いろいろ試す33

冬が過ぎたと思ったらもう夏ですね…いやはや今年は本当に展開が早い
…STM32H7Discovery遅いな…H7自身もリリース遅れ気味ですし

●携帯音楽プレーヤーのリチウムポリマー電池を自力で交換する

!注!
リチウムイオン電池およびリチウムポリマー電池は取り扱いを誤ると簡単に
爆発炎上します!特にはんだ付けタイプのものは作業中にショートを起こし
やすく、はんだ付けの熟練者以外は絶対に興味本位で取り扱わないでください!
また、当ぶろぐエントリをもとに電池交換の真似をしてあらゆる被害をこうむった
如何に関わらずねむいさんは一切の保証をいたしませんのでくれぐれもご注意
願います!





2018年の現在ではスマホでなんでもできるようになってしまいましたがなんと
ねむいさんはまだガラケーですがそんなことどうでもいいのですがかつて隆盛を
極めた携帯MP3プレーヤも家電量販店のごくごく片隅にひっそりと販売されている
始末です。

当時のヨドバシ梅田店でcowonという南朝鮮のメーカ製のiaudio9(その後9+に
買い替え)を購入しトレランのお供として長らく使って参りましたがとうとう内蔵
リポ電池が消耗しきってしまいました。
5年以上も前の製品なのでサポートがあるかどうかも怪しく、保証もとうに切れて
いるので自分で交換してみることにしました。


ねむいさんのトレランのお供としてゼERO再生機と化したiaudio9+の背面です。
野外で使用しまくったためかなりボコボコ…
中央に見える黄色いテープはiaudioを操作中に突然ブーと大音量で鳴って操作
不能になる不具合に陥った際にリセットスイッチを押すためのピンを本体に
張り付けるためのものです。


スマホの皮むきツールを駆使して丁寧に裏蓋を外します。幸いにもリポ電池は
交換しやすい場所にあります。


リポ電池のアップです。リポ電池の型番は電池サイズが容易に分かるように
なっていてiaudio9+ではPR-383540なので厚さ3.8mm、幅35mm、長さ40mmとなります。

残念ながらそのものずばりは存在しないのでebayでそれに似たサイズの奴を探して
きました。とりあえずオリジナルよりも3サイズが小さければ問題ないです。
そして…


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!


2週間ほどでやってきました。税関でボッシュートされるかもと思いましたが。
ねむいさんが購入したリポ電池は403040サイズのものでiaudio9+に十分入る大きさ
でした。


それではリポ電池移植手術開始!
安全上リポ電池は過充放電防止回路やショート防止回路などが組み込まれている
(はず)です。ねむいさんも購入時は細心の注意を払って選んで買ったつもりですが
絶対に作業中にショートさせないようにして挑みました!


もとの電池を除去して新リポのリードを短く切って剥いて本体に慎重にはんだ
付け…あああ手が震える…もちろんもう片方のリードは厳重に絶縁しておきます。


そしてマイナス側…はんだコテでショートさせないように周りにマスキングを
貼り鉄壁の防御で作業開始…!GNDパッド広すぎて熱が伝わらん…


はぁはぁ…ッッできた〜〜!


そして緊張の火入れ…こちらも無事起動です☆
これでiaudio9+が復活しました!やったぜ!


ねむいさんiaudio9+を気に入ったので流通在庫があるうちにもう一台確保して
おきました。定期的に電池交換すればあと40年はゆうに戦える!!




●PCショップで販売されている廉価版のサンディスク製産業用マイクロSDカード
昨年サンディスク製の産業用microSDカードを紹介しましたがS.M.A.R.T(以下SMART)
が取れるものと取れないものがあるという検証も紹介しました。
今年に入って32GB版と64GB版のバルク版が安価で出回り出したので私もさっそく
一枚購入して動作確認をしてみました。


これが32GB版の廉価版です!


よく見るとSDSDQAF-032G-IとなっていてSDSDQAF2ではないことがわかります。
つまりこれはSMARTが取れない第一世代の製品である事を示します…が…!?


