いろいろ試す24

今年の暑は夏いですね・・・・
頭が沸騰して凝固しないように少しでも文章を残す訓練をしないと・・・


●LPC11U14の悲劇
マジかよ・・・ユーザーマニュアルにはROMディバイダあるって明記してあるのに・・・


というわけで実機で調べてみました。ねむいさんの持っていたLPC11U14Expressoは
最々初期のLPC11U14が乗っています。


0x1FFF1FF8にはROMドライバのアドレスが格納されています。実アドレスは
0x1FFF1E38となっています。

LPC11UxxのROMディバイダへのポインタが格納されているアドレスはその先頭
から16バイト先にあります。つまり0x1FFF1E48に有効なアドレスが格納されて
いない場合ROMディバイダは使用不可能となります!


ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ーーーーーーーッ!!!!

・・・
NxPのLPCマイコンはこう言う罠がたくさん張り巡らされていますのでユーザー
マニュアルとか鵜呑みにしないで海外のフォーラムも積極的に巡って情報を
収集してください。

そいえば2年位前ねむいさんが指摘したLPC1500のIAPのアドレスが間違ってる件
2016年現在まだ治ってない・・・NxP(xは伏字)さんにメッセ送ったのに・・・。


●STM32Primer2を使ったGNSSロガーのリポ電池を変更
ねむいさんはトレランのトラックログ取り用にSTM32Primer2にハード的改造を施し、
それをGNSSロガーとして使用しております。電池もSparkfun製の1000mAhのリポ電池に
乗せ買え12h以上稼動できるようにしていました。
そして2010年から約6年間もの間戦い続けてきたそのリポ電池もかなりへたってきたので
交換する運びとなったわけです。

・・・がしかし!!!なんと昨今の規制強化のせいか850mAh以上の大容量のリポ電池が
軒並み販売終了となっていて購入する事が出来なくなっておりました!!!

探しに探しまくってこちらの通販会社さんから1000mAhのリポ電池を購入する事に
しました。最悪中華直販から輸入も考えたのですがチャイナボカンされたら困るので
国内から購入できる店があって助かりました♥


で、来たのはこちら。
6年前に購入したSparkFun製のものより薄く少し長くなっています。もちろん保護
回路付コネクタ付です。


元からついているコネクタは不要なのでJSTのRCYコネクタに付け直しました。
これで電池の脱着が自由に出来ます。・・・以前はテストのために直付けしたので
6年間そのままにしてましたが今回の電池交換でようやくです。

ぁーちなみにハーネスの力がかかる部分をポリイミドテープでガチガチに固定して
ますがこいつ意外と剥がれません!wifiモジュールをポリイミドでガチガチに固定してた
EnchantMOONのこと「こんなん振動ですぐ取れるやん」とさんざ馬鹿にしてましたが
前言撤回ですすみません!!でもよい子は真似しちゃだめだよ!


もちろん交換後も無事正常起動しました。
2016年真夏の炎天下の近畿自然歩道でバリバリ活躍しております!

たぶんねむいさんが世界でSTM32Primer2をいちばん長く使い続けてる女だと
思います・・・!もちろんあと30年は電池交換し続けて使い倒しますよぅ!


●FatFsに大量のぱっち
今年の四月にExFatに対応したChaN氏のFatFsですが、ねむいさん含めた有志からの
使用報告を受けパッチがパチパチ当たってます。現在はpatch7まで行っていますが
ねむいさんもそれに即追従してアップデートしております。

私が特に力を入れているSTM32F7をはじめSTM32F4系、STM32F1系も順次最新のものに
アップデートしております。皆様どしどしご利用ください★


●ウィルキンソンドライコーラ

・・・
甘味抜いたタブクリアだこれ


●おそロシアふたたび
Latticeの提供しているプログラミングツールはFT2232H系のデバイスに対応して
いてJTAGKey2CompatibleでもEEPROMを書きかえるだけでLatticeのプログラマに
化けるナイスな対応をしてくれましたが、AlteraとXilinxのツールはかたくなに
FT2232系のデバイスには対応しておりませんでした。
しかしながらロシアから恐ろしい刺客がやって来たのです・・・!もちろんLatticeと
違ってかなりダーティな裏技なので詳しいやり方は伏せさせていただきます・・・。

