならないように重量が増えても"念のため"は必要
かと痛感してます。
んでもって悪路走破の為のスパッツ着用の重要性も改めて感じています。このペース
だと極寒の2月に関ヶ原越えになるはめになりますがスパッツ着用のみアイゼン無し
でも何とか行けそうだと思います。
んでもってGPSのデータ、最初の紫香楽宮跡からつめた谷林道終端くらいまでほとんど
有効なデータを捕捉出来てませんでした。林の中にいましたが上空は晴れで空も開けて
いたので問題なしと睨んだのですが…まさか雪でGPSの電波散乱とか?
今回記録したNMEAの生ログはこちらに。
間引きしたGPXのデータはヤマレコの私のページにあります。
次回はSTM32Primer2を使ったGPSロガーで使用しているFatFsをChan氏が
最近公開された0.08bに組み替えてなおかつSDIOのドライバ等もSTM32の
標準ペリフェラルドライバV3.4.0準拠に変えてテストしてみます。
ついでにmicroSDも低価格品から静電気・埃・水に強いと謳うATP製
2GBの奴に変更です。まぁロギング中は低消費の48MHzで動かしてるから
大きな変化は無いとは思いますけど…はてさて。
柘植から先はいよいよ鈴鹿峠を越えます。到着予定地の椿大神社まで
かなり距離があり無理ゲー気味ですが、今までの失敗を生かし無事達成
したいものです。
おまけ
冒頭で述べたたぬき村、ちょっとリポートします。
↑たぬき村は信楽高原鐵道雲井駅から徒歩10分程度で到着します。
↑でっかいたぬたぬとたぬたぬズがお出迎えです!
一部どう見てもタヌキに見えないしましまのユニフォーム着た奴が混
ざってる気がいますが気のせいでしょう
↑店内もたぬたぬづくしです!座れば授かり狸…こ れ は!
↑店内奥には狸地蔵なるものが鎮座しています。
一回100円という値段設定がしっかりしてます…!
↑店にはこんなものまで…ヤダもう〜////キャッ////
…なに笑ってんのよ
↑DEKEEEEE!!!!しかもなんか垂れてるし…
↑…(突っ込みどころ多過ぎて何も言えない)
LPC1769を使う4
※トレランの記事を書く予定でしたがLPCXpressoLPC1769版が手に入ったため次回!
先日から騒がれはじめていますが、LPCXpressoのLPC1768版にLPC1769が乗っている
ものがある。という話。実際に市場に出回っているのはすでにLPC1769のものに
置き換わり初めているようです。ねむいさんもLPC1769版をゲッツしました!!
↑ご覧のように"TARGET LPC1769"と明記されているので安心です♥
↑LPC1768版で問題だったRTC用のクロックがピンコ立ちになってた件は今回の
LPC1769版ではちゃんとSMDの製品にかわりスマートな形状に戻りました。
1768版買わずにずっと我慢してた甲斐があったぜ…
さて、LPC1768とLPC1769の違いですが、単にクロック動作上限が100MHz
から120MHzに変わっただけです。
チップリビジョンも"-"の無印なのでエラッタもごっそり引き継いでいます。
細かい部分は各自エラッタシートをご参照ください。
以前に別基板で120MHzにて動作実験を行い、aitendoさんのOLEDを動かす
パフォーマンスとかもやってますが、今回もLPCXPresso1769版でおさらいを
してみました。
↑お約束で真っ二つに切断。
LPCLinkとかLPCXpressoIDEとかはもちろん一切使いません。
いつもの通りCodeSourceryG++とmakeとVersaloonとinsightを使えば
十二分に戦えます!
ところでLPC1114/LPC1343版ではフリースペースになっていた部位はLPC1769版では
I/Oピンが出ています。
このピン群の扱いは当面何も付けないでおいてあとあとどうするか考えます…。
とりあえず秋月のロープロのコネクタを両サイドに取り付けました。
↑二つに割ってしまったせいで+3.3Vの供給のことすっかり頭から飛んでましたorz
仕方ないのでVersaloonの3.3Vから拝借。他者の製品同士が合体して
なかなかシュールですね…。
↑Versaloon+VSGUIでSWDが繋がるのとOpenOCD立ち上げてLED点滅プログラムが
SWDデバッグ出来るのを先ず確認。
↑次にいつもの如く液晶表示とかやってみるのですが、今回はSPI接続
専用で128x160pixelなTFT-LCDを使ってみました!
