東海自然歩道を徃く1(箕面〜上の口/上の口〜嵐山)
この記事は前回からの続きです
そもそも何でこんな事するようになったかというと、今の副業先に転職してからとい
うものじっとして行う仕事が多くなってそのせいか胸元に負けないくらいおなか周り
が豊かになってしまい、これじゃだめだということで定期的に(真面目に)運動をする
ように心がけよう!(キッ
と思いたちました。
それで自然を満喫しながら飽きずに続けられる運動を楽しめるトレイルランをやろう!
…と考えたわけですが、同僚やとしあき君たちに口々に「ねむいさんには無理」とか
「絶対怪我してすぐやめる」とか「人ごみで遭難するような人なのに自殺行為」とか
「いのししに間違われて撃たれないか心配」とか「人間道祖神」とか「やまんば」とか
「あそんでないでしごとしてください」とか「ことあるごとにあたしに抱きつくの
やめて」とか「最近あたしの絵を作ってくれない」とか言われまくりましたが
私の意思はとても固かったのです!!1!
(注:何の準備もなしにいきなり走ったわけではないです。低山で山の歩き方の基本
を練習したり平地で走り込みしたりして最低限のトレーニングは行いました…)
それで前回の記事の最後の部分に戻るわけですがSTM32 Primer2を使用したGPS
ロガーの性能を試すのも兼ねて阪急箕面駅からスタートです!
…
…結果?ええ、全てが大失敗でしたよクソァ!あんまし詳細は書きたくないです…
GPSロガーが電源投入後15Secで強制電源断していたとだけ伝えておきますorz
足を引きづりつつ帰宅後びーr…発泡酒を飲みながら大反省会…。
(↑あんまし反省してないですが)
STM32 Primer2を使用したGPSが電源投入後15Secでシャットダウンしてしまった
原因は前回換装したLiPoが個体不良であっという間に電圧低下してしまっていた
からで、満充電直後の少しの間だけしか動作確認していなかったことで不良を
見逃していました。
…完全に私のデザインレビュー不足ですなこれは。実務ならまた説教部屋で
ボスに怒られてるところでした…。
てわけで原因が判明したのでLiPoを交換です。今度はSparkFun製の1000mAhのものです。
↑画像には無いですがショック吸収用のスポンジとか入れてみましたよぅ。
前回の反省を生かし、満充電後の動作チェックをしてロギングした状態で放っておき
ましたが、3回ほどテストした結果、11.5時間程動作することが無事確認されました。
計算値は消費電流を大雑把に80mAと見積もると12.5時間持つはずですが、シャット
ダウン検出電圧を9割ほど放電した3.5Vと見ているのでまぁこんなものでしょうね。
何度かフィールドでテストしていけそうだったらシャットダウン電圧を3.2Vあたり
まで下げてさらに長時間ロギングできるように狙ってみます。
っというわけで前回問題だった点をすべて改善して再び東海自然歩道に挑みました!!
今回は続きの上の口という場所からスタートです。今回は私自身のペイロードもなる
べく軽くして、まだ腫れ上がっていた右足は非伸縮のテーピングでがっちり固定。
元気な左足も予防としてキネシオで補強して傷害対策も万全!いざ出発1!
※こっから先は写真ばかりになって電子工作とは全く関係なくなるので興味無い人は
飛ばしてください。
↑抜けるような青空。GPSも全く問題なくロギングを続けています。
↑この日はねむいさんがリアルJSの頃遠足で登ったポンポン山を越えて嵐山まで。
ポンポン山から先は京都府になるので管轄が変わります。これはまた後ほど。
↑ポンポン山に入る前にほんの少しトレイルがありました。
画像のように崩れている場所もあります。
↑途中までアスファルト舗装されたポンポン山(&本山寺)への道。まだ元気なので走りあがる!
本山寺までは舗装された道が続きます。
↑東海舗装道路。
↑本山寺とポンポン山の分岐道。年明けの真夜中にここに来た人には甘酒がふるまわ
れるとか。
↑だんだんと山道らしくなってきました。硬い舗装道路ではなくなったので足への
衝撃はかなり軽くなりました。でもひたすら登り。
↑なんだこの階段は!
↑このあたりまで来るとポンポン山登山のハイカーの方も増えてきたので、
ほぼ徒歩の徐行運転です。
↑右に見える階段を昇るとポンポン山頂上です。そして東海自然歩道の指標のデザイン
が変わり、京都の管轄に入ったことを知らされます。
↑年配のハイカーでごった返すお昼のポンポン山頂上。ねむいさんも此処で
おにぎりを食べて休憩です。子供のころ観た風景とだいぶ雰囲気変わってるような…
↑ポンポン山からの景色。写真撮るの下手な私。
↑ポンポン山から女の心は美しい秋の空。ぽん…ぽん…ふふふふfふ
ぽーん
ぽーん←これ最強のじゅもん
合格!