こちらのロシア系BBSのリンク先にあるとあるファイルにAlteraのプログラミング
ツールにFTDI系デバイスを対応させるdllがあり、それに差し替えるだけでQuartus
からAlteraのCPLD/FPGAのプログラミングツールとして使えちゃいます!!!


↑実際に使ってるところ。書き込み速度はもちろん超★爆★速!
 もうこれでUSBBlasterもどき作らなくてもいいんじゃ♥


そして問題のXilinx....
ねむいさんは過去に何度もXに挑戦し敗れてきましたがおそロシアのおかげでついに、
ついに攻略せしめました!!!!
注:ただし以下の条件を全て満たす必要があります。
  1.FT2232Hのみ有効。FT232HやFT2232Dは不可!
  2.FT2232Hにぶら下がるEEPROMは93LC56もしくは93LC66のみ有効。
    93LC46はユーザー領域が足らず不可!
  3.JTAGKey2 Compatible Rev.5を使用する場合、メインモジュールの
    DLP-USB1232Hに搭載されたモジュールが93LC56or93LC66である事。
    これは何が来るか分からないのでばくちですね・・・しかもQFNパッケなの
    で引っぺがすのは普通の人にはちょっと無理でしょう。
    かわりにFT2232H Minimoduleがオススメです。これ93LC56乗ってますし。


↑コツですがMProgを使ってEEPROMのデータを書きこむときにシリアルナンバを
 "有効"にしておきます。この後FTDI_User_Area_Writer.exeを起動しMprog/FTProg
 からは書き込めないユーザ領域にデータを書きこみます。


やったぜ。Digile○ntのJTAG-HS2として認識されました♥ちなみにISE14.7は
プラグインの調達の必要もなくIMPACTから普通に使えます。


実際にSPARTAN3をつなげてJTAGチェインを見てみます。


やったぜ!


もちろんふつうにコンフィグレーションできます♥


2010年からずっと奮闘してきた内容ですがようやくつっかえていた小骨が取れた
感じです♥EEPROMを書き換える少しの手間はありますがこれでねむいさん謹製の
JTAGKey2Compatibleが更に強力なフラッシュ書き込み/デバッグツールとして
活躍していけると思います!!

STM32F7を使ってみる13 -STM32F769I-Discoveryを動かしてみる2-

>ARM、禿に喰われる
>ARMはもう終りDA!

うろたえるな小僧共ー!

(↑C.V.牡羊座のシオン様で)

禿の習性からして中身ろくに見ないでまーた買い物のための買い物やっただけだから
アリババの時みたいにどうせすぐにリリースしちゃうでしょう。
ていうか"買収する"と言ってるだけで20160803の時点で買収が完了"した"とは
言ってないのでまだ禿に喰われてすらいない段階ですね。

こと電子工作で使用するARMマイコンの範囲においてはまったく何の影響も出ない
と思います。尤もARMが禿に衰退させられるような程度のジョンブル野郎だったの
ならねむいさんのほうからお断りで自然歩道一本に絞ってこのぶろぐ続けます。

というわけでこの件についていろいろ質問もらったので虹裏メイドねむいさんとしての
見解をさせていただきました。かしこ。

20160906追:
正式に買収完了と同時に上場廃止になりました。
ねむいさんとしても今後の禿の動向に注視いたします。
最悪のシナリオは小規模マイコン向けのコアIPが捨てられることです。
20160906追:






































