中華Bluetoothなアレを試す2号機


ルールに縛られて使いづらいくせに高価なものを使うよりかはこっそりと
安価で有用なご禁制を使った方がいい時もあります。
よくありません!
現在ではスマホ連動のBlueTooth地鶏棒が販売されていますが技適が取れた
ものよりもとれてない中華製のはかなり安くて海外のネット通販で日本国内で
使用すれば電波法に違反することに気付かず買ってしまう人もいるようです。
2020年の東京オリンピックに向けて海外の旅行客が日本国内では法律違反と
なる機器の持ち込みをするケースが増加するため、現在法律面でそれを
緩和する調整が行われています。
なおあくまでも外国人向けで日本人には関係なさそうですorz

日本国内ではこういった違法になる機器の販売はほぼ完全に野放し状態ですが
使用に関してはきっちり罰則規定がありますので今回も副業先にある電磁波と
音波と振動が完全遮断された連続稼働試験室(別名お仕置き部屋)で実験という形で
行っていますので間違っても野外や電波の漏れる窓辺では行っていませんので
あしからず!
↑建前


前置きが長くなりましたが今回もそんな関係でアレ呼ばわりです。aitendoさんでも
堂々と販売
しておりますがきゅうる村氏のブログ記事の紹介にもある通り正式名称は
まったく別
で代わりにSPP3231とかいう超適当な名前が付けられておりブツどころか
販売側の姿勢にもチャイナクオリティが感じられる一品です。

さて、こちらのモジュールはBolutekというメーカが製造販売していて
Aliexpressでも
店舗を出して中国直販
しています。メーカー直販なので正規品とも
言えますね。しかしながら、日本で使用不可能なのは変わらないので
聖闘士星矢ハーデス編に例えると正規の冥闘士(スペクター)だろうが
寝返ったやつだろうが聖闘士から見たら同じなわけです。
そいえばこのメーカー、ほかのページ見るとアレのそっくりそのまま
のぱちもんも作って名前も同じで堂々と売っていますよ…。



まぁそれは置いといて実験してみましょう。あくまで動作実験です実験!!!

表裏はこんな感じです

前回と同じくBEKENですが型番は違ってBK3231Qなるものが使用されています。

いつものモジュールのモジュール化。
これはデータシートもATコマンド表もメーカーから配布されているので
助かります♥ATコマンドモードに入るKEYは存在せず、ペアリング前にATコマンドを
発行して各種設定を行います。購入直後のUARTは9600N81に設定されていました。
HC-06やRN4xXVでは電源投入時に特定のポートのレベルを固定するとボーレートが
固定値になります。このアレでもできるかどうか試してみると
固定化出来ませんでした・・・orz
HC-06と一部だけポート互換のようです。変換基板は流用できますのでこちらでも
問題ないと思います。しかしながらコマンド体系はHC-06と違ってATコマンドの
末尾にCRLFを必要とし、HC-05に近いものになっています。データシートやコマンド表
見るとHC-05からのこぴぺもあってまさにぱちm…互換品にしておいてあげましょう
(☝上から目線で
ちなみにSlave固定だそうなのですがROLEコマンドも効くっぽくみえてMasterに
できるのかなと思ったら電源再投入でSlaveに強制的に戻されます。
結局Slave専用です。


バージョンストリングはこんなのです。同じ会社のHC-05の丸パクリ品と同じ
バージョンストリングですがホントにこれが正しいのかよくわかりません。
チャイナクオリティですね…。


電源投入時やペアリング時・解除時は補助メッセージが出ます。


Bluetooth SPPデバイスとしてはレスポンスもサクサク軽快で230400bpsでも
ばっちり使用可能です。安さを求めるならばHC-05やHC-06よりもこちらをお勧め
sh…ゲフンゲフフン・・・日本国内では電波が外部に絶対に漏れないような環境で実験目的
のみで使用しないと駄目ですよ!!!!!!!
↑しつこいようですが建前




20151125追:
poke様よりコメントを頂いたのでQが付かない方のモジュールも紹介します。
こいつの正式名称は"SPP-C"です


BK3231Qから小さくなって機能もシュリンクされた感じでしょうか。
尤も私たちが触ることができる周辺機器はUARTだけですけど。


ちなみに中身(ファームウェア)はSPP-CAと全く同一でした。

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