涙目のネムイ(STM32 Primer2のあれ)
秋月さんとこからもSTM32マイコン評価キットのSTM32 Primer2が販売されています。
大量在庫で6100円の格安です!
ねむいさんは4月頃にDigi-keyで9600円くらいで購入していたので今すげぇ涙目です。
くやしい…でも…使用記書いちゃう!
20110824追加:
超実用!!USBマスストレージ機能つきGPSロガー
20091206追加:
USBマスストレージ機能付きいないさんのえろす画像表示機の制作
20091114追加:
ねむいさんがついに重い腰をあげましたの巻
早く座らせてくれ
20091012追加:
電源IC壊れたけどヤクいさんのために気合いで直しましたの巻
20091008追加:
電源ICが壊れて涙目の巻
20091004追加:
STM32 Primer2を使用したアプリ"いないさんと遊ぼう(性的な意味で)"を追加
オレンジのボタンを押して主電源を入れると"Welcome to STM32Primer2!"と喋ってくれ
ます。おお、なんかすげぇ!入力デバイスはおなじみMEMS加速度センサ、そしてPrimer1
には無い4方向キーパッドやタッチパネルなんかもついていたりします。
少し4方向キーパッドがおしづらいです。日本携帯ゲーム機に慣れている方は戸惑うかも〜
タッチパネルは指のほかにもペンタブの先っちょでも使えます。というか画面が小さいので、
ペン入力デバイスをペンタブ売ってるとこで買っといた方がいいでしょう。指でやるとすぐ
指紋だらけになるし。画像はmp3を再生するアプリ。音質はそれなりです。
裏蓋を外したところ。Primer1ではガバガバだった蓋はけっこうかっちり閉まるように
なってます。裏には拡張用コネクタ、リチウム電池、デバッグ用・アプリ用USBコネクタ、
ステレオジャック、MicroSDカードスロットなんかがついてます。カードは別売りです。
基板のRevは1.1です。
表蓋は木ネジで固定されています。結構固いです。壊さないように丁寧にはずしました。
基板表面には部品がいっぱいのってます(はしょるはしょる)。
……おや?何かリワークしたあとが…
細いラインを太いジャンパで補強しています。グランドを強化してる感じです。これは…
調べるとこういう記述がありました。
多分アートワーク設計の時にGNDをただのプルダウンと勘違いして細いライン引いちゃ
ったのでしょうね…それでインピーダンス上がって寄生インダクタンスが出来てしまって
共振して高電圧が出てレギュレータ壊したと…あれ?どっかで聞いたような…まぁいいや…
どっかの基板と違ってちゃんと対策されて出荷されているので安心して使用できます。
むき出しの状態で使用してみる。タッチパネル液晶の発色がきれいですね〜。
STN液晶のPrimer1と比べてみる…視野角が全然違いますね…さすがTFT液晶
おまけ。Primer1の表蓋外したところです。ねむいさんはCQ-STARMだけでもひいこら
言ってるのでPrimer1,2で遊んでる余裕なんて無いと思います。他の方の応用例に
期待をしたいと思います!
この記事を書いて約1年後、時代はmbedを使ったクラウド環境の開発が栄えてしまい、
ふつーに使っただけで電源回路が破壊されるSTM32 Primer2とかすっかり情弱基板
扱いになってしまったのでしたorz
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Comments
はじめまして。記事を拝見しては勉強させていただいてます。
付録基板のほうもろくに進んでいないのに、STM32 Primer2 の情報に我慢しきれなくなって、ついポチっとしてしまいました。送料込みでの DigiKey より安いし。
こーして勉強しきれずにブツばかり増えて行くのでした。
masato様
ねむいです。はじめまして。
私もmasatoさんのページの記事を日頃よりいろいろ参考にさせて
いただいております。
Primer1/2で使用されているCircleOSや各種周辺機器のデバイス
ドライバのソースコードはSTM32開発の際に役立つ情報が詰まって
いますので、一見の価値アリだと思います!