すみませんうっかり本日のぶろぐ終わらせそうになってしまいました。

今回は主にSTM32F769I-Discoveryに実装されたAudioCodecを利用してサウンド
再生機能つけるべく頑張ってみました。

●STM32F4-Discoveryからのサウンド再生機能の移植

STM32F769I-Discoveryはご覧のとおりAudioCodec(WM8994)とは生粋のI2Sでは
無くSAI(SerialAudioInterface)のI2S機能から接続されています。
基本的なものはSTM32F4-Discoveryの時と同じなので基本的な部分を押さえつつ
F7のHALに合わせるよう移植していきました。


困ったのがサンプルレートから実際のI2S用のクロックを生成する関数で既存の
BSPの関数を流用すると何でか2倍速で再生してしまうという現象にぶち当たって
しまったことです。
これなんとなくHALのバグっぽいな〜と思っているのですがeMMC対応したとき
かなり時間を喰って懲りているので深追いはせず、自作のテーブルを参照して
適切なPLL値をPLLI2Sに付与する関数を経由させるようにしました。
ややこしいですがSAIのクロック元はPLLI2Sから供給しています。BSPもそのように
なっています。


ていうわけで2作業日くらいで移植完了です。
画像はmp3ファイルを再生しているところです。画面のIART,INAMはID3v1もしくは
ID3v2タグを解析し表示しております。aac,wavファイルも同様に再生できます。


最初にmp3を移植した頃は良く分からなくて実装していなかったのですが、ID3に
格納されている"UTF-16LE"の文字列をChaN氏のFatFsに収録されているff_convert()
関数を用いてS-JIS形式の2バイト文字に直して表示するようにしました。もちろん
ascii形式でも崩れないように対策済みです★
ていうかID3関連はかなり長い期間適当に作って放置しててID3タグ解析の段階でコケて
mp3/aac形式ファイルが再生できない場合があったのず〜〜〜〜〜〜っと放置してました
ごめんなさいごめんなさい!!!!!
STM32F4のほうも今回の修正は横展開しておきましたのでご安心ください。

STM32F769I-DiscoveryなんてもってないYO!という方もご安心ください!
makefileの定義を変えるだけで秋月さんのところで購入できるSTM32F746G-Discovery
でも同じようにオーディオファイルの再生が可能です!



そいえばビットレートが高いデータをサーキュラDMAでバリバリ送る使い方すると
SDIO/SDMMCのDMA転送に干渉してコケる問題はSTM32F7になっても解消されていない
のでmp3/aac/wav形式対応にした場合SDMMCはDMAでは無くFIFOのポーリングで転送
するようにしておりますorz

さらにポーリングの場合はSDIOのクロック周波数が高い場合受信時のアンダー
フローが起こりやすいのでハードウエアフローコントロールを有効にするように
しました。STM32F4ではエラッタで使用不可とされてきましたがF7シリーズでは
解禁です★

さらにさらにですが昨年STM32F4で行ったアライメントズレ対策をSTM32F7に展開
して実装した際に大バグを作りこんでいた事が発覚しコレも修正しています・・・
一年以上ほっぽっていましたが皆raspberryに逝っちゃってSTM32F7に見向きも
しなかったのでばれずに助かりました・・・これもID3タグ解析の実装見直したときに発覚orz



●画面がでかくなったからでかいサイズの動画再生してみる
ChaNさんのLPC2388向けFatFs移植例には独自形式で動画を再生できる機能がありま
した。ねむいさんはこれを他マイコン向けに拡張しつつ使い続けてきました。

STM32F769I-Disccoveryになって画面サイズが800x480に一気に広がったので、
少しデカめのファイルを作ってちゃれんぢです。

とある動画からAVCフォーマットでエンコードされたmp4形式のファイルをAviutilで
無圧縮aviにしてそこからChaN氏のツールで独自形式のファイルに直します。

