東海自然歩道を徃く26(西野々-高尾山口)

●2013.12.20 西野々->高尾山口


いつも通り、早い、虹裏メイドの朝…だが今回は特別です
今回が私の1700kmを越える東海自然歩道のラストジャーニーとなります…。
三ヶ木行きのバスの合間からほんの少しの朝日と津久井湖が見えます。


三ヶ木操車場にて。
向かう高尾山方面は雲海に包まれています。小雨も降っていました。




西野々バス停に到着です。西野々公園広場で支度をしたあとじっくりとストレッチを
します。今回は丹沢ほど急峻な道ではないですが30kmオーバーのロングコースかつ
5つのピークを越えるので侮れません。東海自然歩道の道標があるところまで少し
戻ってスタート!



まずは石砂山へ…道志道を少しさかのぼり道志川を渡ります。



伏馬田集落から石砂山登山口を登りあがります。


石砂山は丹沢山地に属していて山蛭天国です。しかし冬季は安全です。
多くの人が間違えやすいと指摘したこの庚申塔は道標ができていました。


伏馬田分岐です。青根からの分岐はここにつながります。



うっそうとした森の中を進むと急に視界が開けて前回攻略した丹沢の雲海が見えました。


雨で滑りやすくなっているので一歩一歩確実に踏みしめてのぼります。
高度を上げるに従って残雪が見えてきました。



石砂山に到着です。ここがひとつ目のピークです。



滑りやすい道を慎重に下り石砂山登山口に降りてきました。ここにも山蛭に対する
警告(無知なハイカーが蛭を生きたまま集落に捨て被害を拡大することに対する)が
あります。



しばらく篠原の集落の舗装路を進み、次は石老山への登山道となります。



石老山の登山道はかなり急ですが前回の丹沢を経験した今ではおそるるに足らず
です。雨で滑るのは変わらないので慎重に登りあがりました。


金毘羅神社を越えると道が少し穏やかになります。また残雪が見えてきました。




石老山に到着です。本来なら富士山のビュースポットだそうですが…
御覧の通り10m先も見えませんでしたorzおそらく雲海のど真ん中です。


先も長いので早々に山頂を降ります。顕鏡寺への下山路でなんと紅葉にめぐり合い
ました!今年は一気に冷え込んだから青いまま枯れ落ちたもみじとかもあったので
逆にこういう季節外れに生き残ったのもあるのでしょうね〜。


融合平見晴らし台です…がいまだ雲の中。
石老山で700m以上になった標高をどんどん下げていきます。





さらに下りていくと顕鏡寺の奇岩群が現れます。
下界の景色や紅葉に囲まれながらさらに下ります。





顕鏡寺に到着です。ここはまだ山の中腹でここからまだまだ降ります。


東海自然歩道のシンボルマークはモミジでしたね…
…あと10数キロで長い旅も終わる…



石老山は名の示す通り岩づくしの山でした。



顕鏡寺参道まで降りてまた舗装路を走ります。ほどなくトレイルに入りますが見上
げると何と青空が!このまま晴れろと願う…しかし


鼠坂に至るトレイルです。走れる個所はどんどん走ります。
前半の徐行運転でほとんど体力は落ちてません!



鼠坂(ねんさか)です。この近くには相模湖プレジャーフォレストという行楽施設
があります。私はこのそばを北に進みます。目指すは嵐山!


途中で相模湖が一望できる個所もあります。だいぶ晴れてきましたが…


滑りやすい橋を渡る場面が続出します。



そこを抜けると地元の京都の嵐山をほうふつとさせる竹林に入り、その後は
尾根道を登りあがります。太陽が顔を出し日がさしてきました。





嵐山に到着です。相模湖が一望できます。だいぶ晴れてきましたが富士山方面は
いまだ雲の中です。そして残るピークあと二つ…!


そこから一気に下山路を下りJR中央線相模湖駅への分岐に当たります。
少し車道を走り弁天橋に向かいます。




弁天橋です。相模川を渡ります。その後千木良までは登りになります。




相模川と弁天橋と紅葉を千木良サイドから…。



千木良の住宅街を抜けて甲州街道に面した千木良バス停で小休止です。
残りの小仏城山と高尾山を登る力をチャージしました。



小仏城山登山口につきました…がなんだか急激に空が真っ黒になってきやがりました。
正午は晴れてて天気予報がいい意味で外れてくれたと思っていたのに!



対面から山ガール(ねむいさんもですが)急いで駆け下りてきました。そう、何と
ゲリラ豪雨ですorz
ちゃんと雨と風対策はしてるのでお構いなしに進みましたが今度は雨が雹になり
やがりましたorzorz…びしびし当たりまくって痛いorz



本来は小仏城山の登山道は緩やかでポンポン駆け上がれるはずなのですが前半と
同じく落ち着いて踏みしめて登りあがりました。いつの頃か雹は雪へと変わり新雪
に私の足跡が刻まれていきます…。




小仏城山に到着です。神奈川ステージの終わりと同時に最終ステージである東京都
ステージのはぢまりとなります!残るピーク、高尾山ただ一つ!


