近畿自然歩道を往く(伊勢志摩めぐりその1)

今年はダイトレ攻略で燃え尽きた感がありますが攻略すべきトレイルはまだまだ
たくさんあります。ねむいさんは現在交通費の割引が聞く近鉄を駆使して
伊勢志摩方面を攻略しかけています。今回もそんな攻略ルートの一つです。




朝の朝熊駅(だじゃれではない)・・・ねむいさんいきなり寝過ごして
だいぶ遅いスタートとなってしまったorz



何はともあれスタート・・・電車で我慢してたせいかいきなりもよおしてしまった・・
ううトイレトイレ(byくそみそテクニック)



であいの広場には水洗トイレがあります★
あぁすっきり♥(CV高宮なすの)
・・・すみません
このトイレのそばに登山道がありトレイル開始です・・・



朝熊が岳は信仰の山なのでお地蔵さんや丁石がたくさんあります。




ケーブルカー跡をクロスします。
ここからの景色は格別です♥




朝熊峠です。こちらの山荘跡からも良い景色が見られます★


朝熊峠からは宇治道の車道と合流します。



ここで山頂方面に進路を変えま・・ん?


んんんんんんんんん!!?



それはおいといて山頂を目指します。すぐに電波塔に出ます。



電波塔のある場所が山頂部で朝熊が岳山頂と八大竜王社があります。


もちろんここからの伊勢志摩の景色は格別なのです♥




お次は経塚群の中を下ります。




更に下ると一般参拝者と合流します。
極楽門をくぐって金剛證寺奥の院に。



そこから戻って金剛證寺本堂へ。


まんきんたん・・・実在したんだ・・・!



開山堂です。


金剛證寺の一通り見たので次の場所に行くか・・・と思ってたらその目線のさきには・・・


こっこれは・・・

ま、まさに・・・!

ヤダー//////////////////


そんな馬鹿なことやってたらルートミスしてしまいましたorz



旧参道を通るのが正解のようです。
しばらく進むと近畿自然歩道の道標があります。



しかしその道は序盤と打って変わってかなり荒れてます・・・


今は山の中、伊勢ドラブウェイが近くを走ってるはずですが・・・


やばい崩落箇所も越えます。


ようやく舗装路に・・・


ここは鳥羽レストパークと呼ばれる場所で、
春は桜で有名な場所だそうです(ルートミス中)


そのまま下って丸山庫蔵寺の分岐を見落としてたorz



丸山庫蔵寺の本堂です。



丸山庫蔵寺からの下りは滑りやすい石ばっかでヤバイです・・・!



やっとなだらかになってきたところで彦滝大明神があります。




下りきると今度は川沿いにひたすら進みます。



九鬼岩倉神社です。
加茂駅までもう少し!


のはずだったのですがこの道標で左折するとは知らずとおり過ごしてしまったorz
ファック!!!!!!!!!!!!!



加茂駅に到着です。
補給しながら第二ラウンドの準備を整えます。



次のルートは松尾駅からなので国道を加茂川に沿って移動します。
・・・この秘法館ってかつての鳥羽の・・・!?


ぜかまし


松尾駅に駅構内に近畿自然歩道の道標があります。
第二ラウンドスタート!


冬なので菖蒲園は休養中のようです。



青峯山登山口に来ました。こっから登山道です。
勾配のもゆるく、サクサク駈けあげることができました♥


ますきち岩です。


あまかぼうか岩です。


時折見える景色は素晴らしいです♥



前半の苦戦が嘘のようなサクサク具合☆


護摩岩です。



正福寺に到着です。


ここから先は舗装路です。



その前にちょっと寄り道。
車道を上がってNHKの中継局のある場所に。
ここが青峯山(天跡山)の山頂です。



あとはひたすら車道を下る!!!!!


夕日も美しい・・・


駆け下りろー!!!!


ここで県道と合流して更にみちなりに進みます。


もうすぐ日も落ちます。


い ぬ



近畿自然歩道のゴールの上の郷駅です。
もう少しだけ進みます。




伊離宮です。



磯部の御新田です。



磯部神社です。


日が落ちた直後に志摩磯部駅に到着しました。


着替えを済まして駅の外に出るとすっかり真っ暗です。


完全に暗くなった頃に特急に乗って還りました。
大和八木で乗換えなので寝堕ちができませんでしたが
無事乗り換え完了です




こんなわけで今年最後のトレランを〆ることができました。
朝から寝坊して中盤はルートミスしまくりでやばかったですが
後半は一度も落とさずほぼ予定時間に到着できたので安心しました♥

結局最後の最後までドタバタしてしまいましたが何とかなりましたので
皆様も良いお年を〜

近畿自然歩道(朝熊〜上之郷(〜志摩磯部)) GPSログ

近畿自然歩道を徃く(大峯奥駈道(のごく一部だけ)を徃く)

大峯奥駈道・・・それは宗教的にも極めて重要な過酷な修験道であり、昭和時代からは
幾多のハイカー/トレラン野郎が挑み踏走破してきた極めて過酷なトレイルである―――


そんなトレイルにごく一部だけですが私も挑みました!
2014年末はルート上の大天井ヶ岳周辺の降雪量にびびって高見山+三峰山のゆるふわ
変更しましたが2015年"度"はガンガン攻めてく覚悟は決めてますので・・・

雪解けの時期かつ山桜が丁度見ごろのこの時期を完全に見切って挑みました!



●2015.04.18 吉野〜洞川



大峯奥駈道は紀伊山地の霊場の一部でありますが今回私はそのさらに一部だけを攻略
することになります。ヤマレコの過去ログを漁るとなんとスタート地点の吉野から
熊野まで何日もぶっ通してかもしか山行された方もいるのですが、私は家庭の
事情で山行はすべて日帰り必須、100歩譲って現地へ前日移動しか許されて
いないので到底無理です。
さらに奥駈道は一部区間で宗教的理由により女性は通行不能なルートがあります。

しかしながら近畿自然歩道としてのルートは近鉄吉野駅から洞川バス停までで日帰りで
十分到達できる距離なので今回のベストコンディションで挑んだわけです。まだ山開き
前なので洞川発最終バスの時刻は15:55と結構タイトでありやはり綿密なタクティクスが
求められるルートでもあります。
(※今回のルートは支線扱いでルート案内は洞川付近にしかなく道標だけが便りです)



というわけでいざ出発!
奥駈道は吉野山中腹の金峯山寺を通過しますが近畿自然歩道は如意輪寺まで下道です。



車道が終わる頃に高度を一気に上げて如意輪寺まで登り始めます。



如意輪寺です。境内には後醍醐天皇稜もあります。



如意輪寺を抜けて駐車場に出ると大きな舗装路に出ます。
このあたりをよく観察すると・・・


花矢倉へ向かうトレイルがあります!


稚児松地蔵です。



日拝地蔵です。
ここは宮滝・津風呂湖ルートからのエントリポイントでもあります。


上千本あたりまでやってきました。ここで観光客たちと再び合流します。


花矢倉です。ここは満開の時期は撮影場所の争奪戦になる場所です。ですが
もう季節的には上千本でも桜は散ってしまっていました。
しかし、上千本のさらに奥地には・・・!?



吉野水分神社です。貴重な水の補給地でもあります。



境内に咲き残る桜と本殿に今回の山行の無事を祈り、いまだ未踏の地に向かいました!



少し進むと高城山分岐があります。
そして徐々にヤマサクラも見え始め・・・


金峯神社の鳥居とヤマサクラが見えてきました!
ここは吉野では最後に満開になる"奥千本"の入り口です。


桜に出迎えられつつ修行門をくぐり神社に向かいます。


神社のちょっと左奥にある源義経の隠れ塔です。
ここではペットボトルの自販機や茶店やトイレもあります。


金峯神社です。
ここでももうすぐ始まる過酷なトレイルの無事を祈りました。


舗装路は徐々に地道に変わっていきます。
看板に書いてあるように本来の近畿自然歩道である大天井ヶ岳の巻き道は
崩落して通行不可能なので登山者も修行僧も皆大天井ヶ岳山頂を経由する
事となります。


その前にちょっと寄り道・・・



吉野奥千本です。山奥に咲き乱れるヤマサクラが見事ですね♥
吉野の千本桜は実際は千本どころか一万本以上あり、現在も桜の植林が続けられて
います。ここ奥千本も絶賛植林中で私がここを訪れる何十年か後にはさらに桜で
埋め尽くされていることでしょう。


奥千本広場の奥にある西行庵です。


奥千本から少し離れた場所にある湧き水"苔清水"です。
寄り道ルートはここで最後の水の補給ができます。
絶対に補給を忘れないようにしましょう。


対面のビューポイントから見た奥千本です。


そのビューポイントにもヤマサクラが咲いています♥
かつてはこのあたりまで寺院があったそうです。


その寺院跡を抜けると宝塔院跡という小広場に行き当たります。
観光地はここで終わりです。後は厳しいトレイルが続く修行の山となります。

・・・が実はねむいさんここに来るまでに外国人観光客たちに至る場所で道を聞かれまくり
足止めをくらいまくってました。多分合計40分くらいロスしたと思います・・・。ねむいさん
英語はぜんっぜん駄目なので"Excuse me?"と呼び止められるたびにしどろもどろでとに
かく思いつく単語ならべて難を逃れてきたのですがこの宝塔院跡でも勘違いして私の
後を付いてこようとした人たちに"ここから先は観光地じゃない"っていう意思を伝える
までに約10分くらいかかったのですがすっかり稲中の井沢さんみたく真っ白になって
しまいましたorz

私たちが棲んでる西院でも八坂神社/祇園方面に行こうとして河原町あたりからから八坂
神社と逆方向にはるばる進んでくる人たちにたまに遭遇するのですが英語ですらアレ
なのに北京語とかハングルで必死の形相で地図とかスマホの画面バシバシたたきながら
大声でまくし立てられても路上強盗にしか見えないからマジやまてくだち(日本語で)!!!



すみません取り乱しました・・・宝塔院跡から先はトレイル区間となり林道や山道の連続
となります。ねむいさんは途中でまたまた寄り道していきました。


青根ヶ峰の山頂です。


ほんのちょっとの寄り道なのであっという間にさっきの林道と落ち合います。


その林道は奥千本から続いていたアスファルト舗装路と合流します。
合流点の駐車場には石碑ときれいなヤマサクラがあり、写真をアップで
取り巻くってしまいました。


さてその舗装路を少し歩くとまたトレイルに押し込められます。


と見せかけてまた舗装路に戻ってきますが。



黒滝村の境を越えてちょっとあとに黒滝村への分岐があります。
ここはバリケードしてある部分を越えてさらに進みます!


さらに舗装路を進んでいくとさりげなく脇のトレイルにいざなわれます。
ここからが本当に超過酷な山道の始まりなのです!


入ってすぐにオオスズメバチの巣と思われる羽音のする穴があって全速力で駆け上が
ったせいでもう息切れしてしまいましたorz
ちょっと平らになったここは心見茶屋跡だそうです。


そして情け容赦の無い異常な傾斜の登り!
ここで私は人間を捨てて大雨の寧比曽岳で使った以来の四足獣歩行姿勢ですいすい
クリアしていこうとしたのですがいいタイミングで対面から人が降りてきて超恥ずか
しい思いをするハメにorz


そんなことはどうでもいいのです!

ちなみにさっきのトレイルの始まりから"KOBO-TRAIL"なる道しるべが散見されます。
これは文字通り弘法大師の道をたどる山岳マラソン大会の道しるべだそうです。
大天井ヶ岳頂上までこの目印がどう進めばよいかをサポートしてくれます。


そんなこと考えてる間に視界が開けてきましたよぅ〜



本日第一の難関、四方岩山頂上です。
やったぜ


バスの時間が早くも気になるので長居は無用、次の目的地へ向かいます!



行者さんが使用される足摺の宿です。
ご覧の通り建物の中を通過します。


そっから先は打って変わって快適なトレイルに!♥


またまた舗装路と落ち合います。



ここは百丁口と呼ばれる広場となっています。



そこから程なくして百丁茶屋跡/ニ蔵宿です。
ちょっとここで昼食をかねて小休止しました。


さて、前途の通り本来の近畿自然歩道は崩落していて先に進めないので大天井ヶ岳の
頂上を経由することになります。これでもかってて言うくらい大天井ヶ岳へ誘導しようと
してますね〜私ももちろん大天井ヶ岳に挑戦します!


ハァハァ・・・四方岩山の時よりきつかった・・・
でも何とか尾根に出られましたよぅ


尾根道はなだらかです。
途中で作業用モノレールと落ち合います


大天井茶屋跡の広場で体制を整え、次に待ち受ける急登りの力を溜めます!


ぬぅぉぉぉぉあと一息だ!・・・と安全な場所に手や足を掛けて登りあがったらうっかり
頂上より東側に出てしまったのがわかり軌道修正・・・



大天井ヶ岳頂上です!東海自然歩道の姫次以来の私が登った山の最高点更新です!
やったぜ



頂上から離れ、あとは尾根に沿って五番関にむかってひたすら下っていきます。


五番関手前の広場に降りてきました。
ココには大天井ヶ岳の巻き道は通行できないという警告看板があります。




五番関です。ここから山上が岳までは"男の世界"で女子禁制なのです。


それを快しとしない者が注意看板に落書きしたり五番関の門を一部破壊したり
しています・・・!こういうことする奴はtntn付いてても付いてなくても山に登る
資格は無いですYO!!!


