東海自然歩道を徃く5(石山寺〜紫香楽宮)

前回石山寺でGPSロガーのロギングが途中で停止していた問題は石山寺以降で延々と
invalidになっていたことが判明。ということでGPSの受信感度を高めるために次の
2点の対策を講じました。

・STM32Primer2とGPSモジュールの距離を離す。
・GPSモジュールのGND-VCC間に10uF・B特性・6.3VのMLCCを取り付ける。
まあつまりはノイズ対策と電源のデカップリングの強化です。VCCがふらつくと受信
感度が大幅に低下するらしいですね。
さらに静電対策加工をしたエアキャップにくるみ振動対策も万全にした状態で、次の
ルートに挑みました。




↑前回到達した京阪の石山寺駅からスタートです。
 今回はサポーターは付けないでテーピングで膝と足首をカッチリ固定して関節を保護
 する方法をとっています。また、雪が降ることが予測されるのでトレイルスパッツを
 事前に着用して万全の体勢でスタートしました!


↑石山寺入り口に到着。今回もスルっと滋賀です。
 

↑今回の目的地は紫香楽宮跡。23km程だそうです。


↑あり…???いきなりルートミスしてしまいましたorz
 ていうか逢のみち湖のみち山歩みちの道標には東海自然歩道の緑道とか言う余計な情
報が書き足されていてさらなる混乱を招いています(怒


↑少し戻り東海自然歩道の複線ルート"山の辺の道"との分岐点を確認しました。
 ふたたび南下します。



↑瀬田川洗堰(せたがわあらいぜき)を渡ります。
 ねむいさんは"せたがわせんたく"と思いこみずっとそう読んでいた
 おりこうさんです


↑たぬたぬの像が鎮座する大戸川緑地を走ります。
 何度も言いますが滋賀ステージはルートミスしやすい分岐路に肝心な道標が無いく
 せにどうでもいい場所にはうんちくを長々と書いた案内板が多く一瞬たりとも気が
 抜けません…!


↑ぇえっと…ここを右折して"まっすぐ"か…"まっすぐ"ね…



↑・・・
 ま た や っ て し ま い ま し た orz
 目的地の田上公園と真逆ぢあないか!!!私の馬鹿1!!!!1
 

↑田上公園につきました。ここに着くまでに40分くらいルートミスしてしまいました…orz
公園内を通り、湖南アルプス登山口へそそくさと向かいます。



↑湖南アルプス登山口に到着です。近くの自販機で飲みほしたペットボトルをくず
 かごに捨て、新しいお茶を購入しておきました。東海自然歩道は不動寺を目指します。


↑アスファルトの坂をひたすら登ります。
 そういや今回は10km移動してますがまだトレイルに一度も入っていませんね〜。


↑宮川道の分岐に当たりました。
 不動寺へは階段の道は登らずまだまだアスファルトの道を突き進みます。


↑さらに進んだところにお地蔵さんがありました。
 少し前にスルーした休憩所と思われた場所が迎不動だったことを知り愕然とする。
 このあたりで霰がちらつき始めました。レインジャケットをはおります。


↑霰は激しい雪にかわりましたがなおも登っていくと本日最初のトレイルとなる分岐
 路に出ました。体に付着した雪はすぐさま水に変わりましたがデジカメの中に水を入
 れないように撮影するためにひと苦労です。


↑雪はさらに大粒になって花崗岩の山肌をみるみるうちに白く染め上げていきました!


↑すっかり雪化粧になった泣不動とご対面です。
 水まき用の水が凍結しています…つまり今の気温氷点下…!


↑泣不動を超えて雪が深くなった山道をさらに突き進むと不動寺の山門に到着しました
 門を抜けて中に入っていきます。
 


↑不動寺本堂の案内板です。


↑不動寺本堂に向かう階段の手前にある清めの水
 …は既にがちがちに凍結していました…



↑雪が吹雪に変わり本堂の写真がまともに撮れませんでした!最悪です!!
 かわりに石は取れました…。


↑最高峰にある奥の院です。太神山の三角点はすぐ近くにあります。


↑雪景色を見ながら昼食をとりました。
 しっかしたった1時間ちょっとでここまで積もるとはたまげたなぁ


↑不動寺を離れ、次は紫香楽宮跡を目指ます。こっから先はひたすら下り!
 画像は不動寺を下った少し先にある路傍休憩所です。


↑雪はやんで、今度は雪解けでぬかるむ林道をさらに駆けおります!!


↑林道が終わり、アスファルトの道に出ます。画像のルートでさらに進みます!


↑三筋滝がある路傍休憩地を越え、少しのトレイルの跡つり橋を渡りふたたび
 車道に出ます。


↑途中でうっかりこの施設に入りかけましたがそれっぽい道がありますが間違いです。
 東海自然歩道は田代バス停まで車道をひたすらず〜〜〜っとまっすぐです。
 

↑田代バス停で左折し、トレイルに入ります…が、
 昼に振った雪がすでに解けて非常にぬかるんでいます。ずっこけないように
 慎重にに進みました。


↑倒木+ぬかるみ道…スパッツ着用してて正解でした。


↑木の橋が朽ちて崩れかけてます…うぎ


↑木の橋を渡ってすぐのところで砂利が混じった車道に当たります。
 採石場を右手に見つつさらに駆け抜けます。


↑車道をず〜〜〜っと駆けおりるわけですが、途中に道標が全く無くルートミスしや
 すいそうです。どんどん駆けおりて行って画像の場所で矢印のように移動しましょう。


↑林道を抜け、信楽の集落に出てきました。
 またルートミスしやすい個所なわけですが、ここは道なりにまっすぐ行くのが正解です


↑交差点を越えこの階段を上がるとトレイルになります。
 紫香楽宮跡はもうすぐです。


↑ここは道標が無く非常に迷いやすい分かれ道にでますが、画像のように右手に
 進みましょう。





↑日が落ちてきた頃、紫香楽宮跡に到着です。
 東海自然歩道はこの真ん中を通り抜けます。


↑本日最後のトレイルとなる紫香楽宮跡の北入口までの道を駆け降り、車道に出ます。


↑本来の予定はたぬき村でたぬたぬの置物を買って雲井駅から帰る予定でしたが…
 営業時間が過ぎて閉店していたのでかなわずorz
 雲井駅に着いた頃電車が来るのが1時間以上先だったので紫香楽宮跡駅まで走り切る
 ことにしました。
 

↑車がびしばし通過する車道を走り抜け紫香楽宮跡駅に到着しました。すでに真っ暗です。
 次回は果たせなかった置物を買いに雲井駅から出発する予定です。




というわけで今回の走行で今年の走り収めとなりました。今回はテーピングでがちが
ちに固めたおかげで一切故障せず紫香楽宮跡駅まで膝があげで走り続けることができ
ました(一部登坂・登山道除く)。しかしながらやっぱり集落でルートミスしまくりです
今回の大ミスさえ無ければたぬたぬの置物買ってホクホク顔で帰宅できたものを…ぐぬぬ


そしてGPSのデータですが、ノイズ対策が功を奏したか分厚い雲+深い森+大雪にも
かかわらずデータがあさっての方向にならずしっかり捕捉してくれていました!。
またエアキャップにくるんだことによって途中で降った大雪の水分が侵入するのを
防いでくれたようで今設計中のGPSロガーにも同レベルの対策施したいなと考えてます。


今回記録したNMEAの生ログはこちらに。
間引きしたGPXのデータはヤマレコの私のページにあります。

次回はクソ寒い1月中旬に再開するつもりです。それまで平地でトレーニングです。

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