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東海自然歩道を徃く25(平野-西丹沢自然教室/西丹沢自然教室-西野々)

この二つのルートは丹沢山塊を通過する東海自然歩道の中でも最も難関コースとされ
ています(整備が廃されている旧自然歩道は除く)。東から西に降りる人は最初の難関
であり、私のように西から東に上がる人は最後の難関となります。
私もいままで積み上げてきたすべての物をぶつけて挑みました!



●2013.11.30 平野->西丹沢自然教室

朝のJR御殿場駅にて…。待望の富士山が見えていました。


御殿場登山口の新橋浅間神社でこの日の成功を祈る。


日出とともに富士山が赤く染まっていきます。
駅前のSUBWAYで朝食を済ませて足回りの準備を行いました。


山中湖行のバスが来たので旭日丘バスターミナルへ…
前回チラ見したKABAがKABA車庫で待機していました。


旭日丘からはふじっこバスで平野バス停まで移動です。ここで十分な
ストレッチを行い大地を2度おもいくそDUM!DUM!と踏みしめスタートしました!


前回ルートの車道(道志道)を少し戻り不動明王社でもう一度無事を祈ります。
ぢつはこの日に備えてトレーニングやってたのですがやり過ぎたのか前回の行程
次の日に左足ふくらはぎにごく軽度の肉離れを起こしてしまい約一週間以上安静にして
いましたorz


さらに一週間経った今回(数日前に医師からもう動いてよいとGOサインをもらって
ます)、テーピングやキネシオでしっかり固めた状態で挑みました!
相手は東海自然歩道の最難関、猛烈なアップダウンが連続する丹沢コース…!
さぁ行こう、過酷な世界へ…




しばらくの間は富士山を背に舗装された別荘地/研修地を進みます。



別荘地をしばらく進むと90度方向転換し、高指山へのトレイルが、そして延々と続く
尾根道の縦走がはぢまります!



当日は快晴かつ朝の気温が0度以下だったので尾根筋では風に吹かれてかなり寒くなる
と思われていましたが、懸念していた風については終始ほぼ無風状態だったので非常に
良いコンディションで進むことができました。



高指山に到着です!富士山が眼前に!でかい!私の悲願が漸くかないました…
富士吉田サイドからここまではっきりと富士山見たのは生まれて初めてです。



富士宮や静岡市からは見ていた富士山とはまた別の趣がありますね…
基愛氏の言葉を借りるとまさに見慣れた富士山、見飽きぬ富士山
ガキの頃富士宮からいつも見ていた時も、JDのころ静岡市からいつも見ていた時も、
そして幾多の山をのり越えてこの場所にやってきた今も。さらにいつかの未来も。


高指山から先はしばらく走りやすいトレイルを水平に走ります。
巨大霜柱をシャクシャクと踏みしめてずんずん進みます。


富士岬峠より。
ここも富士山のビュースポットです。



しばらく駆け抜けていくとだんだん植生が笹へと変わっていくのに気づきます。
そして道が笹に覆われていくとともに段々と道も険しくなっていきました。



山伏峠分岐です。今回のルートは甲相国境尾根の中核を通過するルートですが、
ここを過ぎたあたりから小さな山頂や沢頭(〜〜の頭と言う名が付く)をたどる
上り下りの猛烈な連続が続きます!


土保土山。


時折安心して走れる天空のトレイル。


でもそれはすぐに終わって急降下。


急上昇して油沢の頭。


木々の合間から見える富士山が徐々に遠のいていく…。


登って下りてブナの丸…


そして急登を上り詰めると…





菰釣山(こもつるしやま)に到着です。富士山には冠雪のちょうど下あたりに雲が
かかっていました。山頂には観測機の電源用でしょうかソーラーセルがあります。



そこから急降下すると菰釣山避難小屋に到着です。
ここで補給を兼ねて小休止としました。先はまだまだ…!
小屋の中はびっくりするくらい非常にきれいに使用されていました。


次の目的地は城が尾峠です。アップダウンの連続が続きますがここのあたりで
かなり軽装のトレランな人とすれ違いました。トレーニングしに来てる地元の
方と見受けました。今回のルートで尾根道ですれ違ったのはこの方ひとりです。
世間的にはもう冬。登山シーズンは過ぎたころです…が私にとっては人が減る今
こそがねらい目なのです!


城が尾山の手前で撮影した富士山が今回で最後に見た富士山となりました。
次回は富士山からさらに離れますが…運が良ければまた見られるかも。




城が尾山を越えてすぐに城が尾峠につきます。
ここからは信玄平に繋がる旧東海自然歩道のルートがあります。
いつかは私も挑戦するつもりです。


登って降りてを繰り返し目指す最後のピークは畦が丸。
やっとこ大界木山を通過…。


まだ14時手前ですが日は既に夕方の様相を見せ始めてます。


痩せた尾根道かと思ったら忘路峠(犬峠)なる峠らしいです。有志の方が取り付けた標識
ありますが、以前は公の建てた犬峠と記された道標があったらしいです。



ちょっと崩れた箇所の直後に続く笹薮地獄を抜けるとモロクボ沢の頭に。
畦が丸はもうすぐ!