・・・と一通り憤ったあとは脇の近畿自然歩道の道標に沿って一気に下ります。


五番関トンネルの手前にやってきました。
こっからはまた舗装路となります。


ぬぉぉ!!


走る走る(なんかこのあたりでルートミスしてたようです)


洞川地区は和漢胃腸薬 陀羅尼助丸の看板や商店が至る場所にあります。



さらに進むと山上が岳/稲村が岳への最前線基地の母公堂にたどり着きます。
ここできれいな水が補給できます♥



そこからすこし進んだ先にまたまたきれいな水が流れるごろごろ水なる名水が
あります。しかしココは採水禁止で飲んだらお腹ゴロゴロ水
・・すみませんだじゃれです///



そして同時にようやくルートミスに気付き山上川沿いへ進路を変えます!




時折現れる行場を見ながら山上側の美しい渓谷を何度もクロスしていきます。


ここで面不動鍾乳洞方面に進路をとります。



森を抜けると洞川の集落のはずれに出ます・・・がすぐにまた山に向かいます。


大原山の頂上を目指すのですが・・・なにやらやばい雰囲気・・・


なんとごらんのとおり頂上へは通行不可能となっていました!!


そんなわけで大原山はなかったことにして下りに転じたトレイルを駆け下ります!
しかし・・・



やばい・・吊橋だ・・・


あぁあぁあぁぁぁっぁああああ(吊橋恐怖症)


ひェェェえええぇええい★(吊橋恐怖症)


イぇえええぇエエェエエえええぃ♥(吊橋恐怖症)


吊橋を越えた先も細かく上り下りがあり私の足を苦しめます・・・。


面不動鍾乳洞の分岐までやってきました!


つい数時間前まで激闘してきた大峯奥駈道は中央奥の遠くに見えます・・・
てか五番関からここまでが結構長く感じました。


ちなみにここは入場料かかりますので時間も押してるので鍾乳洞はスルーで・・・


最後にもう一度、大峯奥駈道と洞川の町並みをとらえてから洞川の中心部へと
降りました。




洞川八幡宮まで降りてきました。
ここで近畿自然歩道のルートはゴール地点なのですがほんの少し時間ができたので
竜泉寺に寄りました。



竜泉寺です。ここでも満開の桜が歓迎してくれました♥



境内には小川や池があり、どれも鏡のように透き通ったきれいな水をしています。



悔いが無いように今年最後の桜を写真に納めてきました!


竜泉寺を離れ、今度こそゴールに向かいます。


洞川の南には洞川温泉があります。
残念ながら今回はバスの最終時刻もあいまって洞川温泉に入るまでの時間は
取れませんでした。次回ココに来たときにでもりべんぢします!


てわけで今回のゴールである洞川温泉バス停に到着です。
いろいろありましたが帰り支度する最低限の時間的余裕を残して
到着できました!


バスに揺られること一時間、近鉄下市口駅に到着です・・・
バスはココが終点ではないので転寝すらできず気を抜くことはできません・・・!


下市口からは近鉄特急で・・・
こちらも京都行きの乗換えがある橿原神宮前までは一切気が抜けません!
・・・もちろん無事乗り換えも済み、そっから先は終点の京都まで爆眠でしたZzz・・・






というわけで大きなトラブルもなく、ほぼ予定通りに近畿自然歩道の最難関といわれる
コースをクリアすることができました。気温が高くならず雪もほとんど無く人もまばらな
この時期に行くのがやはりベストです。至る場所で桜も堪能できますし☆

しかしながら今回は時間の都合で温泉には入れなかったので天川川合経由の近畿自然歩道
を攻める時には必ずや入りたいと思います!お風呂セットは忘れません!



近畿自然歩道(吉野〜洞川) GPSログ


近畿自然歩道を徃く(高見山と三峰山に樹氷を求めて)

TG-3に買い替えてからトレラン主体の記事は今年一度も書いてないからせっかく
なので書かせてもらいますよぅ
近畿自然歩道が主体の内容も今回が初めてですね〜…あれ?何嬉しそうな顔
してるの?でも今回は見ごたえがあるのでだまされたと思って見てってください!
っていうか見なさい!!!!!
近畿自然歩道は東海自然歩道の時とは違って他の人の参考になるような超地味な
攻略要素はなるべく省いて単純に魅せる内容で攻めてみますからだまされt(ry



●2014.12.27 高見山+三峰山ルート

朝の榛原駅。
ここは東吉野村や高台山脈に行くための前線基地です。
交通の便は皆無といっていいほどないのでマイカーがない人は敬遠するような
場所ですがねむいさんは"虹弦流・タクシーでずるっこ移動"をかまして直接
高見山登山口に行きました!
(※樹氷が見られる時期は樹氷バスなるものが運行されています)


東吉野村の高見山バス停に到着です。
ここに来るまでは道を邪魔するものは全くなく猛スピードでかっ飛ばすタクシーの
運ちゃんのハンドリングがワイルド過ぎてすでに心臓バクバクでウォームアップは
すでに完了です…


冬山なので防風と保温を兼ねて帯電防止エアキャップを体幹に巻いておきます。
これ軽くて体積もとらずなおかつ効果抜群なので冬場のトレランの必須アイテム
です!


それじゃ今年の走り納め行ってきます!




高見山登山口は伊勢南街道としばし道を同じくします。
途中で石畳もあったりします。


木々が開けた場所では雪を冠した高台山脈が。
私もすぐにその場所に行く!


途中道が崩れている個所もありましたが巻くことができます。
でもそろそろ道が雪と氷におおわれてきてやばいです。




小峠に到着です。ここから先は急な登りと堅い雪道になるので
トレラン用アイゼンを装着して挑みます!
…なんかクマ出るみたいですねここ…



小峠からは高度を上げていくたびに白色の支配率が上がっていきます。
その白色の正体は樹氷です!


平野登山口と合流して雪の登山道を登っていきます。



樹氷バスがでるのは一月上旬ですが、樹氷はすでに見ごろのようですね〜♥


夢中になって登っていると気づいた時にはあたり一面銀世界となっていました。



山頂付近は風も強いですが樹氷も成長して見ごろです。
撮影ポイントな場所はやっぱし人が結構いてねむいさんも撮影待ち…



山頂小屋はだいぶ人が入っていました。
樹氷バスが出るころは人多すぎで入ることすらできなくなるとのこと。
ねむいさんはちんたらしてたら三峰山にすらたどり着けないので
関係ないですがー!


高見山の山頂には高角神社があります。
えびのしっぽと呼ばれる樹氷がすごい伸びてるのが分かりますね〜


高見山からは直接尾根道経由で三峰山に出られますが近畿自然歩道をたどってるので
いったん下りることになります。標高差900m以上を2回登ることになるので東海自然歩道
の北丹沢
より過酷なコースです。


TG-3のマクロ撮影機能を用いて撮った雪の華です。
わたしもTG-3をだいぶ使いこなせてきましたよ!


どんどん下っていくと急に視界が開けて高台山脈の山々が広がります。
思わず"おお…!"と声をあげてしまいました。



さらに下りると高見峠に行きつきます。ここでトイレ休憩です。
ここは気温は氷点下になっていないようですね。



そこから少し下りて和歌山街道のトレイルに入ります。
ある程度下って積雪が無くなってからアイゼン解除してさらに下る
スピードを上げます!



下って行く途中でかつての街道の史跡が見られました。
なんで蘇我入鹿がこんな辺鄙なところに…???


道は蘇我入鹿の首塚から先ですぐに舗装路になります。



高見山に見送られて国道166号線に降ります。…ここからが長い!


ようやく国道166号線に合流です。すでに次のターゲットの三峰山は見えています!




166号線をある程度下ったら波瀬の集落の旧和歌山街道を走ります。


三度166号線と合流して松阪方面にひたすら進みます。
途中で波瀬小学校(現波瀬ゆり館)があります。


166号線をひたすら下っていくと泰運寺への道が現れます。
今度は進路を北に変えて舗装された林道を上がります。


ひたすら登っていくと泰運寺の参道が出てきます。
舗装路でも本堂に行きつきます。


泰運寺本堂です。


泰運寺本堂からちょっと戻って月出の里への分岐に進路をとります。


結構きついピークを越えて不明瞭な下りを下りると民家の庭先に出てしまいます。


一応近畿自然歩道のルートですがこれ逆から来た場合ルートが完全に
わからないんじゃ…



そんなこと考えつつ川沿いに進んでいると月出の里案内所に行きつきます。
この一帯は民宿があるそうですが泊まる人とかいるのかしら…
営業してる気配が全くないみたいですし過去の元気だったころの日本の
遺物なのでしょうか…
(自然歩道のガイド情報ってたいてい20年くらい遅れてます)

…そんなこと考えつつ次の戦いの支度をします。そう、ここは高見山コースの
終点であり三峰山コースの起点でもあります!



月出の里から三峰山へはまず中央構造線へ向かう必要があります。
超巨大ゲートを力いっぱい押しあけたり不動尊にお祈りしたりと
結構イベンツがあります。




中央構造線(正式名称は月出中央構造線露頭部)に到着です。いわゆる超巨大
断層帯です。二つの異なる岩質がぶつかり合って常に崩壊してる場所ですが
かつては上まで行けたようですが崩壊しすぎてもう駄目みたいですね〜
ここからちょっと戻ってさらに林道を登ります。


三峰山登山口までやってきました。登る体力は必要十分にあります!
ちょっと休憩したのちアイゼンをすぐにつけられる状態にして挑みました!


新道峠までは急登です。しかもちょっと荒れてます。
幾多の難路を越えてきた今では"道が見える"状態ですが油断せず進みました。



稜線に出てすぐに新道峠です。
すでに積雪が高見山よりありました。ここから三峰山までひたすら
スノートレイルになります!


高見山と違ってちょっと樹氷が雑だな〜と思っていたのですが…


そんな思いはすぐに否定され…


三峰山でも樹氷が出迎えてくれました。
ちょうど晴れてくれたのでその隙を逃さず今回のベストショットをキメました!



その後すぐに曇り始め雪も降ってきました。
樹氷も頂上に近づくにつれさらに大きくなっていきます。




御杖村への分岐を越えたころには再び一面の銀世界。
そしてそれに導かれるように頂上まで駆け上がります!



三峰山山頂に危なげなく到着です!頂上は風雪が厳しかったですが、
展望が効く曽爾方面は雪雲に阻まれずよく視界がききました♥


今回の山行を強力にバックアップしてくれたTG-3さんも気温-3℃の環境で山頂と
ツーショットです。こういうタフな環境では本当にタフネスを発揮してくれます。
これからもよろしく〜



三峰山山頂からは緩やかな下りを少し進んで八丁平に行きつきます。
こちらも眺めが素晴らしいです♥
近畿自然歩道の福本登山口への道はちょっとわかりづらいので注意してください。
厳冬期だと道が完全に消えて迷うかも。


八丁平から下りるときに撮影した一枚。日の光が高台山脈に綺麗に当たって
またもや"おお…!"と声をあげてしまいましたよ。



八丁平から先は急降下です。アイゼン外すタイミングがつかめない…


ひたすら下っていくと眼下に林道が見えてきました。
トレイルもあと少し!



福本登山口に到着です。手に持っていたアイゼンをザックにしまい
駆け下りられる体勢になります。


あとはひたすら山間部にある舗装路を下ります!!
うりゃー!


River Deep,Mountain High.


山の向こうに落ちた太陽に代わって月が輝きを増してきます。
これは…まるで…!


もうじき残照も消える。
この時期は日が落ちるのが本当に早い。
山間部ならなおさらそれを強く感じます。


国道166号線と合流する地点で近畿自然歩道の三峰山ルート起点に行きつきます。
ゴールはもう少し南です。


ゴールの富永バス停です。
到着時刻は17:14。最終バスは17:29ですがこれを逃すと和歌山街道の山の中に
一人取り残されて身動きとれなくなるという別の意味で恐ろしい難関なコース
です。おそらく近畿自然歩道一の難しいコースかと。


バスが松阪駅について特急乗る時もドタバタでしたが…、
そして電車が走り出したとたんに緊張の糸が切れて眠りこんでしまい、
危うく上本町まで行ってしまいそうになったり最後まで気が抜けません
でしたがなんとか攻略できました。


そんなわけで2014年の初走りに負けないくらい過酷なコースで今年も〆ましたが
このぶろぐ記事書いてる今ようやく筋肉痛が解けたので、綺麗な体(?)で新年を
迎えられそうです。近畿自然歩道は東海自然歩道ほど一度の距離は少ないですが
道標がない、整備がない、そのそも道がないと意外と難しい印象です。
この一年和泉山系を中心にかなり攻めたつもりですがまだ全体10分の1も攻略
していないのでほんとにライフワークになりそうです。
来年も果敢に挑んでいきたいと思います。


近畿自然歩道(高見山+三峰山) GPSログ



今年のぶろぐこれで終わりじゃないですからもう少し耐えてください!!!