ちなみに独自形式に変換するavi2imgはChaN氏のFatFs実装例ffsample.zip内¥lpc23xx¥tools¥にあります。
今回のねむいさんの移植例ではDMA2Dの関係でビッグエンディアンが要求されるので
avi2imgを自前でビルドしなおさなければなりません。さらに最大サイズも変更する必要が
あります。真似される方はご注意ください。


再生するプログラムのほうも少し手を加えました。
ファイル名と現在フレーム/総フレームを表示できるようにしておきました。

また、display_basis.hのENABLE_PERFORMANCE_MEASUREMENTのdefineを有効にすると
上記の代わりに一秒あたりのフレーム数を表示できるようにしました。


この動画は640x360サイズあります。一ドットあたりRGB565の16bit=2バイトあるので
一画面あたりのバッファサイズは640*360*2=460800byte必要です。そこから30fpsの
動画を表示せしめようとしたら460800*30=13824000(byte),つまり約13.8MByte/Sec
の速度で読み出さないといけないためSDMMCのNomalSpeedMode(MAX12.5MByte/Sec)
ではまったく歯が立ちません。


この動画はオリジナルは29.97fpsとなっており、そこから生成されるimgファイルも
同じく29.97fpsのためノーマルスピード(ねむいさんの移植例ではSDMMC用のベース
クロックがPLLSAIから生成される48MHzからのため最大12MByte/Sec)では先に述べた
とおりまったく足らず20fps前後しか出ません。


SDMMCのクロックをハイスピードモード対応(ねむいさんの移植例では最大24MByte/Sec)
にすると転送が余裕で間に合うためきっちり29.97fpsが出ます♥
う↑ま↓ぃ↑やったぜー
さすがにこれ以上のサイズだと転送サイズも肥大化していくためスムーズな再生は
難しくなりますがねむいさんはタイチョウの作る動画がオリジナルサイズとFPSで再生でき
ればそれで満足なのでコレでよしとします。ぜんぜんよくないですけど。
使用するSDカードそのものの転送速度も重要になるはずなのでこちらを熟読して、
私の真似される方はカードもしっかり選んでみてください。







・・・ぇ?元の動画を見てみたいですって?・・・まあ別にいいですけど動画内コメントに
警告がありますが桁外れにヤバイ内容なので無理だと感じた方はすぐにブラウザを
閉じて退避した方がいいと思います

"すぐに"を具体的に言うと最初の3フレームめまでです。時間で言うと100mSec以下の
反応速度でブラウザを閉じれば安全となります。ねむいさんのぶろぐを会社や学校
から見ているクレイジーな方々はuSecオーダーで超反応できる人間だらけなので
多分大丈夫と思います。ちなみにねむいさんのSTM32F7のサンプルから再生した場合、
タッチパネルの読み込みが100mSec間隔のため逃れられません。覚悟してください。

ねむいさん的にはゼEROの中でもコレはテーマ性・ストーリー性・変態性・音楽性・
危険性・テンポ・○ンポの全てが危険水準を大きく逸脱した迷作中の冥作であり、
634タイチョウの無限の可能性と危険性を垣間見ることが出来る貴重な作品であると確信
しているのですがリアルタイムで投下されたときはこの人本当に気が狂ってしまった!
と思ったのですがこんなヤバイ動画ばっかり作っててラブライバーに自爆テロ食ら
わないのかYO!大丈夫か曜!とか思っているのですがねむいさんもイケナイお口のほむコラばっかり
やっててやってる事あんまし変わらないかもと思っているのです!
が!
虹裏メイドねむいさんは「ラブライブ!サンシャイン!!」を応援しております!
.見ないと注↑射↓なんですぅ♥










戯言はこの辺にしてちょっと早いですが上記の更新を追加したSTM32F7のいつもの
をいつもの場所に上げておきます
。この一ヶ月間でFatFsにも大量にぱっちが
当たってR0.12aになっていますので全て適用しております★
上のほうでも述べましたがSTM32F4にも横展開しましたのでSTM32F4-Discovery
しかもっていない・・・!なんていう方も安心です♥


次回は真面目にブログ更新します!!!!!!!!!!!