苺Linuxさんから STM32 Primer2 届きました。rev1.1 でリワーク跡も同じです。
週末は中古ルータLinuxで遊んでたので電源を入れたくらいでまだ何もしてません。苺Linuxさんからはi2c液晶モジュールも一緒に購入したおいたので次はFreeRTOS/LPC2388で真似っ子させていただきます。ありがたや、ありがたや。ところでMCB2300デモボードのLCD回りの回路図をみると3.3V動作なのにコントラスト用のVoがヘンですね。
こんばんは。
IPコアの旅の途中で寄り道をして道に迷っているyaccです。
この所Altera FPGA用のUSB blasterクローンなど作っておりました。
http://www.geocities.jp/digitalpad00/USB_blaster/USB_blaster.html
そんなこんなでLatticeだけでなく、Altera/Xilinxともお付き合いするというハレンチな状態でした。
こんな浮気性が妻にバレたら家庭不和の原因になりかねません。
で、今度はARM7+CycloneIIとかいうネタが湧いてきて、yaccさんたらなんて浮気性なの!って事になっています。
それはさておき、XP2のネタとしてピン配置ラベルを作りましたのでよかったらお使いください。
http://www.geocities.jp/digitalpad00/XP2/pindef_DDT_LatticeXP2.lzh
使い方1:http://www.geocities.jp/digitalpad00/XP2/pindef_1.jpg
使い方2:http://www.geocities.jp/digitalpad00/XP2/pindef_2.jpg
写真2の様に基板の裏に貼り付けると配線が楽になります。
ラベルには私の好みでFPGAのピン番号を書いています。
回路図に出てくるIO_A[nn]とかいう訳のわからない信号名が好きなお友達は自分で.psファイルの中身を書き換えてghostscript経由でプリントしてください。
但し書けるのは1ピンあたり3文字までですけど。
では、また。
masatoさん、yaccさん、こんばんは〜
>苺Linuxさんから STM32 Primer2 届きました。rev1.1 でリワーク跡も同じです。
そうなのですか…ねむいさんの涙もちょっと渇きましたよぅ…
>ところでMCB2300デモボードのLCD回りの回路図をみると3.3V動作なのに
>コントラスト用のVoがヘンですね。
回路いまさら見ましたけどVoはGND直結…?一応調整用のポテンショは
ありますね…。コントローラはST6607らしいですけどHD44780とコンパチ
ですからじかに3.3V駆動だとLCDにかすかにしか写らないはずなんですが…
もしかして特別なモデルなのかしら???
>この所Altera FPGA用のUSB blasterクローンなど作って
>おりました。
USBblasterのクローン作り、今ひそかに流行ってますね〜。私もFR60で
化かせられるファームが公開されてたので早速それに作り変えてしまいました。
(でも使うボードがない)
>で、今度はARM7+CycloneIIとかいうネタが湧いてきて、yaccさんたら
>なんて浮気性なの!って事になっています。
私も格安でxilinxのボードを買ってしまったのでまた脱線予定です…
…ちょっと試してみたいこともありますんで…
>それはさておき、XP2のネタとしてピン配置ラベルを作りましたので
>よかったらお使いください。
ありがとうございます。さっそく使わせてもらってます。
他の基板にも応用が効いて便利ですね〜。
MCB2300デモボードのLCDコントローラ、ST6607じゃなくってST7066ですねorz
ST7066. おー、そうでしたか。3.3V のみで使えるのは便利ですね。
日昇テクノロジーさんのボードは 5V 駆動の LCD に 3.3V ロジックそのまま入力しているようでちょっと心配です。
日昇さんで使ってるHD44780はVin(I/O)のHiレベル認識最小値が2.2Vかつ
一方のLPC2388は+5VトレラントI/OなのでLPC2388で使う分には直結でも
まったく問題ないです。バシバシ使ってください。
あとST7066使ったモジュールは3.3V駆動可能で確定のようですね…
http://www.sparkfun.com/commerce/product_info.php?products_id=9054
http://www.sparkfun.com/datasheets/LCD/ADM1602K-NSA-FBS-3.3v.pdf
これ日本に入らないかなぁ…すげぇ欲しいです。
> LPC2388は+5Vトレラント
勉強になります。勉強します。
sparcfun のアレは "Amber on Black 3.3V" てのがいいですね。
あー、工作が進まない。
はじめまして。
手許のSTM32 Primer2が、U9のGNDパターン修復済みにもかかわらずU9が耐圧オーバーで破損しました。
で、Raisonanceに質問しましたら、当日返事が返ってきました。 皆さんのお役にも立つかもしれませんので、以下、メールの一部を抜粋して転載させていただきます。
The two L6928D regulators (U9 and U17) are very sensitive.