東海自然歩道を徃く27(箕面-嵐山渡月橋)

新春一発目の山行は、東海自然歩道の箕面〜嵐山という大阪と京都を
文字通り股に掛けるコースでした。私にとってはすべての始まりの場所ですが
思い起こせば3年前、未熟な装備と技術で挑んだものの嵐山にまったくたどり着けず、
さらに足首の捻挫という洗礼までくらい中間地点の上の口で敗退してしまいました

…が、
それから3年の今、東海自然歩道1700km走り倒して着た今!りべんぢを果たします!

総距離54km強、獲得標高差3000m越2000m弱のちょっと過酷に見えるこのコース、
山岳マラソンのレースにバリバリ出てるような関西在住の方にとっては日帰りで
さくっと走って帰ってこれるので非常にポピュラーな"定番"でもあります。
私はそういったレースには参加する気はないものの、東海自然歩道の行程の
中で50kmオーバーを3度ほど経験して中距離移動のノウハウも蓄積しており、
ヘタレな3年前とは全く別の強くてにゅーげーむな状態で挑むことができました♥


●2014.01.11 箕面->嵐山渡月橋

虹裏メイドの朝はほんの少し早い。
まだ日照時間が短いので7時半になっても朝焼けですね…。
今回は54kmをガチで走破するので足回りのメンテは完ぺきにしております!


(去年建てられた石像に向かって)君たちしばらくぶりだねぇ、3年ぶりだねぇ(犬作)
ちなみにこれ、東海自然歩道西の拠点と唱っていますが本物の西の拠点はここから
5.5km先にありますのでご注意を!


3年たつと以外と変わりますね…駅の周辺も観光向けに整備されてました。
朝焼けの阪急箕面駅に見送られて真のラストステージ、スタートです!


まずはエントリポイントの東海自然歩道西の拠点に向かいます。温泉を
主とした観光地を縫って走ります。最初の最初のくせに何気に東海自然歩道の
中でエントリポイントまでの一番長いアクセス距離を誇ります。
(次点は奥三河の滝上-千枚田の激坂5km)



緩やかな坂をひた走ります。
この地は朝でもジョギングや散歩に向かう人が多いですね。



箕面大滝に到着です。普段は人が大勢いる場所ですが、まだ朝なので滝の
音だけが支配する厳粛な場所となっています。


箕面大滝を離れさらに登ります。途中車道を通行するので車にはご注意を。


箕面ビジターセンターです。こちらでは東海自然歩道の高雄までのマップを
販売しております。また、東海自然歩道全踏破者に対して踏破証を交付されて
います。ですがまだ閉まってますね。


ビジターセンター横の府道を登ってすぐに東海自然歩道の西の拠点があります。
東京の東の拠点と違い、人が滅多に入らない場所でひっそりとハイカーや
トレランな人を待ち構えています。


近くにトイレがあるので改めて体制を立て直しスタートです!
ぢつはSTM32Primer2を使ったGPSロガーがこのルートを記録するのは今回が初めて。
Gms-G9を装備し最強に強まった状態で彼もねむいさんと同じく今回の54kmに
りべんぢを挑みます!(ピンク色の物体がGPSロガーです)


大阪ステージは箕面駅から開成皇子の墓までひたすらガンガン登りです。
ガッチガチに凍結したぎふちょう橋をこえます!



崩落個所もなく教科書のような模範的なトレイルが続きます。
結構急な登りですがちゃんと整備されているおかげでサクサク登れます♥


開成皇子の墓です。このあたりで登りは落ち着きます。


このあたり自然観察路が入り組んでます。勝尾寺にも行けるそうです。



北摂霊園近くの車道にでました。3年前には無かった鹿柵がとうせんぼしてます。


北摂霊園から先は一気に高度を下げます!



山道から車道に出てすぐに泉原の湧水があります。普段は人が行列作ってるよう
な場所ですが今は私の独占です♥

ちなみにここの湧水は飲料に適さないと明記されてるのでおなかの弱い方は
ご注意を。ねむいさんはもちろん平気でしたが(ベトナムで副業先の社員さん
全員が下痢した泥味のハス茶や静岡で墓地の隣の井戸水がぶ飲みしても
ねむいさん無傷だった。)



さて、ここから忍頂寺まではひたすらアスファルトの車道となります。
特に見る物もないのでさくっと通過します。



途中で山脈自然歩道なる道と同じくしますが東海自然歩道は屈折します。
意外と間違いやすいのでご注意ください。ですが3年前とは違い矢印がたくさん
設置されてますので多分大丈夫でしょう。


この畑のある場所を越えると第一の難関泉原集落です…!


泉原集落に入ると急に道標がなくなり道を見失います!ここは多くの
ハイカーが散っていった危険ポインツの一つなのでご注意を。
とりあえず道標がないこの個所は左折で!


ですが自分の勘を頼りにみちを間違えてしまった貴女はまだ挽回のチャンスが
あります!広い道路に出てしまったらとにかく左折!そして…


ほどなくして泉原西のバス停に着くでしょう。この奥の道を登ると
正規ルートに合流できます!


この道標が見えたらひと安心です。


素盞鳴尊(すさのお)神社です。


交通が激しい府道110号を横切り源氏講の石碑を越えて上音羽の屈折点に
向かいます。



屈折点を越えると道は下り基調になります。



忍頂寺スポーツ公園です。このすぐ先には忍頂寺跡への道があります。


まだまだ舗装路が続きます。3年前は無かったこんな解説看板がありました。



激坂を登ると宝池寺があります。


寿命院わきのトレイルを登ります。このたぬたぬも3年ぶりです。
しばらくぶ(ry



竜王山山頂です。ここには巨大展望台があります。
さてこの先は問題の箇所…


3年前、たしかこの木階段のあたりで足くじいたんですよね…
テーピングで足首周りの故障対策万全の今はまったく敵ではないです。



危なげなく登山口まで下りてきました。
3年前と違い道標が折れて入口に立てかけられており、さらにそれが誤った
方向を指してるので厳重に注意を!


そして大阪ステージ超最難関、車作集落にやってきました…!


ここで道を間違うと一発アウツのくせに道標が全くありません#
まずはこの小屋がある場所はこのようにV字ターンして降りて行きます。


そして魔の四差路EVIL-Xに差し掛かりました。道標が非常に曖昧な
個所をさしていて大阪/東京方面のどちらから来ても間違いを誘発させる
危険な場所です!
現に多くのハイカーがこの四差路で挫折し散って逝きました。


別アングル(東京方面から見た)四差路です。

なお、虹裏メイドに一度見せたネタは二度は通じないのはもはやこれは常識!
ですがさんざん苦しまされたこの四差路も既に見切ったので楽勝でクリアです。
お前を倒すにはその上(のスピード)をいけばいいと一輝兄さんも言ってますし。



ここまで来ればもう安心です。車作大橋に向かいます。



車作大橋です。上に目をやると新車作大橋が見えます。ここでルートは
一般コースと健脚コースに分かれます。もちろん今回は健脚コースを!


ここダンプカーが高速で行きかっててヤバい…


危険な車道を登りあがると途中に武士自然歩道と道を同じくした分岐が
あります。



ちょっと崩れた山道を登ると竜仙の滝が見えます。



道はそこからさらに登って行き武士自然歩道と別れたところで下りに
入ります。


どんどん下っていくと一般コースとの合流点である萩谷バス停につきます。



そこから先は萩谷総合運動場の中を通過します。


萩谷総合運動場からどんどん下に降りると摂津峡にたどり着きました。


ちょっと戻って白滝を。


この鬼子母神慶住院手前の自販機で小休憩としました。
前半のルートはほぼ予定時間通りに危なげなくクリアーです!


上の口バス停へは右折ですが今回はそのまま嵐山を目指します!
第二ラウンド開始!!


…????…こんなとこ走ったっけ…???


…おや…?これって…


F**K YOU!1!!1!!



さて、気を取り直して神峰山寺へとまず向かいます。
牛さんの仏像?が置かれている鳥居をくぐって登りあがります。


三年前はこことは別のトレイルを走っていましたが崩落により、
舗装路を移動するように誘導されています。



神峰山寺山門です。すぐ背後には御覧の通り通行止めの表記があります。


神峰山寺を越えたらお次は本山寺です。ひたすら舗装路の登坂!



本山寺の参道に着きました。道はコンクリ舗装に変わりさらに坂が
きつくなります。標高も上がってきたので凍結してる個所も!!



ひたすら登って登ってこの石碑がある個所まで来たらもうすぐ分岐点です。


本山寺分岐点です。三年前はそのままポンポン山に向かいましたが
今回は本山寺に寄ります。



本山寺本堂です。



実は本堂の右隣からポンポン山山頂に抜けることができます♥


正規ルートと合流しました。



あとはポンポン山山頂に向かってまっしぐらです!
だんだん雪…というか山道が凍結したちょっとヤバい道に!
↑今回スパイク持ってきてませんorz



滑らないように落ち着いて進んでポンポン山山頂に到着です。ポンポン山の
山頂を境に大阪ステージは終わり、ねむいさんの地元の京都ステージが
はぢまります。



大阪環状自然歩道と別れ東に進みます。大阪環状自然歩道は私の次なる
ターゲッツにしておりますよ!


さらに下っていくと舗装路に出て善峯寺への分岐がある杉谷につきます。
進路を金蔵寺に向けてひた走ります。


受験シーズンですからこんなつるつるゾーンで滑ったりコケたり堕ち
落ちたりしないように気を付けましたよぅうふふ♥


ひ 
 じ
  き



金蔵寺の山門に到着です。ガンガン高度を下げてきましたがさらに下がります。


トレイルを下っていくと集落まで降りました。まだまだ下ります。


三年前は高いトタンの塀で覆われていたこのあたりも道路が出来上がってますね〜


できたての道路をくぐると大原野神社の参道があります。といっても普通の
道路っぽいです。




そろそろ日没を意識しなければならないころに大原野神社に到着です。
時間が押してるので速効元のルートに戻る!


草餅屋はもう閉まってましたorz



お次は花の寺へと向かいます。
ここの参道は東海自然歩道屈指のビューポイントです!
夕日が落ちて丁度いい時間帯に撮影できました♥


さて、花の寺本体はどうでもいいので割愛して今度は住宅街を縫って走ります。
ところどころに矢印入りの道標があるのでトレランの方は走りすぎて見逃さ
ないようにご注意を!


田んぼの真ん中の道をまっすく進んで府道10号(丹波街道)と落ち合います。
ここから沓掛交差点を目指します…が交通量かなり激しいのでまたまた
ご注意を!


こっ…♥
こんなおぱんつ丸出しの注意喚起看板出されちゃったら見とれてしまって
逆に事故を起こしかねないんですけぉ!



ゲフンゲフフン失礼…
丹波街道を進んでいくと大きい道と落ち合ってさらにまっすぐ行くと沓掛
交差点が見えます。3年前はまだ工事中だったところですね。


交差点を渡り沓掛バス停で進路を右にとりさらに進むと住宅街の中を
走り抜けます。


が〜き〜ど〜も〜!



交通量が多いロータリーを渡って桂坂公園へと進みます。



もうすぐ日没。太陽も山の裏に落ちました…。既に街灯もつき始めてますね。



懸念していたラスト付近の竹林のトレイルですが、なんとか暗くなり切る
まえに抜けることができました!
しっかしでこぼこしててほんっと走りづらいですここ…


そろそろ10時間くらい経ってきたのでペースをぐんぐん上げます。
地蔵院と思ってたけど本当の地蔵院はもっと先でしたorz


真っ暗ですが苔寺への分岐点です。


鈴虫寺入り口です。



月読神社を通り過ぎて松尾大社です。ここから先の進路は3年前と同じく
桂川に沿って進むルートをとりました!


残り2.2km、いざラストラン!


うぉぉぉぉぉおおおお!!


ぉおおおおおぉ…おっ!渡月橋が見えてきました★


阪急嵐山駅への分岐を通り過ぎ17時33分に渡月橋に到着・・・10時間6分を
かけた長い戦いが終わりました…
そして3年前の雪辱を果たしました!!りべんぢ成功です♥

>
少し戻って多目的トイレで着替えを済ませ、"よっし、家(西院)に帰るか〜!"
…と思ったのですがまだ水平方向に進む体力は十分残ってたので嵐電を
使わずそのまま歩いて西院の自宅へと帰りました。


…ということで2014年の初走りを約54kmの激闘を制する形で〆ました!
前回の高尾山口で東海自然歩道はほぼすべてのルートを巡っているのですが、
3年前は成しえなかった箕面〜嵐山間を今回"ハイキング"ではく"トレイルラン"
でつなぐことで本当の意味で東海自然歩道を全走破できたと実感しております。

私にとってこの嵐山渡月橋が一つのゴールであり、同じくまた新たなスタート
地点となりました。まだまだ攻略すべき山はたくさんあります!
箕面-嵐山渡月橋 GPSログ


ああそうそう、ブラウザベンチマークがARM関連の記事抑えて好評になって
きたので東海自然歩道以外の山行レポートもびしばし上げてこうとおもいます!
コラコラそんな嬉しそうな顔し・な・い・の♥

東海自然歩道を徃く25(平野-西丹沢自然教室/西丹沢自然教室-西野々)

この二つのルートは丹沢山塊を通過する東海自然歩道の中でも最も難関コースと
されています(整備が廃されている旧自然歩道は除く)。
東から西に降りる人は最初の難関であり、私のように西から東に上がる人は最後の
難関となります。私もいままで積み上げてきたすべての物をぶつけて挑みました!