とりあえず第二世代の奴と並べてみました。
しまった…そっくりすぎてどっちがどっちか分からなくなった…


後ろから見た図です。
基板パタンに違いが見えますが製造プロセスで同じ世代でもいくらでも変わり
ますのでこれで判断することはできません…



とりあえずSDFormatterで更地にした後にベンチかけてみました。
読み書きは昨年の第二世代の奴と大差はないようです。


STM32のいつものでSDカードの情報を抜き出してみました

FatFs module test terminal for STM32F427IIT6
LFN Enabled, Code page: 932
AppVersion : W.I.P
Build Date : Jul 17 2017
>fg piano
rc=0 FR_OK
>fo 1 ftbt.mp3
rc=0 FR_OK
>fr 132949600
132949600 bytes read with 19019 kB/sec.
>ds 0
rc=0
Drive size: 62333952 sectors
Erase block size: 8192 sectors
Default r/w block size: 512 bytes
Card type: SDv2(Block)
CSD:
00000000 40 0E 00 32 5B 59 00 00 ED C8 7F 80 0A 40 40 C3 @..2[Y.......@@.
CID:
00000000 03 53 44 53 43 33 32 47 80 90 5C 11 05 01 1B 0D .SDSC32G..¥.....

Parsing SD CID Register
Manufacturer ID :0x3
OEM/Application ID :SD
Product Name :SC32G
Product HwRev :8
Product SwRev :0
Serial Number :0x905C1105
DateCode.Month :11
DateCode.Year :2017

OCR:
00000000 C0 FF 80 00 ....
SD Status:
00000000 80 00 00 00 05 00 00 00 04 00 90 00 0F 05 00 00 ................
00000010 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000020 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
00000030 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 ................
SCR:
00000000 02 35 80 01 00 00 00 00 .5......

Parsing SCR
SD Spec Version :2
SD Spec Version 3 :1
SD Spec Version 4 :0
SD Spec Version X :0
SD Security :3
SD Bus Width :5

SD_Spec V3.0x!
Detected as SDHC Card!
Available NS(or HS) Mode Only.

ぇええ…なんと2017年11月製ですって…
第2世代と並行して作っているということですか????まぁいいや


とりあえず前回のようにSMARTの取得を試みましたが…
残念ながらCMD56に反応せず、フン詰まりになってしまいました…
読み書き性能は第二世代と互角ですがSMARTの取得ができずCMD56送信による
寿命判定ができないという結論になりました。


以上のような結果になりましたがSMART機能が必要なければパッケージ品よりも
安い値段で32GB・64GBの産業用のmicroSDが購入できてしまいますので寿命判定
機能はいらないけど耐久性のあるカードが欲しいという方にお勧めです☆

OpenOCD小ネタ21 -Cortex-M系のcfgファイル大変更の件-

一か月経ってしまいましたが先月末OpenOCDに結構デカめの変更がマージされました。

内容はSWDのインターフェース(DAP)を持つコア、つまりCortex-M0,M3,M4,M7に対して
"dap create"というコマンドが付与され、OpenOCDを動作させるためのcfgファイルの
定義も一新されています。

2018年現在はCortex-M系のデバッグはもはやSWDが主流になっているのでTAPではなく
DAPがよりふさわしいという判断からこの変更が加わったと考えられます。


さて、具体的なcfgの変更内容は以下のようになっています。

swj_newdapの定義の下の行にdap createコマンドが追加され、さらにtarget_create
コマンドで先ほどdap createコマンドで指定した値を"-dap"の引数で付与する形に
変えられています。

使い勝手に関しては依然とまったく変わらずそのままの感覚で使用可能なので特に
注意することはありません。

ですがねむいさんが公開しているOpenOCDのバイナリはねむいさん特製のcfgファイルが
存在しているのでこちらの定義は手作業ですべて修正しておきました。
cfgごとに結構表記ブレがあり地味につらかったです。特にデュアルコアの奴はめどい。
一応できる限り実機確認は行い安全を確認したうえで公開しており、ぶろぐトップでも
注意喚起はしておりましたが冒頭で述べたとおり一か月経過して特に使用された方から
の不具合連絡もなかったので問題なく移行できたと思います。
バイナリとは別に単独で公開しているcfgも同様に更新しております。

そんなわけで地道に変更や改良が続けられているOpenOCDをこれからもよろしくお願い
します!いつの間にかOpenOCDももう12周年ですよぅ。
ああそうだこのぶろぐも来年で10周年だ。

GNSSモジュールを試用する18 -みちびき四機体制記念-

2018年現在、日本製準天頂衛星「みちびき」は4機体制(うち一基は静止軌道)
となり試験運用されております。最も新しく打ち上げられたQZS-4(PRN195)もすでに
脱皮して試験稼働しているとの事でねむいさんもさっそくみちびきの受信状況を
ねむいさん特製GNSSロガーで確認してみました!