平日で大雪でしたので売店はやってませんでした。-1℃の気温の中猫ちゃんを発見。
私は冬の山道は慣れっこですが彼らも平気なのでしょう…



高尾山に向かうにつれて雪は激しさを増してきました(トレラン用アイゼン装着済)。
ラストを飾るのにふさわしい劇的な展開ですね…懸念していた雷はなかったので
非常にラッキーです…。



一丁平に到着です。すでにここは東京都の管轄ですが首都圏自然歩道というものと
道を同じくしているようです。そして高尾山までほんの少し…!


一丁平を抜けたら雪はやんでいて今度は融雪に悩まされました。超ぬかる道でやはり
最後まで気が抜けません!


もみじ台に到達。…ここは奥高尾と呼ばれる区域だそうです。
そして少し進んで間の前にあるラストの階段を私は登った…!



今回のラストピーク、高尾山山頂に到着です!
平日に加えこんな天気なのでなんと誰一人いませんよ!山頂を独り占めです♥



1700kmを越えてきた自作GPSロガーを誰もいない山頂の三角点に…これは本当に
貴重な体験ですね…。



十分山頂を堪能した後下山にかかりました。ここから先の東海自然歩道はすべて
舗装路(一号路)になります。途中で登る人たちとすれ違いましたがなんとこの日、
日没直前にダイヤモンド富士が見られたそうでたぶんそれ狙いの人たちかと思います。



一号路を下っていくと薬王院の境内に入ります。これは不動堂。




さらに下って薬王院本社を。高尾山も信仰の山です。



薬王院本堂です。ここで家族のお守りと自分用の足守りを買いました。



本堂を去り仁王門をくぐるとあとはひたすら下山です。


男坂・女坂の合流地です。


途中の見晴らし台より。下界はいまだ雲の中…




ケーブル高尾山駅を横目に車道をどんどん下っていきます。
最後の紅葉も見られました。



路はやがて緩やかに、そして石畳みになりました。高度ももう下界です。
そして…。


1700km超の長い旅路を越えてついに東海自然歩道の東の拠点に到達です。
ですがあんまし達成感みたいなものは感じません。そう、他の方と同じく此処からが
また新たな他の山々へのスタート地点となるのですから。
ようやく本当のスタートを切ったのです。


GPSロガー置いてみました。


もうええちゅうねん!



十分東の拠点を堪能して別れを告げました。
長かった戦いよ、さらば!



その後は車道を走り駅前を迂回して鳥居をくぐります。


そして京王高尾山口駅にて本日の山行のゴールです!
長かった…


JR高尾駅も写真に収めて帰りました。



前回と同じく新横浜駅で戦利品の真空パックシュウマイを買って京都に凱旋
帰宅しました!


…ということでラストを飾るにふさわしい山行となりました。天候が良ければもう一時間
早く到達できたかと思いますが今回は妥当で満足いく結果だと思います。




そして今回を持って本線・奈良(山野辺)・岐阜(恵那&伊目良)そして静岡バイパスコースを
含むほぼすべての東海自然歩道のルートの走破も達成しました!冬季縛りで進みましたが
やはり3年は掛かりましたね…お金もお土産代含めて80万くらい…

そしてさらに、初めて"山走ろう"と決めた時から東海自然歩道をめぐり全走破達成までの
約3年間で健康的に10kg近くの減量も成功し、そっち方面でも非常に満足しています♥
もちろんこれからもトレランは(競技としては参加はしませんが)マイペースで続けていきます。
↑60kgを割って10代後半と同じ57kg台に戻すまでの攻防がほんと辛かったです…

今回のログは無線中継所の影響からか嵐山頂上で乱れてますのでご注意ください。
ヤマレコからダウンロードできるGPXファイルは暴れたデータはトリミング済です。
西野々-高尾山口 GPSログ





謝辞

東海自然歩道を進むうえで最も重要なのはルートに関する情報です。行程の事前リサーチは
一度に30km以上の移動を常とするトレランでは絶対に必須です!
しかし公式に載っている情報だけでははっきり言って到達不可能です。実地に赴いた皆様の
記録や知恵が東海自然歩道の攻略上非常に助けになりました。この場を借りて以下の方々に
感謝の意を述べさせていただきます。ありがとうございました!

・参考にさせてもらった山行レポート
Kudou様(箕面〜関ヶ原間)
東海自然歩道を行く
基愛様(箕面-高尾山口までの本ルート・岐阜伊自良ルート)
東海自然歩道を歩こう!
Bracht様(全ルート)
東海自然歩道ぶらり一人歩き
カミガタ様(全ルート・山梨ステージ以降のGPSデータ)
東海自然歩道ルートガイド

・タイムキーピング
今野銀河様(奈良山野辺/神海〜高尾山口(本線ルート))
YAMA☆MIX
氏の歩行速度が私の走る速度とほぼ同じペースだったので分刻みの精密な
 スケジュールを立てることができ、非常に効率よく山行を行うことができました。
 最初見たとき只者ではないと思ったのですが実際超歴戦の方だったのですね。

・参考にさせてもらったGPSデータ
hiking3030様(犬山〜三河大野)
私のウォーキング・ハイキング記録
adoppo様(三河大野〜大平)
ヤマレコ内レポート

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