東海自然歩道を徃く11(東津汲〜横蔵/横蔵〜岐阜市内)

関西圏では毎秋になると"秋の1Dayパス"というすごい便利なチケットが
販売されています。11/30まで利用可能だったのでスケジュール詰め詰めで
行けるところまで行ってみました。

それと今回の行程からみちびき(QZSS)対応のGPSモジュールPA6C
運用試験を開始です。2011年現在は日本の準天頂衛星システムは
みちびき一基のみで運用されており、その精密な補正機能は1日の
うち8時間しか恩恵を受けられませんがはてさて…


●2011.11.27 東津汲〜横蔵

今回で揖斐駅ともお別れです!(のはずでした…)

コミュニティバスに揺られること40分、前回のエントリポイント
東津汲のバス停に到着です。そそくさと移動の準備を進めます。

そしてこれがっ

QZSS対応のMT3339が使用されているGPSモジュール、PA6Cだぁああっ!!
ちなみにQZSSが極まってないとUP-501と補足性能は全く変わりませんが、
全体的な消費電流はさらに改善されています★

まずは小津集落を抜け、下辻峠を越えてミイラ堂がある横蔵寺に向かいます。
巨大な鉄管をくぐり…

小津トンネルわきの遊歩道を走ります…しかし…

遊歩道は一昨年の土砂崩れで埋まり跡形もありません…
基愛氏の2007年のレポートと全く違っています…
しかしまだまだスタート地点、こんな程度で踏みとどまるわけには
いきませんでした!そのまま飛び込んでいきます!

(…やっぱ走らずここはおとなしく歩こう…)

急に視界が明けたと思ったらと遊歩道のアスファルトの法面がごっそり削られて
いる場所に出くわしました。勢いよく飛び入ったらそのまま落ちて死んでましたね…。

その後も土砂崩れの後を乗り越え小津トンネル遊歩道を抜けてやっとこ小津の
集落を抜けると東海自然歩道通行止めの看板と不自然な東海自然歩道の道標が
ありました。…これは…

自然に朽ちたわけでもなく下辻峠への道標の板が故意に取り外されています。
東海自然歩道の行程でこんなのはぢめて見ました…。

湯の山温泉の時だって通行止めでも余裕で通れたから大丈夫っしょと思って
小津橋を渡りましたが…

…橋を渡った先にあるはずの道標もきれいさっぱり撤去されていたようで、道をおも
いくそ読み誤り1h30m以上ルートミスしてしまいましたorzorzorzorz
変な道に入る私を対岸で偶然見かけてわざわざ車で追っかけて権現山に間違って
登るのを阻止してくれた上に正しい道まで教えてくださった農家のおぢさん、本当
にありがとうございます…

…さて小津橋を抜けたところから再開です…
もう12:30だわ…どう頑張っても神海駅まで到達できませんorz

とにかく行けるところまで行くことにしましたが、東海自然歩道通行止めの警告が
しつこく出てきてさらに進んで山道に入ると倒木の嵐が!!

ぐわー

とうとう踏み跡も消滅しました…この時点でルートミスを取り戻すために
駆け下りてきたのが災いして足が攣りまくってます…


とにかく上に上に上がって登山道に復帰しましたが
下辻峠の直前でまたすごい崩落が!!!

落ちたら大怪我覚悟で渡り切りやっと林道が横切る峠に。
ここからは下りで一安心♥

と思ったらまた倒木!!

ルートミスしたのと倒木だらけでイライラしてきてこの人間の力で何とかなり
そうな倒木に助走付けて思い切り虹弦流・や○ざキックかましたのですが、蹴
りぬけた着地点の10m先でハンターの人たちが立ち話していてものすごく恥ず
かしい思いを///

もう熊とかそんなの気にしてる体力ありません…

その後はアスファルトの道を通過して横蔵寺に。到着時刻がすでに14時を過ぎていて
先に進む気力もなくなったのでここで離脱としましたorz

てわけで谷汲もみじ祭りの真っ最中だった横蔵寺(ミイラ堂&瑠璃殿特別拝観300円
以外はすべて拝観料無料!)のギャラリーをお楽しみください↓













さて、たっぷり写真も撮ったし着替えもしたしとっとと京都に帰るか…と
思ったのですが帰りの名阪近鉄バスが16:20と1時間以上も余っていたので…
せっかくだから車道を歩いて谷汲山華厳寺に行くことにしました!

気温は低いのですが無風だったおかげで少し汗ばむくらいです。

山間部は日が暮れるのも早い…


そして谷汲山華厳寺の参道入り口に到達した瞬間に名阪近鉄バスと落ち合いました!