●2013.11.30 平野->西丹沢自然教室

朝のJR御殿場駅にて…。待望の富士山が見えていました。


御殿場登山口の新橋浅間神社でこの日の成功を祈る。


日出とともに富士山が赤く染まっていきます。
駅前のSUBWAYで朝食を済ませて足回りの準備を行いました。


山中湖行のバスが来たので旭日丘バスターミナルへ…
前回チラ見したKABAがKABA車庫で待機していました。


旭日丘からはふじっこバスで平野バス停まで移動です。ここで十分な
ストレッチを行い大地を2度おもいくそDUM!DUM!と踏みしめスタートしました!


前回ルートの車道(道志道)を少し戻り不動明王社でもう一度無事を祈ります。
ぢつはこの日に備えてトレーニングやってたのですがやり過ぎたのか前回の行程
次の日に左足ふくらはぎにごく軽度の肉離れを起こしてしまい約一週間以上
安静にしていましたorz


さらに一週間経った今回(数日前に医師からもう動いてよいとGOサインをもらって
ます)、テーピングやキネシオでしっかり固めた状態で挑みました!
相手は東海自然歩道の最難関、猛烈なアップダウンが連続する丹沢コース…!
さぁ行こう、過酷な世界へ…




しばらくの間は富士山を背に舗装された別荘地/研修地を進みます。



別荘地をしばらく進むと90度方向転換し、高指山へのトレイルが、そして延々と続く
尾根道の縦走がはぢまります!



当日は快晴かつ朝の気温が0度以下だったので尾根筋では風に吹かれてかなり
寒くなると思われていましたが、懸念していた風については終始ほぼ無風状態
だったので非常に良いコンディションで進むことができました。



高指山に到着です!富士山が眼前に!でかい!私の悲願が漸くかないました…
富士吉田サイドからここまではっきりと富士山見たのは生まれて初めてです。



富士宮や静岡市からは見ていた富士山とはまた別の趣がありますね…
基愛氏の言葉を借りるとまさに見慣れた富士山、見飽きぬ富士山
ガキの頃富士宮からいつも見ていた時も、JDのころ静岡市からいつも見ていた時も、
そして幾多の山をのり越えてこの場所にやってきた今も。さらにいつかの未来も。


高指山から先はしばらく走りやすいトレイルを水平に走ります。
巨大霜柱をシャクシャクと踏みしめてずんずん進みます。


富士岬峠より。
ここも富士山のビュースポットです。



しばらく駆け抜けていくとだんだん植生が笹へと変わっていくのに気づきます。
そして道が笹に覆われていくとともに段々と道も険しくなっていきました。



山伏峠分岐です。今回のルートは甲相国境尾根の中核を通過するルートですが、
ここを過ぎたあたりから小さな山頂や沢頭(〜〜の頭と言う名が付く)をたどる
上り下りの猛烈な連続が続きます!


土保土山。


時折安心して走れる天空のトレイル。


でもそれはすぐに終わって急降下。


急上昇して油沢の頭。


木々の合間から見える富士山が徐々に遠のいていく…。


登って下りてブナの丸…


そして急登を上り詰めると…





菰釣山(こもつるしやま)に到着です。富士山には冠雪のちょうど下あたりに雲が
かかっていました。山頂には観測機の電源用でしょうかソーラーセルがあります。



そこから急降下すると菰釣山避難小屋に到着です。
ここで補給を兼ねて小休止としました。先はまだまだ…!
小屋の中はびっくりするくらい非常にきれいに使用されていました。


次の目的地は城が尾峠です。アップダウンの連続が続きますがここのあたりで
かなり軽装のトレランな人とすれ違いました。トレーニングしに来てる地元の
方と見受けました。今回のルートで尾根道ですれ違ったのはこの方ひとりです。
世間的にはもう冬。登山シーズンは過ぎたころです…が私にとっては人が減る今
こそがねらい目なのです!


城が尾山の手前で撮影した富士山が今回で最後に見た富士山となりました。
次回は富士山からさらに離れますが…運が良ければまた見られるかも。




城が尾山を越えてすぐに城が尾峠につきます。
ここからは信玄平に繋がる旧東海自然歩道のルートがあります。
いつかは私も挑戦するつもりです。


登って降りてを繰り返し目指す最後のピークは畦が丸。
やっとこ大界木山を通過…。


まだ14時手前ですが日は既に夕方の様相を見せ始めてます。


痩せた尾根道かと思ったら忘路峠(犬峠)なる峠らしいです。有志の方が取り付けた標識
ありますが、以前は公の建てた犬峠と記された道標があったらしいです。



ちょっと崩れた箇所の直後に続く笹薮地獄を抜けるとモロクボ沢の頭に。
畦が丸はもうすぐ!




最後の登りで力を振り絞りついに今回の最終ピーク、畦が丸に到着です!
畦が丸の頂上からは直接西丹沢自然教室にでられるエスケープルートも
あります。



畦が丸避難小屋に戻り小休憩をして残りの沢道の下りに備えます。




避難小屋からどんどん下っていくと大滝峠上という場所につきます。
ここも旧東海自然歩道の危険な沢道を通り信玄平へつながる道があります。



大滝峠上からはステタロー沢と呼ばれる沢道を下ります。
道標が少ないですがコメント入りテープがところどころにあります。



沢が太くなってきたところで一軒屋避難小屋に到着します。
ここで鬼石沢(大滝沢本流)と合流します。




どんどん下っていくとなんと思わぬ場所で紅葉に出会いました!
傾いてきた日に照らされてコントラストが非常に綺麗ですね♥



林道に掛かった紅葉のアーチをくぐって駆け下りていくと大滝橋に到着します。



旧ルートは大滝橋を越えた先の小さいトンネルをくぐっていたようですがそのトンネル
は閉鎖されて通過不可能のため矢印の要領で大滝橋は渡らずそのまま県道76号にでます。
そしてそのまま"新箒沢隧道"を通過、北上してください。



新箒沢隧道をくぐって駆け上がると箒杉が見えます。76号から少し離れて
箒杉を間近まで見ることができますがそのまま76号と合流できるので安心です。




さらに県道76号を駆け上がりあたりが暗くなり始めた16時過ぎにゴールの
西丹沢自然教室に到着しました。登山客の最前線基地たる場所ですが、前途の
とおり既に登山シーズンは過ぎているので今は人もまばらでした。


着替えたあとすぐさま富士急湘南バスに乗り込み1時間以上揺られ新松田駅へ…
小田急に乗るころにはすっかり真っ暗です。


今回は非常にハードなコースでしたが大きなトラブルもなく予定時間通り西丹沢
自然教室に到着しそんでもって帰りの小田原経由のひかりで帰ることができたので
100点満点です。あと懸念していた左足もノートラブルでした♥



●2013.12.14 西丹沢自然教室->西野々

今回も好天に恵まれた神奈川県。新松田駅に夜行バスが到着したころには
既に登山客が西丹沢自然教室行きのバス待ちをしていました。


登山客で満員なバスに乗り込み西丹沢自然教室へ…!



登山者たちの最前線基地である西丹沢自然教室の情報によると気温も氷点下になり
ところどころ凍結しているとのこと。強風対策にはおなじみ防風フィルムを体に
巻着付けて防寒防風対策を施し凍結路対策にはトレラン用アイゼンを直ぐ着用できる
いちに配備してスタートしました!


いきなり痛恨のピンボケ写真orz


先ずはつつじ新道の分岐を横目に用木沢出会まで車道を登りあがります。
ウェルキャンプ西丹沢に囲まれた道を走る!


用木沢出合です。ここで右折して犬越路へ向かいます。後ろからズダダとやってきた
トレランな人たちの集団はすれ違いざまにあいさつを交わしながら白石峠へ向かい
猛然と直進していきました。
ちなみに北丹沢はややマイナーなので登山者が少ないのを利用してトレイルランの
レースが開催されており、トレランの人たちに人気なようです。
…って私も一応トレランですが



大きな鉄の橋を超えると川の渡渉を繰り返します。このあたりはまだ勾配も少なく
サクサクと進むことができます。




少し山肌に沿った道を進むと枯れた大きな沢にでます。
道標が全く見当たらないのですがよく見るとテープ木に目印がいたるところに
付けられていてどう進めばよいかがわかるようになっています。



枯れた沢道を登っていくと犬越路0.5kmの道標がありそこからすぐにコシツバ沢
に下ります。そして超急こう配の猛烈な登り開始!!


ひたすら登、登、登。
高所恐怖症の私もすっかりへっぴり腰に。ここでも無念のピンボケ!




いきなり出てくる超笹薮を抜けると犬越路に到着です。
ここは大室山と檜洞丸の縦走路でもあります。



犬越路の神の川側数年前の土砂災害でかなり崩れてしまったらしいですが今は
通行可能になっているそうです…が大小さまざまな石と巨大霜柱の連発でこわごわ
登りより遅いスピードで降りていきました。道標もいやらしい角度で何とか持ち
こたえてます。





沢筋にでると風も出てきました。防風対策をちゃんとやってたので安心ですが
足元は滑落しやすい危険な道の連続なので気が抜けません!



ようやく林道っポイ安全なところまで出ました。
下ってきたのは日蔭沢と呼ばれる沢のようですね。


あと少しで神の川ヒュッテに着くところですれ違おうとしたトレランな人の
一団が一斉に後ろを向いていた…向いた先を私も目で追うとシカさんが。



もうちょっと近くでシカさんを撮影しようとカメラを構え直した時には忽然と
視界から消えていました。何ぃ!?と思って逆側に回るとくぼみに嵌って寝て(?)
いるだけでした。彼女(牝鹿)はいったい何がしたかったのだろうか…????
まぁでもこの日特別に寒かったですししかたないですね。シカだけに。



ゲフン失礼…神の川ヒッテに到着しました。
直ぐ近くの道路にはおそらく全ルート中最大級の巨大水洗式東海自然トイレがあり
ました。ここでじっくりと体制を立て直し、最難関の登りに向かいました!




ゲートの脇を通り、少し舗装路を登った後巨大道標の下の階段を降りたら
地獄の一丁目のつり橋があります。ここからが本当の勝負です!




ここから姫次までひたすら勾配のきついのぼりが連続します。一気に900mを登り
上がることになります!


この日はちょっと風邪気味でこの登りの序盤の時点で集中力が大幅に下がって
しまい、足にもダメージがきまくっていたのですが…木々の合間から頭をわずかに
見せてくれた富士山にようやく元気づけられました。



風巻の頭(風巻尾根)に着くと多少登りが緩くなります。ですが今度は
痩せた尾根道とザレた道を交互に上りあがる道になります!



遠くの富士山、近くのコケ…。そして


落ちないようにヤモリの様にへばりついて登って


登って


登りあがるたびに富士山もどんどん姿を再び露わしてきてくれて


もっとよく見たいがために


さらに登る!





過酷な山道を乗り越えてついにここまで登ってきた!
前回で見納めと思っていた富士山を今回も見ることが出来ましたよぅ…ジワワ


大崩落地を廻り込んで袖平山広場に出ます。真の山頂はこの裏にあります。




袖平山山頂です。富士山を独り占めです♥




袖平山広場に戻りほんの少しだけ登りあがると姫次に到着します。
姫次は丹沢主脈の拠点の一つでありカラ松純林が広がる広範囲に水平な山頂であり、



そして富士山の格好のビュースポットでもあります。
この姫次で富士山と本当のお別れとなります。



姫次の広場からさらにルートを進むと東海自然歩道の最高標高地点があります。
1000kmを超える旅路をこえてSTM32Primer2+Gms-g9がついに、ついにこの特別な
場所に到達ッッ!!世界中で私が一番STM32Primer2使い倒している人間と自慢できる
はず!


さて、姫次を離れ西野々に向かいますが焼山までは非常に快適な下りのトレイルが
ご褒美のように続きます♥


黍殻山避難小屋は建て替え中でした。丁度建て替え工事をしていた人に話を
聞くと断熱材を使用したストーブいらずのエコな避難小屋になるとのこと。


そのすこし先に進むと大平分岐と黍殻山分岐があります。


やはり丹沢は冬がベストシーズンですな…。



意外ときついのぼり返しで黍殻山山頂に。無線中継装置が設置されていました。



そしてその後の降りるのがヤバかった!下山の尾根道が△状になってて木の根で
かろうじて形を保ってるような状態…前半の痩せ尾根よりひやひやしました…。


高度はゆっくりと下がっていきます。木々の向こうに津久井湖宮が瀬湖が見えました。


鉄塔の見晴らし台がある焼山に到着です。こっから先の道はまた険しくなってきます。



道が狭いうえにごろ石や落ち葉もたっぷりあってあわてて飛ばすと滑落して危険な
場所が連続します。


この謎の石畳が出てくるとゴールも近いです!



焼山登山口分岐を越えて沢を一つわたると林道に落ち合います。
後はまっすぐ駆け下りる!