コントローラICは皆さんもおなじみのST7735です。
↑表示周りは完全にモジュール化させてるのでデバイス依存部以外はほぼコピペです。
120MHzまできっちりまわせよ(某豆腐屋みたいな顔で)
…そういえば5か月くらい前に中華LPC1769基板をいぢっていたような…気のせいか…
前回と全く同じことをしているような気がするわけでもないかもしれなくもない…
LPC1769にはまだFatFs積んで動作確認させた実績ないので早急にベースを固めなけれ
ばなりませんね。
いろいろ試す6
あけましておめでとうございました!
去年に"来年から本気だす"といったものの自分の誕生日の絵作ったりたぬたぬの置物
をはるばる信楽まで(次回詳しく解説)買いに行ったりしてブログの更新もままならな
いほど大忙しであっという間に1月中盤です。
更新はしてませんでしたがいろいろ手は動かしています。今は思うところあって
AVRマイコンを使ったベタな時計を作っています。
と言っても私が一から作ったわけではなく、↑写真左のように以前に作られた
ATmega328で作成された物をATmega644pへと移植するような感じです。
5年前に残された資料をもと元主人の異遺品をふんだんに使って
あれやこれやしたり元主人が作り込んだヘボい処理を修正したりしてますが
コンセプトとしてはO-family氏のATmega88pを使用したもの
とほぼ同じ物になりそうです。しっかしVFDは見やすくて良いものだ〜
また、去年汎用のTFT液晶モジュール表示プログラムのARM版を更新しましたが、
XMEGA版もやっとこ最新に更新しました。こちらです。
ビルドは最新のAVR Toolchainを使用してください。
WinAVR20100110とはSRAM・ProgramMemoryににおいて64kb以上の領域に
アクセスするためのマクロが公式に取り込まれた絡みで互換性は
全くありません!この件については次次回の記事にてみっちり解説します。
んでもって上のやつを早急に終わらせたら次はまたARMに戻っておべんきょ継続です!
↑川内康雄氏の著書をねむいさんも購入しました。仕事でやってる人も続々参入して
レヴェルが跳ね上がった今の電子工作シーンに対応するため、私も一から基礎を
みっちりやりなおすことにしました!
それ言ったの何度目だよそれっていう突っ込みはスルーで!
試用するSTM32についてももうすぐ出るらしいが全く音沙汰がないF2系の
大規模なMCUを意識してSTM32F103ZET6と超高速SRAMが乗っかるボードを
taobao経由でチップと基板を別々に買い必要なパーツだけ実装して使ってます
(日本で同じものをフルセット買うよりかなり安くなるため)。
↑STM32F103ZET+高速SRAM物で一番小規模な奴。
セコく基板だけ買ったせいで回路図もらえなかったので解析からする羽目にorz
↑中華評価ボードでは比較的有名なPowerAVR製の基板たち。
上がSTM32F103ZETのもので下がよく使ってるSTM32F107VCT6のもの。
STM32F107VCT6版は単に以前のものを移植だけで済みました。
これはすでに公開してるプログラム中で統合済みです。しかしながら
STM32F103ZETははぢめて触るのでベースとなる環境から整えないといけません。
先ずは基本的なFatFsと液晶表示の実装なわけですが今回は外付けSRAMも絡むので
そちらも併せて取り入れていくことになるでしょうね〜。
これができたら次はI2S!んでさらにそれをSTM32F107VCTにフィードバック!
(↑すぐなかったことにする人間なので一応宣言しときます…)
そしてARMに関してはもう一品、LPC1343を使ったライントレースロボットの学習教材
ビュートローバーも秋月さんから販売されていたので買ってみました。
↑コンパクトなパッケージ。
↑中身こんな感じです。
↑組んでみました。
…
電池買って無いや。続きはまた今度!
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