近畿自然歩道を往く -中辺路攻略!近露から小広まで-

今年も年末の〆のトレランの季節がやってきました。
今回は本宮大社へ向かう中辺路の中核たるルートの続きをたどっていきます!


●2021.12.29 近畿自然歩道(近露〜小広)


18きっぷですっかりおなじみの紀伊田辺駅に…
ほどなくしてやってきた明光バスに乗り込み今回の戦いの場所に赴きます。


なかへち美術館に到着です。
300m先の近露王子址へ移動します。



近露王子址で道中祈願をして今年最後のトレランに出発です!


前回この場所に訪れたのはなんと2年以上前の真夏…
ぇ…もうそんなに経ったの…あああああああああああああああああ!11


ゲフンゲフフンしつれいしました。
前回も寄った近野神社にもお参りします。
近露は他も見どころがありますが2年前にたっぷり見て回ったので今回は先に進みます!


古道は昔のトレイル区間と舗装の町道が交互に出てきます。



視界が広がって山々を見渡せる場所まで出ると案内板がありました・・
乙女の寝顔…???そう見えなくもなくもなくもない…



比曾原王子址です。



野中の清水はうっかり見過ごしそうになりました。



水質はとてもきれいでそのまま飲めちゃいます☆




さらに進むと継桜王子址です。
現在の神社の社殿には一方杉という巨木があります。


継桜王子址本体は社殿から降りた場所にあります。



今回は難易度がかなり低く気楽に進むことができました。
熊野の山々は見ていて飽きません。


藤原秀衡にゆかりがあるらしい秀衡桜です。


民家に史跡が合体しちゃってる箇所があります。
安倍晴明の腰掛石です。



民宿の入り口にあったオチッコ・・
そしてそれを見るねむいさんを見るねこさん。



標高は徐々に上がり積雪がちらほら見えてきました。
少し山を登ったところにある中川王子址です。


小広峠に向かう。
日陰は雪が凍って滑りやすくなっており調子に乗って走ってるとこけそうになる…



バブル時代の廃墟の背後には小広王子址があります。
ここが小広峠です。



だいぶ雪が出てきました。本来はこのあたりで離脱してバス停で自然歩道は
終わりですが次回のことを考えてもうちょっとだけ進みます!


草鞋峠へ行く。途中には熊瀬川王子址があります。



峠頂上に向かってどんどん上っていきます!
かつてはここはヤマヒル天国だったそうで…



草鞋峠です。
つうこんのぴんぼけorz


下りは雪に隠れた石畳がありめちゃくちゃ滑りやすく危険です!
そして期待にもれずずっこける私


完全に居りきって舗装路にでると次のルートが…ありますが2011年以来ここから
先の正規の道は地滑り危険地帯となっており通行が禁止されております…
とりあえず今回はここで離脱して近露に戻ります。




国道311と合流しました。再び小広峠を攻略します!今度はトンネルだけど!


トンネルを抜けて駆け下りていくと積雪はほとんどなくなり走りやすく
なってきました。


おk
↑死語


?



日置川を越えて古道歩きの里ちかつゆという道の駅に着きました。
残念ながら敷地内のスーパー以外は営業停止してます。


なかへち美術館を通り過ぎ、近露王子址に無事戻ってきました。



ほんとは16時前のバスに乗る予定でしたがかなり早く到着したので早い便の
15:08発の明光バスで紀伊田辺まで帰還です。しかし…


バスは到着が遅れ、16:18発の電車はぎりぎりアウト…

]

仕方ないので闘鶏神社にお参りしたり駅前の飲み屋街をふらついて時間をつぶします。


弁慶像の前にトナカイが…クリスマスすぎてるのにどけてないんかい!


お土産も買い込んで今度こそ京都に帰還しました…
一本遅れた列車に乗ったわけですがゆっくり買い物できる時間できたから
まぁよいでしょう〜


というところで今年の山行はこれにて終了です。
いつもなら思い切り長距離を駆け抜けるのですが中辺路の小広〜発心門
までは上述のように通行不能な箇所があることと、発心門まで来たら
どうせなら本宮大社まで行っちゃおうという!ってわけで通行不可が解除
されたら中辺路の佳境ともいえるこの区間を一気に攻略していくつもりです。

また、中辺路の那智から向かう大雲取越〜小雲取越ルートや伊勢路との
合流地点の攻略などもまだまだ残っていますので先にこちらを攻略していきます。


●2021.12.29 近畿自然歩道(近露〜小広)GPSログ

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