……ゴメン、ねむいさんも最近いろいろあってまた心が壊れ気味…
↑ゲフフン失礼、ポンポン山を離れ、次の場所に向かいます。東海自然歩道と道を同じくして
いた大阪環状自然歩道ともこの分岐点でお別れ。
↑クマクマ
にしても東海自然歩道京都ステージにある指標や案内板はデザインが良いですね〜
↑杉谷の分岐まできました。嵐山へは青矢印の金蔵寺方面に向かいます。逆方向にのび
るルートは小塩バス停をエントリーポイントとする東海自然歩道の分岐道です。
↑ここから先は舗装道路を走る場面がほとんどとなります。
道行くハイカーの方も晴れの休日にもかかわらず30分に一回すれ違うか追い抜くか
程度のまばらな数でした。
↑金蔵寺に着きました。
ゆっくり見てる時間が無いので近くに鎮座してるお地蔵さんだけ。
↑一応階段です…。急な下り坂はきつい…。
↑金蔵寺を離れ、次は花の寺を目指します。民家もちらほらと見えてきました。
↑ナンダコリャ丸
↑花の寺に向かう途中にある大原野神社入り口。
↑近くにみやげ物屋さんがあったので、草もちを買って即喰いしました。
1つ120JPYで食べ応えがある比較的良心的値段です…
↑花の寺(の入口)に到着です。門の両脇に仏像が立ってお出迎えしてます。この門を
くぐり、さらに奥に進みます…また登坂か…
↑ここらあたりで"そういやGPSはちゃんと捕捉できてるかな〜"とか走ってて思いました。
↑花の寺本堂?は改修中でした。観光客の方が増えてきたので走るペースを落とし
再び徐行〜
↑観光客でごった返す花の寺を後に沓掛に向かいます。もうひたすらアスファルト!
↑車の往来がかなり激しいのですが沓掛へと向かうこのルートは丹波街道と呼ばれ
柿の農園があり直販とかが行われています。
ここで微妙にルートミスしてましたorz
↑舗装道路バリバリですが東海"自然"歩道なのがシュール。
↑沓掛交差点です。ねむいさんここらあたりで足が上がらなくなってゆるい下り坂以外
ではまともに走れなくなってきました。今のところは20km前後がリミットぽいです。
↑今度は桂坂公園と住宅街を通ります。舗装道路と意外と急な登坂のだぶるぱんち。
↑公園と住宅街を抜け嵐山へ向かうルートで最後のトレイルに差し掛かります。
なだらかな下り坂だったので一気に走り抜けました!
↑苔寺(と鈴虫寺)まで到着です。こちらも観光客でごった返していました。
嵐山まであと少し!
↑だんだん日が落ちてきました…月読神社と呼ばれる場所です…C.V.高橋名じnな某ネ
コミミとは関係があるのでしょか???
↑松尾大社です。ここで嵐山へは2ルートに分かれますが、私は桂川沿いのルート
(青矢印)を選択しました。
↑ここはちょっと車・自転車や人の往来が激しいので注意してください。
↑ゴール地点の阪急嵐山駅に向かって最後の力を振り絞って走りました!
もう月まで見え始めてる・・・
↑河川敷のグランドでは少年野球にいそしむ子供たちが…
でもぼーっとしながら走ってると行きかう車と自転車とランナーにぶつかりますの
で最後まで気が抜けません。
↑あ…着いたわ…終わった〜
指標を写した写真はやたら明るく見えてますが実際はすっかり日が落ちてます…
↑観光帰りのお客さん達がひしめく阪急嵐山駅。次回はここからスタートです。
というわけで今回は怪我も大きなルートミスもなく淡々と嵐山まで走り(後半ほとんど
歩いてましたが…)抜けることができました!まぁこれがふつーなんですが…
気になるGPSのデータですが…、今回の約27km・5時間半の行程をばっちり記録
してくれていました!外部アンテナも付けているおかげか深い森の中でも
しっかりと捕捉出来ていたようです。
ある程度振動対策はしてあったのでGPS周りの配線部もハンダ外れ・割れ等の
トラブルは全くありませんでした。
箕面->上の口
上の口->嵐山
今回記録したNMEAの生ログはこちらに。
間引きしたGPXのデータはヤマレコの私のページにあります。
このSTM32Primer2を使用したGPSロガーはこのままの形態で5〜6回程、冬山登山も
交えて使用してログの状態とかを分析してみます。その後は現在考案中のLPC1114を
使用したさらに低消費電力・軽量なロガーにフィードバックさせるつもりです。
20140318追:
箕面〜嵐山一発りべんぢ完了です!!!!!
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