西野々バス停に到着しました。


本来ならこの時点でゴールですが、三ヶ木行きのバスが来る時間が大幅に余り、
走れる体力も十分に残っていたので三ヶ木操車場までロードワーク追加しました。



焼山登山口手前にある神社です。



平野の不動明王社で離れて以来だった道志道(国道413号)とふたたび合流し、
さらに走りつづけます。




日がだいぶ落ちて来たころに国道412号と落ち合いました。
T字路で進路を北にとりさらに進みます。


国道412号と別れ413号を進んですぐのところで三ヶ木操車場にたどり着き、
ここでゴールとしました。今回も険しい山道の連続でしたが大きなトラブルも
なくしかも予定より早くゴールできたので100点満点ですね♥


三ヶ木操車場からはJR/京王橋本駅行きのバスが10分間隔で出ているので帰りの
支度をゆっくりと済ませてからバスで帰りました。


過去に通り過ぎるだけだった新横浜駅からのぞみで京都へ――――
のぞみ指定席チケットが名古屋以来で使用できるのでゆったり帰られますね♥




というわけで難関と言われていた丹沢の2ルートも天候に恵まれて無事にクリア
することが出来ました。…そして2010年から長く続いてきた東海自然歩道も次回の
高尾山への山行でラストとなります。思えば遠くに来たもんだ(by鉄也)



平野->西丹沢自然教室 GPSログ

西丹沢自然教室->西野々 GPSログ

東海自然歩道を徃く24(朝霧高原-富士吉田/富士吉田-平野)

東海自然歩道のルートも残すところあと5つ(と一つ)ですね…高尾山に近づくにつれ
時間的・金銭的・体力的・技術的な難易度が跳ね上がっていくのを感じます。
今期は2013年内に決着を付けるつもりでラストの関東コースを挑みます!


●2013.11.01 朝霧高原->富士吉田

夜行バスの唯一の休憩地点、土山SAにて…
今回は50km近くの長丁場、しっかり食べておかないと…



…やっと富士宮についた…こっからさらに道の駅朝霧高原に…
この日は平日で早朝のバスはないのでタクシーで移動。



道の駅朝霧高原に到着。やっと車から解放された…。
そして朝食も済ませ足回りのテーピングを完全に施し…
い ざ 出 発 !



国道139号線を跨ぎ、前回のエントリポイントに向かいます。



今回は70%以上が平地のトレイルで文字通りのトレイルランが出来そうです!



山道に係る川をジャンプで飛び越してふと上を見ると
根原のつり橋が見えました。



A沢貯水池という事務的な名称の池に沿って走ります。
その後すぐ山道です。



端足峠への分岐をかすめて県境に向けたトレイルを走ります!!


走る!走る!




東海自然トイレを過ぎてすぐの場所に県境である割石峠につきました。
約一年かかって静岡ステージを脱出です!


割石峠からは国道139号線への離脱が可能です。


ここから先は迷いやすい問題の山梨県。まずは本栖湖に向けて走ります!


この見るからに毒々しい草、マムシグサというどくどくでした…


迷いやすいといわれる山梨ステージですがこの時点ではまだ牙を剥いてません。
それどころか写真入りで矢印が示されてる箇所も…



本栖の部落へ向かう分岐から"本栖湖"へ進路をとり、県道709号線に落ち合います。



本栖湖に到着です。
駐車場と小さな売店、そして道路を挟んでトイレもありました。
ここでほんの少しだけ休憩。



しばらくの間本栖湖湖畔を走った後県道を横切り、ついに青木ヶ原原生林に突入
します!今はもう消滅した上九一色村の道案内は当時のままです。



国道139号線をアンダークロスして樹海をひた走ります!



ノンストップで走って走って精進湖民宿村まで出てきました。googlemapが出来た
当初に"森の中に謎の集落がある!"とちょっと話題になった場所ですね。
ちょっとルートから外れ精進湖入口も見てました。



さて本ルートに戻りさらに樹海を突き進みます。標高は高い場所ですが道は平たんで
非常に走りやすい場所です。この日は平日だったので他のハイカーも全くおらず一気に
かっ飛ばします。



ぅぉぉ!!


標高が高いのですでに紅葉も色づいていました。



走って走ってだいぶたったころに風穴に到着です。ここからもう少し進むと鳴沢氷穴
があります。



このあたり溶岩がでこぼこしてて晴れててもこけやすいです。
そしてこれまた有名な"めいわく自殺防止看板"を通り過ぎると…




鳴沢氷穴に到着です。ここで紅葉台に向かうための準備を兼ねて小休憩としました。


あの…貸した金返してもらうための相談とかは…




鳴沢氷穴を離れ紅葉台へ向かいます。この案内がある場所で139号線に出られます。
また、富士急バスのバス停も存在します。




紅葉台に到着です。鳴沢氷穴との標高差は100m程なのでここまでは大した登りでは
ありません。尤も1000m以上にある場所なので既に紅葉真っ盛りでした。
しかし…肝心の富士山はちょうどその部分だけ曇ってて全く見えませんでしたF**K!


紅葉台有料展望所を超えてお次は三湖台に向かいます。





三湖台です。先ほど通過した樹海や西湖を見渡すことができます。



三湖台を離れ、足和田山(五湖台)に向かいます。このあたりから登山道は林道と常に
併走するようになります。


木々の合間から西湖が見えます。



やがて林道と離れさらに急になった登りを超えると…




五胡台こと足和田山に到着します。残念ながら樹木が多く湖はあんまし見えません。
富士山はもちろん雲に完全にkk…F**K!



長居は無用なのでとっとこ下山しました。しかもず〜〜〜っと階段攻めorz



足和田山登山口(大田和入口)に下りてきました。たしか一本木登山口という名称の
はずでしたがゲートにあった名称を期したプレートが見当たりませんでした。


こっから先はひたすら車道を進みます…が迷いやすい山梨ステージの本性がついに
現れだしました…!ここは河口湖総合運動場へ行くのが正解です!大田和へ行くと
大きく迂回してしまいます。


このあたりで道を失って行ったり来たりorz


県道704まで出てしまい、大田和バス停方面にばくちで向かった途中でようやく道を
見つけましたよクソァ!!


国道139号を横切ってダートの道を突き進みます。


ここもトラップです!!無視して直進!!


で、直進すると四つ角にでるのですが直進ではなくなぜか道標が富士山頂方面へ
向かう太い道を差しているのですがここで大きい道を道標の示すまま直進してしまうと
ルートミス!!私のたどった軌跡を参考に迷わないようにしましょう!
そしてやっと見つけた道標…クソァ!!


その後も迷いまくって河口湖総合運動場の交差点にたどり着きました。
ここでクロスしている船津口登山道を国道139号線方面に下り漸くルートに戻りました
クソァ!!


ホテルレジーナ河口湖入口です。紅葉がきれいです♥



ここから剣丸尾溶岩流のトレイルを通り国道139号に近づきます。



富士スバルラインを横切り巨大な富士ビジターセンターに到着です。



日がだいぶ傾いてきたので休憩はせず水の補給だけしてすぐに出発です。
ここから先は国道139号線を延々と通過します。



富士急ハイランドを横目に139号線をひた走ります。
たぶんいつかきっとここに家族で遊びに来れると思います…



139号線から離れて北口本宮富士浅間神社に到着です。建物の修繕の真っ最中でした。




次回のルートの無事を祈ります。ここが次回のエントリポイントとなります。




東海自然歩道のルートと離れて富士急行線の富士山駅(旧富士吉田駅)へ向かいます。


途中の下り坂で最後の最後でようやく富士山を拝めました…じわわ。




空に暗がりが広がり始めたころに富士山駅に到着です。
東京から富士山に来るばあいこちらの山梨県側から来られる方が大半のようですね。
力のかけ方が尋常じゃないです…富士宮も頑張れ!


この写真を撮った時はまだ少し明るかったのですが、QSTAのトイレで
着替えを済ませて外に出るとすっかり暗くなってました。
お土産を買った後JR御殿場駅行きのバスに乗り込み帰路につきました。


●2013.11.15 富士吉田->平野

今回は京都から富士吉田まで約10時間のバス攻め…富士急ハイランドが見えたころ
には私のキュートなお尻は崩壊していた(←と言っても漏らしたわけではない)




富士山駅内でモスバーガーが営業していたので朝飯と足回りの準備を固めました。
ストレッチも十分に行いスタート!



北口本宮富士浅間神社に向かう国道137号は富士講の宿場町として栄えていました。
通勤ラッシュも終わり車の通りがゼロなのでこんな無茶なアングルで撮影もできます。




参道までやってきました。前回の道を手繰ります。



北口本宮富士浅間神社につきました。ここが前回からのエントリポイントとなります。
今回のルートの無事を祈りお参りしました。…と、ここでタッチの差で参道から大勢
の観光客が押し寄せてきました。



他の方のレポートでは国道138号線を迂回しなければならないと記述されていましたが
2013年の現在は小川に橋が架っており、国道を経由せず境内から直接行けます。



しばしの間流れが強い用水路のわきを進みます。



そして138号線と合流します。しばし南下したのちルートは富士吉田市歴史民俗博物館
の脇道に入ります。




脇道は素晴らしい紅葉のアーチになっていました♥



しばし脇道を走ると散策路に入ります。道標が全くなく迷いやすいですが迷ったら
ひとまず138号線にでるのが吉です。またこのあたりルートが複数あるのでご注意を。




少しの間のトレイルを超えて鐘山橋に到着です。国道138号線の忍野入口交差点から
もこの場所に来られますのでご安心を。道はすぐにトレイルに戻り、忍野八海へと
向かいます。



下写真の富士学園の手前に道標がない分岐があります。ここは道なり直進で。


忍野八海分岐に出ました。本ルートは右折で山中湖ですが寄り道して忍野八海へ寄り
ました。



なんと平日にもかかわらず観光客でいっぱいです。
気が付いたら草餅買って食べてました…





忍野八海です。ここは富士山の雪解けの湧水が湧出して8つの池ができた場所です。





結構飛ばして走ってきたのですが実は私はここで初めての水分補給です。朝のモス
バーガーで燃料蓄えてたせいでしょか。固形物もさっきの草餅で賄えてます。




忍野八海を離れ、本ルートに戻ります。ぽつぽつ来ていた雨はだんだん雨脚が強く
なってきました。しかし今日は天気予報をみてあらかじめ雨対策万全にしてきたので
想定の範囲内です!
…今回目指す大平山には雲がおっかぶさっていた…。


忍野八海から少し離れた湧出池の浅海を通り過ぎます。




車道を走って今度はハリモミ純林の中の車道を突っ切ります。



ほうとう屋を過ぎた交差点で左折し別荘地の間を抜けたら石割山に続く登山道と
なります。雨は叩きつけるような土砂振りへ変わりました…。



稜線に向けて高度を上げるたびに風もだんだん強くなってきました。

しかし、私は雨中の登山は幾つか経験して来ました。身近なものを利用した電子機器
の防水対策や、濡れたところに強い風に吹かれて一気に体幹が冷やされることによって
おこる低体温症を起こさないための対策とかもこれまた身近なものをうまく使いこな
して完璧にしております!
雷とか土砂崩れ等の不可抗力を除けは注意して進めば怖くな…



ゴロゴロゴロ…ズドドン


…なんと稜線にでたころから風雨に加えて雷様も出てきやがったようです
オイオイオイ勘弁してくだち…



普段は風光明媚で富士山とかもきれいに見えるんでしょうけど今は自然が牙を剥いて
襲いかかってきてるような感じです。
しかし東海自然歩道進み続けてたらこんなBADDESTな日なぞよくあります…そのために
いつも特訓して装備も研究して走破できるようにしてるわけですよ…!
私は前傾姿勢になって走るスピードを上げた!



大平山に到着です。雨と風が凄まじいことになってますがイヤホン取ったら風が
バォォォォォォと語りかけます。うまいうますぎる
防風フィルムを体に巻いてなかったらとっくに低体温症になってお陀仏だったかも。



お次は平尾山に向かいます。吹きっ晒しの稜線上からは芙蓉台別荘地がちらほらと
見えました。




平尾山です。漸く雨が弱まって来ましたが風は相変わらずです。
レンズに水が付着しまくってしまいました。
本来ならこのまま平野まで下山ですが、予定より時間よりかなり早くここまできて
しまったので石割山にも行きました。



石割山頂上への最後の直登が泥でヤバかったですがロープが張ってあったおかげで
何とかたどり着けました。気温が落ちてきた所に体が温まったおかげかお尻のポッケ
に入れていたでぢかめのレンズがとうとうケツ露にorz



ゲフンゲフフン…すみません。
石割山から平野への分岐にもどり今度こそ平野におります。



下るにつれて雨脚と風もだいぶ弱まってきました。
舗装路まで下りたらもう安心です♥



さらに下って道志道との合流地点である不動明王社に着きました。
そのすぐそばに次回の西丹沢への道標があります。
ここが次回のエントリポイントです!



さらに下って"山中湖平野"のバス停に到着しました。
ここから森の駅旭日丘までラストスパートです!


国道413号に沿ってひたすら走ります。行きかう車が容赦なく水をはねてくるので
その都度ジャンプでかわしました!(←元から濡れてるじゃんってのは無しで)




歩道はやがて紅葉の道になりました。湖畔にも降りられるようになったので
そちらへ進みました。




あんな場所を越えてきたのか…と感慨にふけってる所にもうじき今回の終点が
近づいてきました。




山中湖の巨大なレリーフがある場所で道路に戻り、今回のゴール"森の駅旭日丘"
に到着しました。距離は30kmもなく、難易度もかなり低いルートのはずですが、
中盤〜後半の超悪天候のおかげでなかなかの手ごたえでした。



着替えと土産の購入を終えて気温9度の中をバスを待っていたら"カバです!カバです!"
と妙に真面目なナレーションと共に水陸両用バスKABAが発進しておりました。
転んでひっくりかえったりしたらBAKAみたいd



ゲフンゲフフン・・・やってきた富士急バスに乗り込み前回と同じく
JR御殿場駅へ向かい帰路につきましたっと



次回はいよいよ東海自然歩道の最難関、丹沢山塊の縦走です。西丹沢と北丹沢の二つ
の過酷なルートに挑みます!