STM32F7を使ってみる12 -STM32F769I-Discoveryを動かしてみる-




超忙しい状態が続いてるせいかせっかく買ったのに半月ほど寝かせてたらその間に
円安が進んで損したF**K!!

それはおいといてSTM32F769I-Discoveryを私も手に入れました★昨年販売された
STM32F746G-Discoveryを機能的に踏襲しつつ新たな機能が更に盛り込まれています。


今回の目玉はMCUのF7系最強のSTM32F769Iなわけですが、今回ついに、ついに倍精度
浮動小数点ユニットが搭載されることとなりました!!長かった・・・
ついでに細かいCortex-M7のエラッタがさりげなく直されていますがあとで紹介します。



ハードウエア的には前回は16bit分減らされて容量も半分しか使えなかったSDRAMが
32bit分全開使えて容量もアップした事とすっかりおなじみになったQSPIも64Mbyte品
に容量アップでまさに最強に強まっています!!!


では早速電源投入を・・・
・・・ぁ・・・microUSBコネクタだ・・・


microUSBケーブルを引っ張り出してきて改めて電源投入!


なんかTouchGFXというのとEmbeddedWizardとかいうのが新たにメニューに追加
されていますね。


TouchGFXのBirdtheCoinとかいうのをやってみましょ


・・・!!!
クソゲーすぎる・・・
DMA2Dのパフォーマンステスト兼ねてるみたいですね。


さてお次はEmbeddedWizardです


容量性タッチパネルコントローラの機能を最大限に生かした入力デモが利用できます。


このようなオシロ風表示もらくらくです★




お遊びはこの辺にして私のいつものをF769Iに移植してみました。

移植に関してですがF746シリーズと決定的に違う点は内蔵RAMが増量、PLL-Rが追加
されているのと倍精度浮動小数点演算ユニットの対応です。
newlibで倍精度演算ライブラリを利用できるようにするためにはGCCコンパイラに
"-mfloat-abi=hard -mfpu=fpv5-d16"を渡すべきです。

後は液晶表示のためのペリフェラルがRGBでは無くDSIを利用している点です。
DSIは速度が速すぎるため、他ポートとの兼用はしておらず完全独立しております!
DSIの叩き方等の見本はBSPが充実していますのでライセンスに乗っ取ってまるっと
利用させてもらいます。

そんでもってSDMMCのポートは二つに増えましたがこのボードではSDMMC2のみを
SDカード用のポートとして利用していますのでこちらに替えるようにします。


そしてOpenOCDでビルドしたバイナリを焼く・・・!
ねむいさんのおきぱのOpenOCDバイナリはSTM32F76x/77x系にすでに対応しています★


いつものが無事起動しました。SDカードもしっかり見えてディレクトリを読めています!


libjpeg,giflib,libpng等の画像デコードもいつものように無事に表示できてます♥
でも展開時の表示がなんかもたついてる感じがするんですよね・・・
解像度が800x480に上がったせいかはたまたDSIとDMA2Dの連携が上手くいってないのか
この辺の調査は次回に繰り越します。


あと今回重要なポイントは冒頭で述べたCortex-M7コアのエラッタでデバッグ時に
ペンディングビットが立った状態だとブレークポイント張ってないのにもかかわらず
強制的にその割り込み処理の先頭でブレークしてしまうと言うちょっと厄介な
エラッタが修正されています。
画像はF746におけるUART割り込みでブレークポイント無効なのに何故かUARTの割り
込み処理の先頭でとまっちゃているのが分かると思います。


というところで駆け足で紹介しましたが今からF7に入門される人たちは上記エラッタが
修正されたSTM32F769が搭載されているSTM32F769I-Discoveryを購入して遊ぶのが
最も最適かと思います。

んでもって私のF7のサンプルはすでにSTM32F769I-Discoveryに対応している(もちろんmake
fileの設定でF746-G化も可能です)ので手前味噌でありますがどしどしご利用ください!