参道に入ると"いのりちゃん"がおでむかえです。
ねむいさんは黒髪ぱっつんのストレートロングな髪形の娘はすべていないさんに
見えてしまうハードウエアがじっそうされt

横蔵と同じく谷汲もみじ祭りの真っ最中だった華厳寺(拝観料無料!←これ重要)の
ギャラリーもお楽しみください♥












すっかり日が落ちてしまいましたが華厳寺の参拝も終えて今度こそ帰路に。
(…いのりちゃんのえろす絵もネットの広大な海を潜るとあるんやろな…gff)

揖斐駅行きのバスを待つうちにすっかり真っ暗に…

揖斐駅とはもう一度お世話になるはめに…

●2011.11.30 横蔵〜岐阜市内


1Dayパスが使えるのは今日が最終日です!そして岐阜ステージの要所
となるJR&養老鉄道大垣駅ともお別れです。


養老鉄道揖斐駅とも今度こそお別れです!

横蔵のもみじ祭りが11/30が最終日でした。
人が多くなるため横蔵の一つ前のバス停が臨時の終点です。

十分にストレッチをして横蔵寺山門からスタートです!
しばし前回のおさらいからどうぞ。






ミイラ堂&瑠璃殿手前の道標が今回の目標の妙法が岳&華厳寺奥の院への
山道のスタートとなります!


横蔵寺からスタートなので体力も十分で九十九の山道もサクサク登ります。

旧横蔵の寺領につきました。仁王門跡です。

馬場跡です。

かなしいエピソードがどうたらこうたら書いてますが
先っちょの形状がちょっと卑猥な稚児が岩です。

熊谷直実という今でもいそうな名前の人のお墓です

旧横蔵寺の本堂跡です。

本堂跡を出てすぐにシャクナゲ平が。

数多くのハイカーを苦しめた妙法が岳へのアップダウンの連続が始まりました!
ねむいさんは4足獣歩行体勢で脚部の消耗をおさえつつクリア

アップダウンが収まってくるとそれっぽい石があります。
写真奥の男性の方たちに妙法が岳山頂はここですかと聞くと、"わしらも
よう分からんかったからとりあえずここで昼飯にした"とのこと


さらに進んで鉄塔を越えた先に今度こそ妙法が岳の山頂が!

山頂を越えると今度は急激な下りが始まります。

どんどん下っていくと華厳寺不動尊堂が。


そして華厳寺奥の院に到着です。


華厳寺奥の院を離れ、さらに下って今度は華厳寺への
分岐まで行きつきました。前回参拝したのでそのまま
樽見鉄道神海駅を目指します。

淀坂峠です。

夏の落し物。


トレイルがアスファルト舗装の道路に変わりました。
ここから先はすべてアスファルト舗装の道になります!

神海橋です。

神海橋を渡ってすぐの分岐点で左折が正解らしいです。
直進しても樽見鉄道沿いに北上すれば神海駅に行きつきます。

神海駅に到着です。喫茶店は無くなっていました…。



駅構内や大垣方面の線路を。
ここで行動食と水分を補給し小休止した後岐阜市内に向けて
再び走りだしました。

道標が少なく迷いやすいという前情報が散見されたので
神海駅から先は詳細なマップを紙に刷り出しておきました!


本巣にあるハリヨで有名な湯の古公園だそうです…

???これ?

ついに岐阜市内に!鹿穴峠も舗装路なので一気に駆け抜けます!

下雛倉にある龍峰禅寺です。

ひたすら車道を下って行く途中に見えるかどやがぬふぅ!

則松バス停までやってきました。ちょうどいい時間いいタイミングで
バスがやってきたので今回はここで終了としました。

バスを乗り継いで1時間…私もついに岐阜駅まで来るようになりましたか…!




というわけで今回の2行程の軌跡はこんな感じです。
さて、みちびき対応のPA6Cさんはルートミスしてる最中でも
しっかりと仕事をしてくれていました…
東津汲〜横蔵 ログ

横蔵〜岐阜市内 ログ

時間がへんてこりんになっていますが調査中です…
多分UTCじゃなくてJSTで記録しちゃってるかなこれ…

同時に記録しているスポーツガイドメイトGP-101(CANMORE)との分かりやすい
捕捉性能の比較をお見せします。もう"ダンチ"ですね〜♥

ぇ?肝心の山の中の捕捉はどうなんだって?
…ごめんなさい私も合ってるんだかずれてるんだかよく分かりません…
とりあえずPA6Cが普通にバリバリ使えるのが分かったので細かい検証は
次回以降に(丸投げ!)

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