最後の登りで力を振り絞りついに今回の最終ピーク、畦が丸に到着です!
畦が丸の頂上からは直接西丹沢自然教室にでられるエスケープルートも
あります。



畦が丸避難小屋に戻り小休憩をして残りの沢道の下りに備えます。




避難小屋からどんどん下っていくと大滝峠上という場所につきます。
ここも旧東海自然歩道の危険な沢道を通り信玄平へつながる道があります。



大滝峠上からはステタロー沢と呼ばれる沢道を下ります。
道標が少ないですがコメント入りテープがところどころにあります。



沢が太くなってきたところで一軒屋避難小屋に到着します。
ここで鬼石沢(大滝沢本流)と合流します。




どんどん下っていくとなんと思わぬ場所で紅葉に出会いました!
傾いてきた日に照らされてコントラストが非常に綺麗ですね♥



林道に掛かった紅葉のアーチをくぐって駆け下りていくと大滝橋に到着します。



旧ルートは大滝橋を越えた先の小さいトンネルをくぐっていたようですがそのトンネル
は閉鎖されて通過不可能のため矢印の要領で大滝橋は渡らずそのまま県道76号にでます。
そしてそのまま"新箒沢隧道"を通過、北上してください。



新箒沢隧道をくぐって駆け上がると箒杉が見えます。76号から少し離れて
箒杉を間近まで見ることができますがそのまま76号と合流できるので安心です。




さらに県道76号を駆け上がりあたりが暗くなり始めた16時過ぎにゴールの
西丹沢自然教室に到着しました。登山客の最前線基地たる場所ですが、前途の
とおり既に登山シーズンは過ぎているので今は人もまばらでした。


着替えたあとすぐさま富士急湘南バスに乗り込み1時間以上揺られ新松田駅へ…
小田急に乗るころにはすっかり真っ暗です。


今回は非常にハードなコースでしたが大きなトラブルもなく予定時間通り西丹沢
自然教室に到着しそんでもって帰りの小田原経由のひかりで帰ることができたので
100点満点です。あと懸念していた左足もノートラブルでした♥



●2013.12.14 西丹沢自然教室->西野々

今回も好天に恵まれた神奈川県。新松田駅に夜行バスが到着したころには
既に登山客が西丹沢自然教室行きのバス待ちをしていました。


登山客で満員なバスに乗り込み西丹沢自然教室へ…!



登山者たちの最前線基地である西丹沢自然教室の情報によると気温も氷点下になり
ところどころ凍結しているとのこと。強風対策にはおなじみ防風フィルムを体に
巻着付けて防寒防風対策を施し凍結路対策にはトレラン用アイゼンを直ぐ着用できる
いちに配備してスタートしました!


いきなり痛恨のピンボケ写真orz


先ずはつつじ新道の分岐を横目に用木沢出会まで車道を登りあがります。
ウェルキャンプ西丹沢に囲まれた道を走る!


用木沢出合です。ここで右折して犬越路へ向かいます。後ろからズダダとやってきた
トレランな人たちの集団はすれ違いざまにあいさつを交わしながら白石峠へ向かい
猛然と直進していきました。
ちなみに北丹沢はややマイナーなので登山者が少ないのを利用してトレイルランの
レースが開催されており、トレランの人たちに人気なようです。
…って私も一応トレランですが



大きな鉄の橋を超えると川の渡渉を繰り返します。このあたりはまだ勾配も少なく
サクサクと進むことができます。




少し山肌に沿った道を進むと枯れた大きな沢にでます。
道標が全く見当たらないのですがよく見るとテープ木に目印がいたるところに
付けられていてどう進めばよいかがわかるようになっています。



枯れた沢道を登っていくと犬越路0.5kmの道標がありそこからすぐにコシツバ沢
に下ります。そして超急こう配の猛烈な登り開始!!


ひたすら登、登、登。
高所恐怖症の私もすっかりへっぴり腰に。ここでも無念のピンボケ!




いきなり出てくる超笹薮を抜けると犬越路に到着です。
ここは大室山と檜洞丸の縦走路でもあります。



犬越路の神の川側数年前の土砂災害でかなり崩れてしまったらしいですが今は
通行可能になっているそうです…が大小さまざまな石と巨大霜柱の連発でこわごわ
登りより遅いスピードで降りていきました。道標もいやらしい角度で何とか持ち
こたえてます。





沢筋にでると風も出てきました。防風対策をちゃんとやってたので安心ですが
足元は滑落しやすい危険な道の連続なので気が抜けません!



ようやく林道っポイ安全なところまで出ました。
下ってきたのは日蔭沢と呼ばれる沢のようですね。


あと少しで神の川ヒュッテに着くところですれ違おうとしたトレランな人の
一団が一斉に後ろを向いていた…向いた先を私も目で追うとシカさんが。



もうちょっと近くでシカさんを撮影しようとカメラを構え直した時には忽然と
視界から消えていました。何ぃ!?と思って逆側に回るとくぼみに嵌って寝て(?)
いるだけでした。彼女(牝鹿)はいったい何がしたかったのだろうか…????
まぁでもこの日特別に寒かったですししかたないですね。シカだけに。



ゲフン失礼…神の川ヒッテに到着しました。
直ぐ近くの道路にはおそらく全ルート中最大級の巨大水洗式東海自然トイレがあり
ました。ここでじっくりと体制を立て直し、最難関の登りに向かいました!