GPS/GNSSモジュールを試用する15 -Gms-g9改めTitan3のファームウエアを更新する(ついでにTG-4のGNSSの性能も見る)-

今から去ること3年前、Gms-g9のファームウェアを更新しましたが2016年の今
改めてファームをアップデートしてみました。


この数年間で色々ありましてGms-g9もTitan3なる名前に変わり(パーツナンバは
Gms-g9のままですが)リニューアルしております。同モジュール内のメインチップ
MT3333のリビジョンやGNSSパッチアンテナは多少は変わっているでしょうけども
基本的なハードウエアの土台ついては変わっていないはずです。

勿論私ができるのはファームウェアの更新だけなのでGtopにアポイントメントを
とって2016年版の新ファームを作成してもらいました。



そしてもらったら即・更・新!!!


前回のファームウエアバージョンストリングは

だったのですが

今回は

こんな感じです。

メジャーバージョンはAXN3.20からAXN3.80までアップしています。
両者の大きな違いは送出されるセンテンスです。AXN3.80ではNMEA4.10に準拠
したトーカIDとなっていて以下のように変化しております。
(Titan3 データシートVOGより抜粋)


GPS+QZSSしか使用しない場合は従来の$GP***ですがGLONASS,Beidou,Galileo
のいずれかを有効にしていると$GN***に完全に変わってしまうので自作の
ロガーを使用されている方は各自ファームを修正しましょう。
ちょっと困ったのはカシミール3Dが現状まだGN系センテンスに対応していない
ので、GPSbabelを使用してNMEAを再翻訳して吐かせないとNMEAを取り込みでき
ない状態でめどいです。これについてはカシミール3Dのアップデートに期待です。

実はこっそりbeidouに対応してたりしますがGms-g9はGPS+QZSS+GLONASS専用の
パッチアンテナとなっていて前途のとおりパッチアンテナがbaidou専用の物
じゃないとマトモに測位できないのでやっぱりGPS+QZSS+GLONASSが日本国内では
鉄板です。そんでもってgalileoファームも(ry



ていうわけで近畿自然歩道で早速実践検証!!!そして・・・
しかし・・・

測位結果がほぼぴったり…
ねむいさんはね、Gms-g9が圧倒的に優れているっちゅう結果が欲しいのですよね…
市販品と同じじゃわざわざ自作してまでGNSSロガー作る意味がないのですよぅ!
あなたもそう思うでしょ!?



てわけで仕切り直し!!!!1!!1

さっきのは生駒山脈の北端でしたが今回はそのすぐ近くの矢田丘陵という
標高200〜300m程のトレイルを走りました。上り下りの傾斜角が少なく、
人もまばらなためトレラン野郎たちの聖地でもあります。


ついでに今回は今年のGWに賀茂川の藻屑と消えたTG-3の代わりに購入した
Olympus Stylus TG-4のGNSSの測位性能も評価してみます!!!!


てわけで白庭台という住宅地からスタートです!!
ダメダメなTG-4は置いといてGms-g9の立ち上がりの測位性能はGP-102と比べると
格段ですね★


破線から矢田丘陵の北端に取り付くことができるはずだったが・・・
フェンスに完全阻止されて断念orz


仕方ないのであすか野の総合公園の峠を越えて矢田丘陵遊歩道に向かいます。
これは途中の総合公園の近くにある行者山三角点です。
車道に戻ったところでGms-g9が測位を大きくはずしている気がしますが
見なかったことにします・・・


矢田丘陵遊歩道です。整備されたトレイルはここから始まります。


しばしの間快適なトレイルを楽しみます★


ドンデン池です。


阪奈道路をまたぎ、矢田丘陵遊歩道の次の区画に向かいます。


椚(くぬぎ)峠です。


ここから榁ノ木(むろのき)峠へ取り付く道が分からなくて言ったり来たりしていたの
ですが、帝塚山大側のフェンスに矢田丘陵を南下するトレイルの階段があることに
気付きました・・夏になると藪で気付かないかも・・・



ぬぉぉ走れ走れ!!!