朝霧高原->富士吉田 GPSログ

富士吉田->平野 GPSログ

東海自然歩道を徃く23(新蒲原-芝川/芝川-田貫湖)

前回はあえて真夏に難所を超えました。そして静岡バイパスコースも残るは
この2コースです。今回のゴールの田貫湖では体調がベストなら芝川駅から
ノンストップで走って走って休暇村富士施設内の温泉の時間に間に合うかも
しれませんがはてさて…?


●2013.09.14 新蒲原->芝川(->富士宮)


朝の新蒲原駅。前回到着地点の富士川駅はあの地点で東海自然歩道のルートと
しては終端になっており、同じく終端の新蒲原駅からエントリポイントの野田山
の分岐点まで向かいます。陸に展示されてるさくら丸に見送られスタート!



この新蒲原駅の辺りが蒲原宿になってるそうです。
神社へ続く階段を上って山道に入ります。



この御殿山へと続く山道は春には桜が咲き誇りすごく美しい光景になる
そうですが、夏場の今は蜘蛛の巣じごくです…。



御殿山広場につきました。標高は100m程ですが眼下にスタート地点の
新蒲原駅とさくら丸が小さく見えますね。



すっかり蜘蛛の巣まみれでトイレのある展望広場まで出ました
ここは狼煙場があった場所だそうです。



展望広場のすぐそばに車道が出ていてルートは車道を駆け下ります。


下り切った場所で民家風の善福禅寺と広い道路に当たります。
今度は進路を北にとり野田山の分岐までひたすら駆け上がります!




ひたすら駈ける駆け上がる!!
六丁峠の特訓した成果もあって勾配の急な曲がり角以外は殆ど歩かず
走り抜けられました!


野田山の分岐に到着です。ここから先は南松野まで前回と同じルートをとります。


野田山公園広場にて。ここの水は"飲めません"とありますがねむいさんは
平気でした(よい子は真似しないように!)。



南松野への林道からは富士山が見えるのですがこの日はあいにくの
超くもり空でした。


前回は進路を右にとり富士川駅に向かいましたが今回は左にとり
芝川駅に向かいます。



南松野駐車場です。ここで補給を兼ねて小休止。
しっかし…入口からして藪が超わさわさでいやな予感…


意を決して藪に飛び込むと森の中では一気に視界が開けました。
おっこれ行けるじゃんとペース上げたとたんに蜘蛛の巣直撃して
あぶばびびびべばべ1!!(←必死に蜘蛛の巣をはがすとき上げた声)
おまけに怒った蜘蛛さんに噛まれたorz



こっから先は蜘蛛の巣だらけ藪だらけでぢごくでした…
あーでも山蛭出ないだけ1000000倍マシですが。



ようやく藪から解放されたと思った瞬間に舗装路に行ったん出ます。
ここは大代峠と呼ばれる地点です。



車道を渡り山道に入ると急激な登りとさらなる藪が待ち受けていやがりました!



藪をかき分け尾根っぽい所にでると道標が現れます…しかし
この道標要注意です!はたご池に向かう部分がでたらめの方向に
向いてます。写真の矢印の要領で尾根道を登りあがってください!



尾根道は痩せ気味で小崩落や激藪の箇所も多々あるので注意して
移動しましょう!



藪が薄くなり道も落ち着いてきたころにようやくはたご池に到着です。
休憩を兼ねて体やザックに張り付いた蜘蛛の巣と引っ付き虫をどけました。



はたご池を離れ芝川に向かいます。ここから先はすべて車道なので蜘蛛の巣
を喰らうことはありません♥そしてすでにここは富士宮市――




車道をどんどん下っていくとだんだん晴れ間が出てきたようで木漏れ日が
見えてきました。廻沢橋についたころには太陽光線がちょっと熱いくらいに。
しっかしさすが富士宮、こんな場所まで世界遺産アピールののぼりが…。





今度は田んぼの中を通ったり河川敷沿いに進んだりして富士川を目指します。
もうそろそろ収穫の時期でしょうか。





富士川に架かる橋を二つ越えて次回のエントリポイントに到達です。
ルートを離脱して芝川駅に向かいます。



芝川駅に到着です。身延線は西富士宮以北は電車の本数が急激に少なくなるため
ここでゴールとせず富士宮までそのまま向かいます。
(東海自然歩道のルートとしてはここで終了です。)



芝川駅手前にある県道に沿って富士宮まで向かいます!
途中に車道ですが山越えと峠があるのでちょっとしんどい…。



途中の山の中にある沼久保駅です。



30km近く走ってきてへたってきた足にはかなりつらい最後の峠を越えると
あとは富士宮市街まで一転攻勢の下りです!



潤井川と身延線の踏切をわたってついに富士宮市街まで来ました!




少し走って(ついでにお墓もおまいりして)富士山本宮浅間大社に到着です。






その奥にある湧玉池にて今回のゴールとしました。
ここは天然の水がものすごい勢いで湧き出ていて汲み放題です♥



湧玉池から流れ出す神田川には親水公園と多目的トイレがあり
ここで着替えを済ませてゆっくりと富士宮駅に向かいました。


幼少のころに棲んでた町並みは大通り以外はほとんど変わってない
感じで懐かしさ感無量です…写真の呉服屋の旦那さんに英語教えてもらった
りした記憶もありますがねむいさん結局英語は今も駄目。


お土産の湧玉池の水を携え富士宮駅からJRを乗り継いで京都に帰りました。


●2013.09.28 芝川->田貫湖


朝の富士宮…静岡バイパスコースのフィナーレを飾るにふさわしい素晴らしい
青空です♥しかし夜行バスに揺られたねむいさんの尻は崩壊寸前だった…!
(※漏らしたわけではない)



ビルの隙間から夏富士が見えますね〜。
長崎屋も変わり果てた姿で身延線に乗り込むねむいさんを見送ります♥



JR芝川駅で上りと下りの電車を見送った後、念入りに準備運動を行い
東海自然歩道夏の陣のラストコースのスタートです!!



前回のルートのエントリポイントの釜口橋です。ここから
車道をひたすら上がっていきます。


今回のルートは車道と林道しかなくさらに8割が舗装路なのでランニング
シューズでも問題ないくらいサクサク進めます♥



澄み切った空がとても心地よいですね♥
双頭のパンダも興奮気味です。


♪Orange crate art was a place to start
 Orange crate art was a world apart



♪Home for two with view of Sonoma
Where there's aroma and heart



♪Memories of her orange crate art


 …静岡に棲んでいた学生の頃、よく聞いていたこの曲を思い出します。
 OrangeCrateArtはアメリカの昔の田舎を偲ぶ歌ですが静岡の田舎にまさに
 雰囲気がピッタリなのです。




田圃道を抜けると今度は総合運動場の端っこを通過します。
そして芝川河川敷にでます。





芝川は渡らず富士山側に回ると西山本門寺の長い参道に行きつきます。
今度はこれを登る!



本門寺には織田信長の首塚があるそうです。



本門寺の参道を抜け車道に再び出て北上します。
この日は真夏の日差しと秋の空が交錯する不思議な天気でした…。



柚鳥富士を経緯した稲子駅への分岐です。
途中に新稲子温泉もあるそうです。




道は車道から少しそれて「富士山に真向かう柚野の道入口」から遊歩道柚野の道を
登っていきます。星霜を過ぎて文字がかすれて読めなくなってしかも倒れてますが
そう書いてあります。



季節はまさに運動会ですね〜(日差しがまだ真夏で糞暑いですが)






柚野の道はその用水路に沿ってお寺もたくさんあります。
絶対に許さない精神は昔からあったようですね…。


車道に合流し、上柚野のバス停に出ました。ここからは天子が岳登山道を
目指します。


ここの道標のない部分は要注意です。登坂が正解です。




観音橋を右目に通り過ぎ、子光寺横を通り過ぎます。




巨大水道管が通る道を駆け上がります!
んでもってなるべく富士山の姿をとらえていきます!



道はやがて山道(舗装されてますが)になります。
下の写真は飼っていると思われるこーぎーを叱ってるほうちん荘の
おばちゃんです。ねむいさんはこーぎーの攻撃をジャンプでかわしていた!



さらに登っていくと東海自然トイレがあります。
ここでも水の補給ができます.




道は舗装路からダートに替わり道が開けると富士山が待っていました!
しかしちょっと雲に隠れ始めてます。


大倉ダムに向かうこの分岐はちょっと注意してください。
道標の示す方向がちょっとおかしいです。



大倉ダムとはなれると今度は一気に登り坂にはいります。
天子が岳林道終点を超えたら今度は下りですが…
川と道が交錯してる箇所がありますので全力でジャンプ!
…バシャ



ぁーぁーシューズ濡らしちゃった…とにもかくにも天子が岳登山道分岐に
到着です。ここは白糸の滝への分岐でもあります。



白糸の滝への道です。ここにも世界遺産アピールが!
ところでねむいさんは幼少のころこの白糸の滝を訪れていました。
26年の時を経て再び会合の時を…



!?
F**K!!!!


せっかく2.2kmかけてここまで走ってきたのに…(2.2kmをまたもどる)
IXY3さんを駆使して気合いで滝を撮影しましたよぅ!!



用は済んだのでとっとこ分岐点まで変えります。



分岐点から先の林道ほぼ下りの道になります。
天子の森への車道に出たらあとはひたすらぢごくの登坂です!
歩くな!走れ!!


ぬぉぉぉぉ


ぉぉぉぉ


ぉ…はぁはぁ…ぁ、トイレだー




ラストのきつい登坂を超えると今回のゴール、休暇村富士へ到着しました!
ですが区切りとしての静岡バイパスコースと本線の分岐は田貫湖をぐるっと回って
さらに北上した先にあります。



ルートは田貫湖の遊歩道と共にします。
ここのデッキはダイヤモンド富士が拝めることで有名な場所ですが…
残念ながら富士山はてっぺんだけすっぽりと雲を被っていましたorz



2013年3月に訪れた湖畔駐車場(バンガローサイト)までやってきました。
そしてこの先には…


いた!


あの時のあの場所で猫ちゃんがつがいの猫を連れて待ち構えていました!
"にぁー"と猫なで声で鳴きながらねむいさんにすりすりしてきたので
なでてあげようかなと手を伸ばs

ガブッ!


いてて…あのくそ猫め…
さらに進んで東海自然歩道の本線とバイパスコースの分岐に到着しました!
この時点で静岡バイパスコースの全走破達成です!!やった!



後は田貫湖を周遊しつつ休暇村富士に戻るだけです。
この日は天気がものすごくよかったので家族連れが多数訪れていました。
もうテントだらけ!



休暇村富士に到着です。これをもって2013年度の東海自然歩道夏の陣は
おしまいです!大きなアクシデントもなく予定していたルートを
予定通りにすべて攻略しました♥


…ところでこのプランターで育ってる草って…たime


ゲフンゲフフン…さて、予定よりかなり早く到着したので本日のEXメニューだった
露天風呂もたっぷり堪能してきましたよぅ♥


お風呂も十分に堪能して休暇村富士を離れました。
…ところでこのプランターで育ってる草っt(ry



ゲフンゲフフン…富士急バスで富士宮駅に戻ってきました。
特急ワイドビューふじかわの時間までまだ間があったので
今一度富士宮の街を散策してきました。


とうとう駐車場になりましたかここ。


もうユニーないから!!…これってまさか30年前からのやつですか…?


富士山本宮浅間大社の前にお宮横丁なる場所が出来てました…
私が子供のころはこんなのはおろか富士宮名物とやらの焼そばとかも
影も形もなかったんですがったく…


…いただきまーす!




腹ごしらえとお土産を買った後は浅間大社で残りの行程の無事と成功を祈り、
湧玉池で天然水をたっぷり補給しました。



そろそろ時間になったので富士宮駅に戻りワイドビューふじかわで帰路につきます。
車窓から最後の最後で富士山が再び頭を出してくれました♥
一ヶ月後にまたすぐにあうことになるでしょう。


そして今回の戦利品(お土産)はこれです!
やっぱ地ビールいいよね…♥








静岡バイパスコースは昔の記憶を思い出させるコースばっかで目から
鼻水が流れっ放しでしたが昔と変わった所、昔のままの所もあり新たな
発見もたくさんあって感慨深い行程でした。
(たぶん次に来れるのは数十年後ですね金銭的に…)


東海自然歩道も高尾山まで残り5行程を残すだけとなりました。
金銭的/時間的な厳しさはさらに増すのでしっかりと分析して確実に
走破できるよう挑みます!