ゲートの脇を通り、少し舗装路を登った後巨大道標の下の階段を降りたら
地獄の一丁目のつり橋があります。ここからが本当の勝負です!




ここから姫次までひたすら勾配のきついのぼりが連続します。一気に900mを登り
上がることになります!


この日はちょっと風邪気味でこの登りの序盤の時点で集中力が大幅に下がって
しまい、足にもダメージがきまくっていたのですが…木々の合間から頭をわずかに
見せてくれた富士山にようやく元気づけられました。



風巻の頭(風巻尾根)に着くと多少登りが緩くなります。ですが今度は
痩せた尾根道とザレた道を交互に上りあがる道になります!



遠くの富士山、近くのコケ…。そして


落ちないようにヤモリの様にへばりついて登って


登って


登りあがるたびに富士山もどんどん姿を再び露わしてきてくれて


もっとよく見たいがために


さらに登る!





過酷な山道を乗り越えてついにここまで登ってきた!
前回で見納めと思っていた富士山を今回も見ることが出来ましたよぅ…ジワワ


大崩落地を廻り込んで袖平山広場に出ます。真の山頂はこの裏にあります。




袖平山山頂です。富士山を独り占めです♥




袖平山広場に戻りほんの少しだけ登りあがると姫次に到着します。
姫次は丹沢主脈の拠点の一つでありカラ松純林が広がる広範囲に水平な山頂であり、



そして富士山の格好のビュースポットでもあります。
この姫次で富士山と本当のお別れとなります。



姫次の広場からさらにルートを進むと東海自然歩道の最高標高地点があります。
1000kmを超える旅路をこえてSTM32Primer2+Gms-g9がついに、ついにこの特別な
場所に到達ッッ!!世界中で私が一番STM32Primer2使い倒している人間と自慢できる
はず!


さて、姫次を離れ西野々に向かいますが焼山までは非常に快適な下りのトレイルが
ご褒美のように続きます♥


黍殻山避難小屋は建て替え中でした。丁度建て替え工事をしていた人に話を
聞くと断熱材を使用したストーブいらずのエコな避難小屋になるとのこと。


そのすこし先に進むと大平分岐と黍殻山分岐があります。


やはり丹沢は冬がベストシーズンですな…。



意外ときついのぼり返しで黍殻山山頂に。無線中継装置が設置されていました。



そしてその後の降りるのがヤバかった!下山の尾根道が△状になってて木の根で
かろうじて形を保ってるような状態…前半の痩せ尾根よりひやひやしました…。


高度はゆっくりと下がっていきます。木々の向こうに津久井湖宮が瀬湖が見えました。


鉄塔の見晴らし台がある焼山に到着です。こっから先の道はまた険しくなってきます。



道が狭いうえにごろ石や落ち葉もたっぷりあってあわてて飛ばすと滑落して危険な
場所が連続します。


この謎の石畳が出てくるとゴールも近いです!



焼山登山口分岐を越えて沢を一つわたると林道に落ち合います。
後はまっすぐ駆け下りる!



西野々バス停に到着しました。


本来ならこの時点でゴールですが、三ヶ木行きのバスが来る時間が大幅に余り、
走れる体力も十分に残っていたので三ヶ木操車場までロードワーク追加しました。



焼山登山口手前にある神社です。



平野の不動明王社で離れて以来だった道志道(国道413号)とふたたび合流し、
さらに走りつづけます。




日がだいぶ落ちて来たころに国道412号と落ち合いました。
T字路で進路を北にとりさらに進みます。


国道412号と別れ413号を進んですぐのところで三ヶ木操車場にたどり着き、
ここでゴールとしました。今回も険しい山道の連続でしたが大きなトラブルも
なくしかも予定より早くゴールできたので100点満点ですね♥


三ヶ木操車場からはJR/京王橋本駅行きのバスが10分間隔で出ているので帰りの
支度をゆっくりと済ませてからバスで帰りました。


過去に通り過ぎるだけだった新横浜駅からのぞみで京都へ――――
のぞみ指定席チケットが名古屋以来で使用できるのでゆったり帰られますね♥




というわけで難関と言われていた丹沢の2ルートも天候に恵まれて無事にクリア
することが出来ました。…そして2010年から長く続いてきた東海自然歩道も次回の
高尾山への山行でラストとなります。思えば遠くに来たもんだ(by鉄也)



平野->西丹沢自然教室 GPSログ

西丹沢自然教室->西野々 GPSログ

※この地図は国土地理院の電子地形図をカシミール3D上にて表示し作成したものを、
国土地理院への申請不要な300x400pixel以下のサイズに縮小して公開しております。

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