神武峯というピークに三角点があるようなのでよってみる事にしましたが・・



私が三角点と思っていた石柱は境界柱で後で調べたらすでに通り過ぎた後でしたorz


榁ノ木峠手前の開けた場所では生駒山が一望できます。


榁ノ木峠です。


近くにある弘法大師堂にもよりました。


車道を少し走ってからまた矢田丘陵のトレイルに入りますが・・・あれ・・・?


ごちゅい・・・



さらにトレイルを走っていくと矢田山頂上と展望台に着きます。


生駒山も良く見えます。


矢田峠です。ここから少し降ります。


降りていくと弘法の井戸があります。良く冷えててとても美味いです♥



お次は松尾山・松尾寺へ向かいます。
途中には奈良盆地を一望できる展望台があります。



松尾山です。
頂上部にはTVの中継局があります。




このあと道なりに進んでしまうと近畿自然歩道を逆走して白石畑方面に行って
しまうので注意してください・・間違えたorz
とにもかくにも七曲道の岩の切りとおしをこえるとお寺が見えてきます。


松尾寺です。


高台には松尾山神社があります。



南側出口から松尾寺を後にします。


七曲道の交差点には舎人親王伏し拝み伝承地なる場所があります。



ゴルフ場の敷地に入ると道はアスファルトに変わります。



ため池の傍にある斑鳩神社です。


今度は法隆寺境内に入ります。



法隆寺本堂は建て替え中でした。
ちょっとだけ五重の塔も敷地外から見えます。



法隆寺の長い長い参道を走って国道25号線も横切ります。


JR法隆寺駅でゴールの予定だったのですがちょっと気が変わって竜田川沿いに
王子駅まで向かう事にしました。


龍田神社です。



途中にあった標高89mの三室山に挑みます!!2分くらいで頂上です。


頂上から外れたところに神社が祀られていました。


王子駅まであと少し。



大和川を越えます。



丁度いい時間帯に王子駅に到着です★



さて、GNSSロガーの軌跡の結果は・・・

TG-4を除いてGms-g9+STM32Primer2もGP-102+も大きな違いはないように見えますねorz
トレイル中では双方とも測位をはずした時は正しい座標に戻るまでに結構時間がある
感じです。一度ずれたら長い間ずれっぱなしになるかも。街中ではGP-102を大きく
抑えてGms-g9が圧倒的に強いです。細い道でも左右に寄った動作まで分かっちゃいます。

また、GP-102はかなりフィルタリングが効いているのか鋭角かつ素早い動作をした
時は外れてしまいます。その点Gms-g9は10Hz(標準1Hz)まで対応してるのでピーキーな
測位結果を期待したい人はこれしか選択肢は無いでしょう。

GP-102の電池切れのときにとても厄介な問題があるのでロギング特化では手前味噌
ですがねむいさん作成のGms-g9+STM32Primer2のGNSSロガーに軍配が上がるかなと
感じます。かぁ〜っ!(地獄のミサワみたいな顔で)


あ、忘れてました。TG-4の測位性能ですけど山中ではTG-3と同じくロガーとしては
全く使い物にならないのでロガー機能は封印してGPS時刻あわせ機能でとどめておいた
ほうがおいでしょう。TG-3で発生していたロガー機能有効時に電源ボタン連打で
フリーズするオリンパスのデジカメ特有の現象はようやく治ってるみたいですけど
無理してロガー機能使おうとせず餅は餅屋で専用のGPS/GNSSロガーを携行しましょう。



♥おまけ♥

王子駅に鎮座しているゆるきゃららしき生命体、
こいつこわいんですけぉ!!1!!1!1

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