To solve this issue, the patch on U9 is the main measure. But it seems not to be sufficent. A second measure consists in replacing the input capacitors (C23 and C56) by multilayer ceramic capacitors (instead of tantalum). We will modify the web page to recommend this additional measure.
つーことで、ネットで交換用の部品を探すと、サイズと容量からして、こんなところでしょうか。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01194/
黒田様
はじめまして、ねむいです。
なるほど、対策されてても駄目な場合があるのですか…。
貴重な情報をありがとうございます。
また、代替のMLCCですが入力段といえどもここにF特のを使っ
ちゃうとレギュレータが本来要求する容量よりも実容量が大幅に
激減してしまい、まずい事態(入出力が発振してまた破損とか)が
起こることが考えられるので避けた方がよいでしょう。
私は以前秋月で購入した10uF,B特,6.3Vの物が手持ちにあるので
(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00664 参照)これを
試してみて次回のブログの記事に反映しますね。
ねむいさん、コメントありがとうございます。
確かに、B特性の方がうれしいですが、2012サイズではちょっと取り付けが苦しそうですね。
巧く付いたか教えてくださいね。
では。
ちなみに、私のところには今日、積層チップセラミックコンデンサが届きましたので、元から付いていたタンタルの下に挟み込んで、二階建てにしておきました。
一応、高周波特性の改善と容量確保ということで。
ではまた。
黒田様
こんばんは、ねむいです。
残念ながら私も電源IC(L6928D)を破損させてしまいましたorz。
いちおう壊れるまでに主要なデータは取りブログに反映して
ますので参考までにどうぞ〜
>元から付いていたタンタルの下に挟み込んで、二階建てにしておきました。
現状ではこちらの方法がベストですね
私の手許には4台有るのですが、その内1台が最初から不調で、U17がサーマルシャットダウンで定期的にON/OFFを繰り返しているような状態でした。
その1台はICを取り寄せて修理しましたので、今は快調に動いています。
http://jp.rs-online.com/web/search/searchBrowseAction.html?method=retrieveTfg&binCount=1&Ne=4294961314&Ntt=L6928D&Ntk=I18NAll&Nr=AND%28avl%3ajp%2csearchDiscon_jp%3aN%29&Ntx=mode%2bmatchallpartial&N=4294959787&Nty=1
このL6928Dというレギュレータ、かなりの曲者ですね。
コンデンサの二階建ての件は、サポートスタッフからも、「その方が良いね」とコメントいただいています。
http://www.stm32circle.com/forum/viewtopic.php?pid=3818#p3818
では
黒田様こんにちは。
U17を破損させた時、私も同じ状況に陥りました。あれおかしいな??
と思って入り切りしてるうちにうんともすんとも言わなくなるという
典型的な故障の仕方でした。
L6928Dのフィードバック用の抵抗も抵抗値が高い物が多いので通電中に
この部分を指でうっかり触っただけでも恐らく即死でしょう。
さらに静電気にも昨今のデバイスと比べるとかなり弱そうに思えます。
MLCC追加して補強・対策される方は最新の注意を払って作業するべき
ですね。じゃないと自らの手でとどめを刺しかねませんから…
他の人がどんどん面白いアプリを考えて遊んでるであろう時に未だ電源周
りのトラブルで足止め喰わされるってのは非常にはがゆいですな…orz
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