結果は後にしてとりあえず今回の走行ルートにあたる熊野古道の攻略もばっちり
進めてきましたのでしっかり見て行きなさい!


●2018.04.01 近畿自然歩道((道方〜)村山〜南島棚島)


前回の続きで南伊勢に向かうバスに乗るために伊勢市駅へ…
バスの待ち合わせのため近くの月読宮にお参りし道中祈願をします。


伊勢市駅からバスで1時間拷問タイム…
今回も三重交通の株主優待拳で費用を節約して移動です!



昨年末にも来た道方バスからスタートします。今回はR260をまっすぐ
西に向かいます!道路わきには満開の桜がお出迎えです!


阿曽浦口につきました。
はるか向こうには前回通過した南島大橋が見えますね★



今回の近畿自然歩道のエントリポイントはさらに西にあるの村山という
場所ですがかつての街道「熊野脇道」になるべく忠実に追ってみますが…
道が消滅して草かきわけで道路に出たりで前途多難です…



当面はR260の旧道に沿って"浦"めぐりをします。
桜と海の絶景が楽しめる良い季節です♥


そして熊野脇道に忠実に進み過ぎてまた迷う…
山桜が舞い散る中東宮トンネル上の古道を探し回った挙句
強引にR260に降りてしまうが…


おあつらえ向きに階段ができてるorz
無理に道なき道進まないでよかったやん


トンネル上の古道は今の整備され残されています。



東宮トンネルを抜けて奈屋浦に出ると川村瑞賢ゆかりの史跡が
多数みられます。


大仙寺です。ここも川村瑞賢ゆかりのお寺です。



街道は大山寺の東を北上し標高を上げていきますが…
道が消失してやがります…


はぁはぁ…R260をクロスして再び山の中へ…


なんだこの傾斜角!?
トカゲのようにへばりついて登る…


完全にシダで踏み跡も消えコンパスと地図を頼りに稜線を歩きます…
あ!先が開けてる!?


何とか林道に出ました…
(苦労しなくてももっと下からこの林道に沿って上って来れる場所があった)


再びシダラビリンスへ…ココハダレワタシハドコ


8年間の道迷いの経験と動物的直感で無事に熊野脇道に復帰して
R260にも復帰…!さすが私…
ちなみに今回の行程でここが一番の難所でした…


R260はかつての街道をクロスしており
その地点には昔のお地蔵さんが整備されています。


山の中を抜け、河内川沿いに海に向かいます。
途中には倭姫命腰掛岩なる碑石が立っています。


海だ〜〜!私は戻ってきた!


さてここで問題発生です。
ここ神前浦(村山口)は近畿自然歩道「竈方集落をめぐるみち」の起点に相当する
場所なのですが忠実にルートを手繰っていると帰りのバスの時間にまったく
間に合わなくなってしまうため、一部はぶっちしてR260をぶっ飛ばします!1!!1!


てわけでショートカット開始!!
海沿いではないですが桜並木が美しく見てて飽きません♥



この地域はリアス式海岸のため結構上り下りがあり、旧街道は峠を何度も
越えたりしていました。再び近畿自然歩道と落ち合いますが熊野脇道は
「トンネルを直進(トンネル開削前は直登だったらしい)」のため、旧道の
近畿自然歩道に相当する峠道はぶっちですぶっち!



スーパーショートカットを駆使して栃ノ木竈に。
集落の入り口には役行者が祀られています。



自然歩道はトンネル直進ですが脇道はトンネル迂回です…
今回は迂回します…そして古和浦へ



古和浦漁港の対面の斜面には古和一族の碑が配座しています。


さらに旧国道に相当する古道を進むと北野神社に。
ここから標高を上げニラハマ展望台に向かいます。


3年前、超激曇りの最悪のコンディションにここにきてしまいましたが…
今はどうだ!?


oh....素晴らしい…♥
ちょっと霞がかかっていますがお日様が顔を出してくれました…


ニラハマ展望台も桜の花が満開ですね〜☆


展望台を超えると海の水が思い切りきれいな棚橋に出ます!



新桑竈と棚橋竈がある南島棚橋バス停に到着。
バスの15分前に無事到着です…。ショートカットしまくりましたが
3年前は忠実にルート手繰っているので今回熊野脇道中心ですしセーフですセーフ!



