STM32F2シリーズを使ってみる2

てなわけで前回の記事からはや一ヶ月、手探り状態でいろいろ進めているうちに
ST公式でやっとこF-2デバイス用のペリフェラルライブラリが出たり

BeableBoardXM購入合戦に勝利したもののまったく火入れしてなかったり

ALTERAのFPGA評価ボード買ったり

ステーション型はんだごて購入したり

USB接続型PCオシロスコープPicoscope3206Aを破格値でゲッツしたり
探訪も笠置まで進んでたりそうこうしてるうちにSTM32F2シリーズも
普通に購入できる
ようになってたりする昨今、いかがお過ごしでしょうか?
震災を境に身の回りの状況が一変してしまいましたが、ねむいさんはいない
さんをひざに乗せてくんかくんかしつつできることから着々と取り組んでいく
所存でございます。





勘違いや無知無学が祟って時間を食ってしまいましたが、STM32F207VGT6で
SDIOとChan氏謹製のFatFsを連結させて安定動作できるまでになりました。
SDIOはもちろんDMAを使って高速に転送可能です♥
以前のSTM32F103VET6のものと同じ条件でReadの速度を比べると若干の
向上が得られました!

SDカードだとSDIOは25MHzまでしか出なかったり(MAX48MHz)カード自身の
転送速度もボトルネックになってるとは思いますが、小規模のマイコンで
もこんだけ早かったら御の字ですよね〜。


さらに前回ちょろっと紹介しましたが480x272pixelの4.3inchTFT-LCDの
ドライバも組み込んで"いつもの"をやってみました。こちらもFSMC使った
高速転送です!
ねむいさんへたれだからSSD1963っていうコントローラつきの液晶モジュール
基板使ってますが・・・。


↑タッチパネル入力にももちろん対応。

↑再びぽぽぽーん
STM32F2になってフラッシュも1MByteまで増えたことだし、フォントも扱える
ようになって機は熟したからそろそろ私もChan氏のファイラーは卒業して
おりぢなるなファイラーを作ろうかな、と。



んでもってSDIOとFSMCの高速な転送を利用して動画再生も試みました。
Chan氏のLPC2388向けの動作再生ルーチンをチューンアップしないでまんま
利用してもQVGAサイズで29.97fpsな動画も余裕で再生できたので相当
"ぱわふりゃーなので余裕"なの確認できました。
やっけつだけど一番乗りだからどっかにアップしたいな〜


とりあえず次の一手としてはオリジナルなファイラーの実装に着手しつつ
先日がた老氏FreeRTOSがらみの質問をもらった機会にご無沙汰だったRTOSの
おべんきょもふたたび進めていくつもりです(BeagleBoard-xMとDE0-Nano
から目を逸らしながら)。





おまけ:
て言うかこっからが本題です!!!!
LatticeのispVMがいつの間にかFT2232デバイスに対応していた件

いままでsvfとかUrJTAGとか使って手間のかかる方法しかできなかったのが
嘘のようです!もうこれでLPTポート無くてもいいです!



↑ふつーに認識

↑そしてふつーに書き込み
JTAGkey2Cloneで使うためにはJTAGのOEを常時イネーブルにしておく
必要があります。※ispVMに対応するようにスルーモードをつけて
回路図差し替えときます。



もちろん外付けSPI-ROMにも書き込むことができます♥ispVMは多種の
SPI-ROMに対応しているわけですが・・・つまりこれはLatticeのデバイスが
JTAGで繋がってればUSB接続のSPI-ROMライタが安価にかつ確実に構築
できるというものすごいことでまさに神対応なわけなのです!!
これでマザボのBIOSいくらすっ飛ばして怖くない!
xilinxさんやalteraさんもこういうの見習ったらイイナー
・・・絶対ありえないですが…

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