新蒲原->芝川(->富士宮) GPSログ

芝川->田貫湖 GPSログ

東海自然歩道を徃く22(草薙-興津/興津-富士川)

今年の夏は暑かったですねマジで・・・屈強な高校球児すら熱中症で痙攣するレベルの
猛暑でしたが、やきう場より過酷な場所に果敢に挑んでいきました。


●2013.07.13 草薙->興津

この山行(というか今回は海行)に挑む少し前に富士山が世界文化遺産に登録されました。
同時に今回通過する予定の三保の松原も登録されたようですがはてさて・・・



今回のルートは正規ルートは三保の真崎灯台の手前で終了ですが私はそのまま
次なる戦場となる興津へ向かいます。灼熱の太陽が照りつける海岸線のルートが
勝負の鍵となるでしょう・・・いざ出発!(右端の変な仏像から目線をそらしながら)



南幹線を通過し住宅街をかいくぐると草薙神社に着きます。



こんなところにも龍勢のステマがー!?
立派なトイレがあったのでここで体制を建て直し新たに出発!


静岡バイパスコースは比較的難易度低いですね〜舗装路ばっかで楽チン
・・といいたいところですが夏場は地獄です・・・


虹裏メイドなのに第二のふたばがあるなんて知らなかったそんなの・・・




さて、ぐんぐん舗装路の坂道を越えるといったん下りの道に転じて
日本平への車道とクロスします。ここから山道がはぢまります!


し ゅ ん た


これはいい感じのトレイルですね〜♥



とおもいきやあっという間にそれは終わる。
ここを少しあがると再び舗装路に・・・


日本平ホテルです。


蝉兄貴も夏を満喫していますね…


日本平山頂公園に到着です。ここで水分補給をかねた小休止です♥


(XX高原ミルクってありがちやな・・・)


でもまんまと買ってしまう私・・・


この日は7月上旬にもかかわらずぎらぎらの猛暑でしたがツーリングの人たちも
沢山こられていました。11年前は私もよくドライブにつれてってもらtt
ぶ わ っ 



ずびっ・・・失礼しました・・・静岡の海岸線ルートはどうも私の青春時代を刺激
してしまって・・・ぇーっと日本平の山頂です。ここから久能山東照宮に降ります。



日本平山頂から久能山東照宮は山道は一切なく、ロープウェイで移動せざるを
得ません。しかし立派なこれも正規ルートなのでまぁ良いでしょう。


で、ロープウェイ待ちでベンチに座ってると猫ちゃんが2匹ねむいさんの元に・・・
日向をさけで私の足の下に来ましたが・・・


何故かその子の内の一匹が急にベンチを離れ、割れたコンクリの隙間に
頭を突っ込みお尻がはみ出た姿勢で固まっていました・・・そしてそれを
醒めた目でベンチ下から見つめる相方の猫・・・どうやら暑さで頭が・・・



そうこうしてる内にロープウェイがやってきました。
静岡なのでいたるところに世界遺産アピールがありますね!



ロープウェイの到着点は久能山東照宮の入り口になっています。
でも鳳来山のときと違ってお金結構掛かるのでスルー
(私の親父用にお守りだけ買ってきました)



ここからは海岸線に向けてひたすら階段を下ります。
11年前と同じ景色が眼下に広がる・・・(じわわ


上りはかなり辛そうですね〜


ぬふぅ!


ゲフン失礼、ここから先は久能街道こと国道150号線(の端っこ)を爆走します。
山道とは違った平坦な道ですが今は灼熱の太陽が容赦なく照りつける極めて
過酷なロードとなります!いざ勝負!



久能海岸は外海なので凪いでるときでも非常に荒々しいです。
JDの頃は良くここにもドライ(ry
眼から鼻水出てきました・・・ずびびびびびび



♪日射しの熱さに思わず目を閉じた 蜃気楼と過ぎてゆく夏の匂い あの日



♪荷物の重さで膝付き傾く背中に そっと触れたから 動きだした




150号線と離れ三保の松原をさらに目指します。ねむいさん作のスペシャル
ドリンクのおかげでこの過酷な天候下でも足の調子は抜群です!


実はこのルートは太平洋自転車道と道を同じくしています。
ここはホントは道に沿って左折せざるを得ないのですが、ぢつは矢印の方向に秘密の
近道があります♥なんで京都の人間が静岡の地元の人間レベルのこと知ってる
のかですって?うふふ



さて、近道の松林を抜けるともうそこは三保の松原"羽衣の松"です。
世界遺産効果か観光客もめちゃくちゃいます。私はここでも
11年前に立ち寄った茶屋で休憩を取りました・・・注文するのは
もちろんいちごみるくちゃん♥♥♥♥♥



やべ・・・一気食いしすぎて頭痛くなってきました・・・
しばしの間羽衣の松とかを見物しました・・・しかし、前日の7/12に先代の
羽衣の松が老朽化により切り倒されてしまい無残な姿に・・・
11年前は(ryこれ松の前で一緒に写した写真もまだのこしてtぶわっつ




すみません取り乱しました・・・ちょっと眼から鼻水がまた出てきちゃったもんで・・
さて、松の先には三保の荒々しい外海が広がります!松側を振り向くと石でメッセー
ジが砂浜に刻まれてるのに気づきました。消えかかってましたがまだ・・・
オメデトウ2013世界いさん(下に富士山の絵)


メインの先代羽衣の松が切り倒されてしまいだんだん曇ってきたおかげで富士山も
見えませんorzせっかく世界遺産になったのにちょっとしょぼいです。
説明員の人がやってきた観光客相手に孤軍奮闘で解説の大立ち回りをされていました。


さて、たっぷり水分と休憩も摂ったので再出発です。
海岸線を縫うようにひた走ります。





三保灯台です。


こちらは三保飛行場です。


猫ちゃんも夏バテです。死んでるかとおもったら生きてましたよ。
自転車に轢かれないように安全な日影の場所に移して上げました。


三保海水浴場です。たしか11年前はここにシュモクザメ沸いてて遊泳禁止になってたはず・・・
でしたが・・・時代は変わった



真崎灯台です。東海自然歩道はここでいったん終了ですが私はこのまま先に進みます。
ここから先のルートは私の記憶が興津まで再び誘導してくれます(眼から鼻(ry


a>
三保の内海側です。静大ヨット部は健在ですね〜



海岸線を抜けると後は興津までひたすら車道を走り続けます。
この道も何もかも(ry


三保車庫です。ここから先はゴールの興津までひたすら車道!



さっきの三保車庫からJR清水駅はかつて国鉄三保線が走っていたそうです。
現在は自転車道になっているこのルートですが私も折戸駅跡からここに合流しました。


結構長くてきつい・・・湿度も100%あるんじゃないかという気候です。
曇ってこなかったら干上がって死んでたかも・・・
画像は清水といえば鈴与


oh...途中で国鉄三保線が私有地に吸収されてました・・
仕方ないので車道に戻ります・・・


静鉄清水駅周辺です。エスパルスドリームプラザが見えますね・・・。
右端に見てはいけない物体が・・・


杉山君総受け本
ねむいさんはさくらももこより岡田あーみんが好きでしたよぅ!!



というくだらない主張はおいといてJR清水駅に到着です。
旧三保線はこの場所で終了ですが太平洋自転車道はまだまだ続きます。




国道一号線とくっついたり離れたり。
11年前はここもねむいさんドライブで(ry


道はやがて旧東海道と再び合流します。





ここはすでに宿場町興津です。
それっぽい道標や案内板も目立ってきます。


うぉぉもうすこし!!!



ようやくJR興津駅に到着です。
久能海岸以後の舗装路延々走りはかなり効きました・・・三保の松原以降は曇ってきて
日射もかなり低減されたので超糞熱くて汗もダラダラでしたが精神的にだいぶ楽でした。
でも清水駅以降でふくらはぎがまたつりかけたのは反省ポインツです。
この程度で躓いてたら次回の過酷なルートは越えられません!

ねむいさんは次なる戦いに向け新たな決意を元に新幹線の中で爆睡するのでした・・・!



●2013.08.24 興津->富士川
今回は真夏の真っただ中に40km超の過酷なコースを巡ることになります。
ゆえに超激戦が予想されたので7月末くらいから特訓をしておりました。

仕事が終わったら西院から出発して東海自然歩道のルートでもある嵯峨の
六丁峠まで行って帰ってくる走り込みをほぼ毎日行い、特に六丁峠の登坂は
ダッシュで駆け上がり駆け下りてくるといったトレーニングでスタミナと
脚力を強化して挑みました!



出発地点のJR興津駅です。




旧東海道を少しの間手繰ります。
この興津郵便局の手前の交差点は身延道の出発点でもあります。




興津川を越えて薩た峠への旧道へと向かいます。


薩た峠への道標はいたるところにあって安心です。


そこまでやらんでええちゅうに!


この激坂を超えると休憩所とお墓がありその中をさらに通過します。



薩た峠です。
私はこの下を通る国道とかはよく来てたのですがこの峠自身を通過したのは
初めてでした。11(ry


目下には駿河湾の荒々しい海が今日もうねりを上げていました。
それにしても暑い…汗がボタボタたれまくってます…。雲は多少ありますが
その隙間から太陽さんはギンギラギンに直射日光を提供してくれます…
写真がちょっと暗いですが露光のせいでこんな風になってます。



薩た峠第二ビューポイントに来ました。
ここは有名な場所ですね〜。しかし肝心の富士山は雲と熱気による霞で
さえぎられてほとんど見えずorz
…おや…国道の立体交差の真ん中にあるあの建物は…?


あのうどん屋まだあった!
11年前ドライブで伊豆に連れてってもら(ry
猛烈な熱気のせいか目から大粒の汗が出てきました…貴重な水分が…



それはともかく灼熱のアスファルト道を超えて浜石岳の登山口にたどり着きました。
この日の静岡の最高気温は34.4度、持参したスペシャルドリンクとSAVASピットイン
リキッドで本日の最難関に挑みます!


浜石岳の山道は蜘蛛の巣だらけの上道が藪の上痩せてて非常に
危険です…ていうか蜘蛛の巣やめて!!11!


ようやく走れるトレイルにでられた〜


と思ったらすぐに蜘蛛の巣ゾーン!!


藪藪藪藪藪藪
ちょっとでも止まると藪蚊が襲ってくる藪ゾーン


但沼分岐までようやくやってきました…持参した水分もあと500mlと少し…
しかし汗は滝のように出てズボンも発汗でおもらししたようになってます////


最後の急登…ここを登れば終わりだっ…!


予定時間より10分ほど遅れてようやく浜石岳頂上に到着です…
頂上に付いたころには雲が空を覆っていましたがそれを貫く勢いで
お日様光線が…とりあえずちょっと休憩…ぇどっこいしょ

……



…?
はぅあ!!
私としたことがベンチの上で仰向けで5分ほど意識失ってたようです…

このまま眼覚めなかったら熱中症でまぢで死んでたところですよぅ
長居は無用なので頂上を後にしました。


浜石岳を下りるとその先から静清庵自然歩道と何度も道を同じくします。
東海自然歩道のルートがわかりづらい箇所もありますのでご注意を
東海自然歩道は山道ではなく林道を下ります。


林道をひたすらくだってくだってくだってくだってくだって・・・
やっと民家がちらほら見えてきましたがやばいっす・・・水が切れてきました・・・


浜石岳がもうあんなに遠く・・・ボーっとしつつ間違えて入った道に
なんと共同墓地と水道水とトイレがー!ヒヤッハーみずだ!!1
ゴクゴクゴクゴク・・・生き返った・・・


特訓の成果がああってか夏場で猛烈な下りの連続でも全く足が攣ってません。
ぐんぐん下ります!




銚子口の滝にも立ち寄りました。
もちろんここも蜘蛛の巣だらけ!ぬぎゃー



ようやく開けた場所まで降りてきました・・・はぁはぁ・・・。今度は県道76号線にそって
北上しますが、途中に商店と自販機があったので改めて水分を取りなおし
SAVASピットインリキッドも流し込んで2機目のエンジンをかける準備をして
再出発です。


このあたりは水が非常に綺麗で天然のわさびも道路の脇の小川にふつーに自生してます
でも私有地にあるので採っちゃ駄目ですよ!



"かぎあな"で県道とはなれ見晴観音へと向かいます。
勾配のきつい登坂でしたがようやく第2エンジンがかかったのでぐんぐん上ります!



道はやがて山道になります。しかし天候も完全に曇りになって気温も下がり始め
道も比較的歩きやすい山道なので浜石岳よりもさくさく進めます♥



見晴観音とやらにつきましたが・・・???観音さまは?
しかも木が邪魔で視界ゼロだし・・・さぁ次です次!




見晴観音から先は山々の縦走になりますがアップダウンもすくなく
走るテンポを上げることができました。まずは大丸山。



お次は大久保山です。


そして大平山・・・ここから野田山公園に向かって下ります!


が・・・ここで猛烈な藪藪藪・・・
下りの藪は足元が分からず非常に危険なので慎重に降ります。


無事に車道まで降りてこられました。
ここは次回行う新蒲原からのルートの合流点です。



警察屋さんがこんな山の頂上まで来てましたが・・・どうやら不法投棄監視の
パトロールされてるみたいですね。こういうとこって絶好の捨て場所ですからね・・・。


さて、エスケープルートはそのまま富士川方面にまっすぐ降りていく車道
なのですがねむいさんはもちろん東海自然歩道をさらに進みます。
ルート上の林道でついに夏富士を拝むことができました・・・・!



さらに進んでいくと南松野の芝川コースと富士川コースの分岐点に着きます。
ここで富士川駅への進路をとります。次回のルートは結構このルートと
被りますね。



ぐんぐん車道を下っていくと新東名が見えてきました。この下をくぐります。


富士山もくっきり見えるようになってきました!


