STM32H7はぢめました・・・本当にいまさら


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
まってたぜぇ…この瞬間(とき)をよぉ…!

出る出る詐欺で一向に出る気配がなかったSTM32HのDiscoveryがついに私の
手元に入りました…!本当に長かった…!(※正式名称はSTM32H747I-DISCO)



基板の形状はSTM32F769I-Discoveryとほぼ同一ですね


メインCPUはH7シリーズ第二世代のSTM32H747XIH6です。第2世代になって何が
変わったかというとなんとCortex-M4コアがもう一つ付いたデュアルコア構成と
なっております!!!!


そんでもってビルトインされたSTLinkも最新のV3仕様で使用CPUはSTM32F723です!
なんとオンチップでUSB-Highspeedの物理層が乗っかっているすごい奴なのです!!


SDRAMはISSI製の32Bitデータバスの32MByteの奴が乗っかっています。


液晶を外して基板表面も見てみましょう。液晶モジュールはSTM32F769I-Discoveryと
全く同じMIPI-DSI接続のWVGAなTFT-LCDです(容量性タッチパネルICも同じ)


LANの物理層はおなじみMicrochipのLAN8742Aです。


そしてこの多CHフォトカプラみたいなのなに…と思ったのですがこれがQSPI-ROM
なのです!マイクロンのMT25QL512ABB8ESF-0SITが乗っています。


そして基板の反対側にもついている。STM32H747XIでは2つのQSPI-ROMを一つの大
容量クアッドSPI-ROMのように使えるDUAL-QUAD Modeが搭載されております!


I2S-CodecはおなじみのWM8994Eです。


そしてArduinoスタイルのコネクタの他にもI/Oを外部に拡張できるコネクタが
新設されました!Xbeeとかをそのままつけられそうですね〜



ぜんぜんピン間隔ちがってたorz


外観はこの辺にしておいてUSBMicroケーブルぶっ刺して通電です!
STMicroがイチオシするSTemWinとTouchGFXをふんだんに使用したでもアプリが
起動します。


TouchGFXはSTM32F769I-Discoveryの時のようにCPUの負荷状態とか見られる機能や
JPEGやDMA2Dみたいな各種ハードウエアアクセラレーションの効果を見ることが
できるプログラムもあり…おや…これは…


ク ソ ゲ ー 再 び
モーやってられませんわこれ(←律儀にやる人


さて、STM32H7でもいつものベアメタルでとりあえず組んでみる予定です。
現在はLチカにはぢまってねむいさんのコンテンツでは欠かせないDMA動作を絡めた
FatFsの実装まで完了しております(画像はLED点滅しているところ)。

H7に上がって機能も制約もF7とは段違いに変わってますので実装を進めながら
次回以降にみっちりと解説していけたらと思います!

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