いろいろ試す24
今年の暑は夏いですね・・・・
頭が沸騰して凝固しないように少しでも文章を残す訓練をしないと・・・
●LPC11U14の悲劇
マジかよ・・・ユーザーマニュアルにはROMディバイダあるって明記してあるのに・・・
というわけで実機で調べてみました。ねむいさんの持っていたLPC11U14Expressoは
最々初期のLPC11U14が乗っています。
0x1FFF1FF8にはROMドライバのアドレスが格納されています。実アドレスは
0x1FFF1E38となっています。
LPC11UxxのROMディバイダへのポインタが格納されているアドレスはその先頭
から16バイト先にあります。つまり0x1FFF1E48に有効なアドレスが格納されて
いない場合ROMディバイダは使用不可能となります!
ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ーーーーーーーッ!!!!
・・・
NxPのLPCマイコンはこう言う罠がたくさん張り巡らされていますのでユーザー
マニュアルとか鵜呑みにしないで海外のフォーラムも積極的に巡って情報を
収集してください。
そいえば2年位前ねむいさんが指摘したLPC1500のIAPのアドレスが間違ってる件も
2016年現在まだ治ってない・・・NxP(xは伏字)さんにメッセ送ったのに・・・。
●STM32Primer2を使ったGNSSロガーのリポ電池を変更
ねむいさんはトレランのトラックログ取り用にSTM32Primer2にハード的改造を施し、
それをGNSSロガーとして使用しております。電池もSparkfun製の1000mAhの
リポ電池に乗せ買え12h以上稼動できるようにしていました。
そして2010年から約6年間もの間戦い続けてきたそのリポ電池もかなりへたってきたので
交換する運びとなったわけです。
・・・がしかし!!!なんと昨今の規制強化のせいか850mAh以上の大容量のリポ電池が
軒並み販売終了となっていて購入する事が出来なくなっておりました!!!
探しに探しまくってこちらの通販会社さんから1000mAhのリポ電池を購入する事に
しました。最悪中華直販から輸入も考えたのですがチャイナボカンされたら困るので
国内から購入できる店があって助かりました♥
で、来たのはこちら。
6年前に購入したSparkFun製のものより薄く少し長くなっています。もちろん保護
回路付コネクタ付です。
元からついているコネクタは不要なのでJSTのRCYコネクタに付け直しました。
これで電池の脱着が自由に出来ます。・・・以前はテストのために直付けしたので
6年間そのままにしてましたが今回の電池交換でようやくです。
ぁーちなみにハーネスの力がかかる部分をポリイミドテープでガチガチに固定して
ますがこいつ意外と剥がれません!wifiモジュールをポリイミドでガチガチに固定してた
EnchantMOONのこと「こんなん振動ですぐ取れるやん」とさんざ馬鹿にしてましたが
前言撤回ですすみません!!でもよい子は真似しちゃだめだよ!
もちろん交換後も無事正常起動しました。
2016年真夏の炎天下の近畿自然歩道でバリバリ活躍しております!
たぶんねむいさんが世界でSTM32Primer2をいちばん長く使い続けてる女だと
思います・・・!もちろんあと30年は電池交換し続けて使い倒しますよぅ!
●FatFsに大量のぱっち
今年の四月にExFatに対応したChaN氏のFatFsですが、ねむいさん含めた有志からの
使用報告を受けパッチがパチパチ当たってます。現在はpatch7まで行っていますが
ねむいさんもそれに即追従してアップデートしております。
私が特に力を入れているSTM32F7をはじめSTM32F4系、STM32F1系も順次最新の
ものにアップデートしております。皆様どしどしご利用ください★
●ウィルキンソンドライコーラ
・・・
甘味抜いたタブクリアだこれ
●おそロシアふたたび
Latticeの提供しているプログラミングツールはFT2232H系のデバイスに対応して
いてJTAGKey2CompatibleでもEEPROMを書きかえるだけでLatticeのプログラマに
化けるナイスな対応をしてくれましたが、AlteraとXilinxのツールはかたくなに
FT2232系のデバイスには対応しておりませんでした。
しかしながらロシアから恐ろしい刺客がやって来たのです・・・!もちろんLatticeと
違ってかなりダーティな裏技なので詳しいやり方は伏せさせていただきます・・・。
こちらのロシア系BBSのリンク先にあるとあるファイルにAlteraのプログラミング
ツールにFTDI系デバイスを対応させるdllがあり、それに差し替えるだけでQuartus
からAlteraのCPLD/FPGAのプログラミングツールとして使えちゃいます!!!
↑実際に使ってるところ。書き込み速度はもちろん超★爆★速!
もうこれでUSBBlasterもどき作らなくてもいいんじゃ♥
そして問題のXilinx....
ねむいさんは過去に何度もXに挑戦し敗れてきましたがおそロシアのおかげでついに、
ついに攻略せしめました!!!!
注:ただし以下の条件を全て満たす必要があります。
1.FT2232Hのみ有効。FT232HやFT2232Dは不可!
2.FT2232Hにぶら下がるEEPROMは93LC56もしくは93LC66のみ有効。
93LC46はユーザー領域が足らず不可!
3.JTAGKey2 Compatible Rev.5を使用する場合、メインモジュールの
DLP-USB1232Hに搭載されたモジュールが93LC56or93LC66である事。
これは何が来るか分からないのでばくちですね・・・しかもQFNパッケなの
で引っぺがすのは普通の人にはちょっと無理でしょう。
かわりにFT2232H Minimoduleがオススメです。これ93LC56乗ってますし。
↑コツですがMProgを使ってEEPROMのデータを書きこむときにシリアルナンバを
"有効"にしておきます。この後FTDI_User_Area_Writer.exeを起動しMprog/FTProg
からは書き込めないユーザ領域にデータを書きこみます。
やったぜ。Digile○ntのJTAG-HS2として認識されました♥ちなみにISE14.7は
プラグインの調達の必要もなくIMPACTから普通に使えます。
実際にSPARTAN3をつなげてJTAGチェインを見てみます。
やったぜ!
もちろんふつうにコンフィグレーションできます♥
2010年からずっと奮闘してきた内容ですがようやくつっかえていた小骨が取れた
感じです♥EEPROMを書き換える少しの手間はありますがこれでねむいさん謹製の
JTAGKey2Compatibleが更に強力なフラッシュ書き込み/デバッグツールとして
活躍していけると思います!!
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Comments
xilinx けりがついていたんですね。
読み損ねていました。
復旧お待ちしております。
elijah様こんにちは、ねむいです。
最近サボリ気味だったので画像の復帰してみました。
この方法は致命的な難点があるのですがそれは何かというと
労力考えると素直にdigilentの現物買った方が安上がりという点ですね☠
画像復旧ありがとうございます。
Adeptでデバイスが見えることを確認できました。
(FT2232H mini modulet)
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