STM32F7CubeがV1.12.0になった

とうとう1年の半分が終わってしまいましたね…
STM32やOpenOCD関連は今でも地味に着実に更新が続いておりますのでこちらも
地味に紹介を続けさせていただきます…



さて、今回の更新ではSTM32F7の低価格帯製品であるSTM32F73xとF75xのサポートが
追加されています。それに伴いHALライブラリもV1.2.6にアップデートしました。

F73xやF75xはたぶん早々にNUCLEOが出ると思いますがリリースされたら購入して
レポートさせてもらいます。それと海外の人にも"H7の記事はまだか!?"と頻繁に
メッセージいただきますがH7シリーズはひたすらDiscovery待ちです
現行出ているH7は機能がちょっと微妙でF7から乗り換える利点があまりなく、
次世代のもうちょっと機能が上がった奴を待っている状態です。

もう一つの更新は…STM32F7もどっかのLPC4300シリーズみたいにQSPI等の外部
ROMにメモリマップドでつながったプログラムを実行できるのですがそれの実例が
追加されたことです。残念ながらSTM32の場合はブート時にいきなり外部ROM
から起動は出来ず一旦内部Flashでブートコードを経由して実行する仕組みに
なっています。

まぁF7の場合はキャッシュと莫大なRAMと内部Flashがあるので無理くそQSPIに
プログラムを実行しないでもいいのですが来月あたりに時間ができたら私も
実証してみたいと思います。


ということでSTM32F7CubeV1.12.0を反映したFatFs移植例はおきぱに公開したので
皆さんご利用ください。またFatFsも0.13bの新しいパッチが出ていたのでこちらも
盛り込んでおります!

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