少し時間ができたので棚橋竈を散策します。
南島棚橋バス停近くの廃校跡にできた道の駅はつぶれてしまったようです。
3年前は自販機もトイレも使えたのですが…

実は熊野脇道はここから新桑竈を通り姫越山を越えて錦に降りるのですが…
この南島棚橋バス停が付次の出発地点になるのですがトイレも自販機も
なくなった今ちょっと事前準備が必須のようです…。
ちょっと作戦を組み立てなおさないといけませんね。


そして桜吹雪舞う中帰りの町営バスに乗って道方へ…(一時間かかる)
4分くらい遅れてたので来ないのかと思ってビビりました…


ちなみに一時間かかる理由はR260を直進せず一旦いろんな集落を
めぐるためで地元の人の足な訳ですね〜


そしてさらに1時間の拷問を経て伊勢市駅へ…バス移動のほうが疲れた…


特急待ち時間が少しできたので伊勢神宮の参道を散策します…


t n t n モ マ セ ロ(ゼERO)
とりあえず伊勢市に来たらこれです!


シモネタは置いといて熊野脇道もこれで大方つながりました。後は最大の難関、
姫越山を越えて錦に降り、紀伊長島まで向かうルートの攻略となります!

近畿自然歩道((道方〜)村山〜南島棚島) GPSログ


そして肝心のみちびきは何基とらえられたか!?
GNGSVセンテンスからサテライトIDを抽出します!!






…ッッ!!!
っしゃぁっつ!!現行のにみちびき3機分捕捉成功ッ!!!

ちなみに静止軌道のみちびき参号機は捕捉できないのかというと、MT3333搭載
モジュール
を使用したわたしのGNSSロガーではNOです。
三号機のPRNは199で残念ながらハードウエアレベルでQZSSの旧仕様のPRN193~197
しか対応していないため認識ははされないそうですorz
秋月のGNSSモジュール販売のQ&Aでも同様の回答があります。

まぁこれでもGPSのように捕捉できる衛星が3つも増えたことになるので
これでますます使い勝手が上がり頼もしくなる存在と思います!

だからメンテ頑張ってくださいJAXAさ〜〜ん!

STM32F7CubeがV1.11.0になった

あと2日で新年度になってしまいますね〜。私は相も変わらずの日々となっております。
これからさらに忙しくなりそうですが月一の更新くらいは続けていこうと思います。
ていうか最近月末ばっかりになってるー!!


さて、STM32F7Cubeライブラリが表題のとおりV1.11.0になりました。ねむいさんの
記憶では前回更新が今年はじめのV1.9.0でV1.10.0はどこ行ったんだという野暮な
突っ込みは昔からSTM32弄ってる奴にとってはその程度1LSBの誤差にも入らないから
まったく問題ないでしょう。

私が注目した主な変更点は以下のとおりとなっています。
・全般
->Improve cache management for all examples and applications
using cache maintenance routines.

キャッシュメモリの扱いを改善したそうです。ていうか今まで適当だったんかい##
ちなみにねむいさんは数年前からF7シリーズのキャッシュの扱いを自分なりに纏めて
適切に設定しているので私のおきぱの作例については特に問題はないです。

・HALライブラリ
->Add new macro to get variable aligned on 32-bytes,
  required for cache maintenance purpose.

これもキャッシュがらみですね〜・・・CortexM7のキャッシュは32Byte単位なので
理由も分かりますが・・・


・・・??????
ねむいさんにはなにがどう改善したのかちょっと分かりかねますが多分なんか
改善されているのでしょう・・・もしかして無意識に問題回避してるのかも・・・


というわけで新しいHALライブラリを反映したSTM32F7向けのFatFs移植例は既に
おきぱに反映しておりますのでどしどしご利用ください。

ついでにSTM32F4CubeもV1.21.0にアップデートしていますがこっちもV1.20.0どっかに
落っとこしてきたみたいですがF401RE-Nucleo板上で問題なく動作を確認しており
ますのでこちらも既に反映していますのでどしどしご利用ください!



そして2017年度最後のぶろぐ記事も書き終えたところでOpenOCDのメーリング
リストから久々にかなりの大変更がマージされた報が飛び込んできました・・・
これcortex-m以降のすべてのARMマイコンに関わる大変更になるので次回の
OpenOCDのエントリにてみっちりと解説していきたいと思います・・・!!

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