STM32F107をもうちょっと使ってみる

CQ-STARMの基板に乗っかっている3.3V出力のLDOは、たったの150mAしか電流
容量がありません(てかこんだけの電流容量でSDカードとかよく動かせてたな…、
無茶な設計したもんだ)。
STM32F107に載せ替えてこれからもいろいろやって行くつもりなのでそれを見据えて
同基板にもうちょっと多く電流が引くことができるLDOを載せ替えました。

うー
元のLDO周りの回路は全部取り外し…

うー
裏のやたらにワイドなパタンを利用してLT1963AMLCC(X5R,16V,10uF)を取り付け…。

このLT1963Aという石は逆電圧保護・逆接保護・過熱保護などの各種保護回路があり、、
なおかつMLCCが使用可能というナイスなLDOです。その分値段は張りますが…。
昔秋月にL1087というのがあったのですが値段も安くて使いやすかったなぁ…という
思ひ出。

(レギュレートする前の電源ソースにもよるけど)最大1.5Aも電流が引けるので3.3Vで
動くいろんなデバイスをぶら下げられます。秋月のGPSモジュールとかも+3.3Vだと常
時190mA近く食ってるけど改造後は余裕です!でもGPSは次回以降のネタにとっときます…。

これで電流容量的にも安心してSDカードが使用できるようになったのでSTM32F103で
やってたFatFsのテストプログラムを107系に移植しました。といっても移植性が
非常に高いMCUなのでリンカスクリプトとスタートアップとmakefile以外はほとんど
変えずに動作確認できました。次はいよいよ本懐のFreeRTOS上でEthernet-PHYを
RMII接続で動かす!ですね。
うー

本日のソースはこちらに…ご利用は自己責任で…。
STM32F107VCT6に統合したので削除しました。
また、STM32F103のFatFsのテストプログラムはR0.07cに変えたときに見落としていた
処理があったのですがこれの修正を施した上で107系に移植しています。

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