さらに下り、血流川を縫うように進むとこの東海自然トイレに突き当たります。
写真では見えてませんが手前のT字路で右折してください。


富士川の手前で身延道にそって登ります・・・だめだそろそろガス欠・・・




風の宮公園より富士宮方面と熱海方面の新東名高速を望みます。


少しのトレイルを抜け、道の駅富士川楽座をめざします。


視界が開けると富士川が一瞥できていい景色です♥


ねむいさんはもちろん川の風コースを選択!
もう暗くなってきましたし〜



道の駅富士川楽座です。
ここは富士川ICでもあります。


さらに下って富士川橋です。
11年前富士山のふもt・・・ぶわわっ


もはや水分は出尽くした・・・
えっと暗いですが両脇に見えるのが岩淵一里塚です。


あたりがすっかり真っ暗になった頃についにJR富士川駅に到着です・・・
足には豆ができまくりましたが懸念された足の痙攣は全行程42kmとおして全く起こらず
特訓の成果が十分に得られたと確信しております。
また午後になって曇りになり急激に気温も下がってきたのが幸いしたと思われます。


夜の帳の下りたホームは風もあって少し肌寒いくらい。
夏の終わりを感じる一日でした・・・・。


なお、この日の夕飯は鯛めしでした♥
飲み物はもちろんゑ・び・す♥
いいんですよぅこの日超がんばったしビールは入るところ別ですし!






というわけで記録的猛暑となった過酷なこの時期に逃げ場なしの直射日光が
照り付けてさらに過酷になる海沿いの2コースをわざわざ進みました。

しかし運良くどちらも途中から曇りになり熱中症になることもなく危なげなく
ゴールに到達できました!いやもちろん適切なアイテムしっかりそろえて挑んだ
のと地元京都で特訓しまくった成果が出ちゃっただけなんですけどね〜
うふふ(地獄のミサワみたいな顔で)





次回は野田山周辺のルートをもう一度なぞりさらに芝川まで抜け、そして静岡
バイパスコースの終点であり本線とのエントリポイントでもある田貫湖をめざす
2013年度の東海自然歩道夏の陣のラストとなります。
草薙->興津 GPSログ

興津->富士川 GPSログ


東海自然歩道を徃く20(大平〜井出/井出〜朝霧高原)

あっという間に5月ですよぅおい…うっちゃってるといつまでも片付かないので今の
うちにがーっと書いちゃいます…後述しますがこのルートで今季のラストでは
ではなく実はまだまだ続きます…静岡ステージって横方向に無駄に広いのですよぅ。


●2013.03.02 大平->井出


静岡で新幹線から降りて興津駅まで行きます…興津駅は東海自然歩道の静岡バイパス
コースを通っています…



そこからバスに乗り但沼車庫に行き、さらにバスを乗りついて大平停留所に
向かいます…そしてスタートッ…!


田代峠の直前まで林道を走ることになりますが…このあととんでもない事態に!


カーゴ岩とも呼ばれる軍艦岩です…木が生えてる
舗装路が石交じりのダートになり道はさらに上に上に向かいます…


写真の徳間峠との分岐を超えて養豚場跡を過ぎてすぐの場所で事件は起こった!!

道端から突然飛び出してきた黒い大きい動物!デカい!まさかもう熊?動き早っ!!は
や左腕に牙…犬か?また飛び掛って来るっさせない捕まえ‥かなりでかい犬…石!腹!
殴手ごたえあり!てめぇ人間様に噛みつくとかよっしゃ次は目に直撃1000年早いとどめ
死ねよyうわっ暴れっ逃げよった


…犬に噛まれた…野犬!?

…気が付いたら左手首から血がボトボト出たままペタンコ座りしてた私…野犬って
群れてるもんだからさっきの一匹だったしどっかの野良同然で餌付けされてる犬が
出てきたのかしら…と考えながらとにかく血を止めにかかりました…
犬に噛まれた個所は上顎が掛っただけで下顎まで深く噛み込まれては無かったので
血と一緒に黄色い脂肪まで垂れてきたのを飲み物のコーラで洗い流してテーピングを
上手く使って圧迫包帯よろしく(←柔道式)止血して再び走りだしました…が、
…結局血が止まるまでその場で結局15分足止めされたことになりました。分刻みで
スケジュールたててたのでこのアクシデントはかなりの大打撃でした…。


トレランするときは忘れず必ずエイドキットとテーピングを持ってってるのですが
それが今回ガチで役に立ちましたよぅ…

※後日破傷風のワクチンを受けました。現在の日本では狂犬病の心配は無いので
 そちらのワクチンは必要ないとのことです(狂犬病ワクチン高いですし)。


というわけですっかりボロボロな状態で林道ゲートに到着です。
東海自然歩道はこの奥にさらに続きます。


確か田代峠の静岡側は崩落して通行止めだったはずですが少し前に通った方が
居るのでねむいさんも自己責任で向かいました!


大したことない


問題の大崩落個所も先人がちゃんとロープはってくれていました…
これはありがたい…問題なくクリア!


ルートは再び林道と落ち合いますが実は林道を通ってもこの場所に行けます。


この休憩所手前の部分が凍って超つるつるトラップでした…ゆっくり進んでたので
気付いて助かった…


ここを少し超えたら本格てきに田代峠の山道になります!
犬に噛まれたので大幅にペース狂ってすでに左足が攣ってしまった…



田代峠に到着…!ここから先は少しの間山梨ステージになります。
時間が押してるのでそそくさと下山にかかります。



山梨県側は道標がほとんどないうえに凍結トラップ満載のヤバいステージでした…
しかしねむいさんはトレラン用簡易アイゼンを(ここでようやく)装着したので安全に
クリア―していきました!


凍結した道はなおも続きます…この林道に合流する道は道標が無いので注意です!



林道を下って奥山温泉に着きました。今回も分刻みのタイムアタックなのでこの
時点で死に物狂いです。とにかく先に急げ!


七つ釜の滝入口だそうです…山蛭の警告がされてますね(以前は無かった)


名も無き滝をかすめ、舗装路を全速力で駆けおります!



徳間の部落まで来ました。福士川を渡り、上徳間部落に向かいます!
(もうこの時点でたいぶバテてる)


徳間・上徳間周辺は大事な岐路に道標が無くちょこっと目印があるだけです。
注意して進みましょう!


上徳間を超えると林道は勾配を増していきます。


道はダートに替わり、荒い道の路傍に春を告げる花々がちらほら見え始めます


林道の最高点あたりで再び富士山に…大きい!
富士山から元気をもらってさらに進みます。


この鯨野への分岐は目立たなく非常に見落としやすいので厳重注意です!

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勾配はさらに急になり沢沿いを進みます。


再び林道と交錯しますがここも見落としやすいポイントです。注意!




鯨野まで降りてきました。富士山が常に見えるようになりました。
心強くなっってきます!


六地蔵公園の分岐を超えます。時間が無いので寄り道はパス!


…が、坂本のバス停付近の道標が無い分岐でミスってしまいましたorz
お地蔵さんが並んでる直線路はルートミスなので注意!


正規ルートに復帰しましたが遅れを取り戻した焦りで無理な負荷をかけてしまい
両足が攣ってしまいました…がぁぁ…
しかし!もうあと5kmもないので気合で進みます!!1!


いつまで続くのかという上がり基調の林道…文字通り足が棒に
あっあっ頭があdm434m9ふぁまわwr3t45


心が萎え始めた時にようやく井出駅に向かう下りの分岐路に差し掛かりました!
残り一つのSAVASを補給して最後の力を振り絞る!!!


全速力で山道を駆け下り富栄橋に到着!
井出駅まであと少し!そして残り時間もあと少し!!急げ!!


うぉぉぉぉぉ!!



井出駅の踏切であり次の思親山へのエントリポイントに到着しました…
しかし…ここで時間は電車到着時間の16:14を2分過ぎていた――
…ねむいさんの負…け…!?


左腕と両足にダメージまで作ってしまいすっかりしょぼくれていましたが…
なんとねむいさんと同じく身延線まで遅れていたので"運よく"搭乗を予定していた
電車で富士駅に戻ることが出来ました♥ラッキー♥
(↑今季はこんなんばっかですね…)


西富士宮駅近辺から見た富士山です…懐かしい景色…




●2013.03.16 井出->朝霧高原
犬に噛まれた痕も話題の湿潤治療ですっかりふさがりふくらはぎのダメージも
完全に消えたので今季最後のステージに挑みました。今回は1000m越えの山を
2回越えてしかもそのうちの一つは崩落してるという超過酷なルートなので
相手にとって不足はありません!


近鉄高速バスでひとっ飛び、朝の富士宮駅に"帰って"きました…。
…かつて長崎屋だった何かが絶賛解体中で物悲しさを引き立てます…駅を挟んで
出来たAEONが出来て止めを…
…なんでねむいさんがそんな妙に細かいこと知ってるのかですって?
…さぁ?なんででしょ?
ちなみにねむいさん昼間にこの駅周辺うろつくだけで私の顔と声覚えてる近所の
人につかまっt


ところで富士宮駅には開かずのホームがあるのは皆さんご存知ですか?
これは実は某頭がパーンしてるイカス方々が利用していた"専用レーン"なのです。
あと、この駅は初夏には道路を挟んだホテル側(横に昔ボウリング場がありました)で
大声で変な歌歌ってるオヤジとそれを監視する変なオヤジも出没するアレな場所です。
…なんでねむいさんがそんな妙に細かいこと知ってるのかですって?
…さぁ?なんででしょ?



そんなどうでもいいことに思い耽ってるうちにやってきた身延線に乗り込み、
ほどなくして井出駅にそして前回からのエントリポイントに到着しました。
ちょっと気の早いしだれ桜に見送られて今期ラストのランに出発です!!


初めはひたすら林道を上がります。その後T分岐に当りますが、
写真の要領で舗装されている道に進路を取って下さい。


源立寺です。
まだまだアスファルト舗装路…


ここは要注意です。ここは写真の要領で舗装路直進で。
この山道を進んじゃうと源立寺に戻っちゃいます。

>
だんだん林道と山道を交錯するようになり、思親山への
本格的な登山道に差し掛かります。


思親山への道です。勾配は急ですが歩きやすい山道です。




思親山頂上に到着です!今回は時間も十分にあって先も長いので
長めに休憩を取った後出発しました。



思親山からグングン下って佐野峠です。


そっからさらに下って上佐野です。
ここでお約束のルートミスをかましてしまいましたorz


いぬ


少し大きめの道を迷ってたら地元の人に"おねぇちゃん道間違ってるよ!"と呼び
とめられ、ついでにルートの復帰の仕方まで教えていただきました‥すみません…


天子ヶ岳/長者ヶ岳に向かう林道のこの分岐も道標がないので注意!



林道に架かる橋を渡りいよいよ本日の最難関である天子ヶ岳/長者ヶ岳
への登山道がはぢまりました!一昨年あたりの大雨で道が崩壊していま
したが少し前に仮復旧したそうです。


ぐちゃぐちゃの谷筋の道を越えると休憩所がありました。
ちょっと休んで今度はさらに危険地帯の尾根筋の道に向かいます!


鉛直方向に30度傾いたザレ場やガレ場が延々と続きます。
路の途中で木にペイントしてある下りの分岐がありますがここは進ん
ではいけません!痩せた登りの道が正解です!


延々と続く危険なザレ場で石をふんづけて何度もこけて髪止めとずずを失ってしまい
ましたが頭のてっぺんで髪留めをくくり直しさらに確実に進んで行きました!


この写真のように一見ぐちゃぐちゃに崩れたように見える道でも実際に目の当たりに
するとどうやって安全に通ればいいかが意外と分かるものです


道はやがてジグザグ状の急登に!確かほかの人のレポートではここを超えたら安全な
稜線に出るとのことですが…!?高所恐怖症のねむいさんはすっかりへっぴり腰に


普通の登山者よりはるかにペース落ちましたがようやく安全地帯の天子ヶ岳/長者ヶ岳の
分岐に到達です!ここからルートは北上して長者ヶ岳に一直線に向かいます。




うォぉぉ…!今回2回目の1000m越えの山、長者ヶ岳頂上についに到着ッ!
人生初めての標高1300m以上の山に登り累積標高も2500m越えだー!
足の回復も兼ねて富士山を独り占めしつつここでも10分ほど休憩をしました。


さて、ここから田貫湖に向かって降りたのですが持参していた水がすっかり底を
ついたのでちょっと脱水症状気味になってきました…予定からは外れますが…


山道を降りて舗装路に出ると静岡バイパスルートへの道と別れます。
時間はたっぷりあるので補給を兼ねて田貫湖にも寄ることにしました。
しかし…


自販機があるオートキャンプ場ベースに向かう湖畔の道でなんと肉食獣に遭遇!
前回よろしく肉を切らして骨を断つつもりで指をさし出すとなんと(長者ヶ岳の
稜線に上がるまでにしがみついていた悪路で)指先に付いた地衣を舐めとりはぢめ
だしました!!しかもおいしそうに♥やっやめなさいっ♥



…失礼…自販機で飲料を買ってしばし休憩…ここはダイヤモンド富士を拝むことが
出来るビュースポットですが、静岡バイパスルートの最終到達点でもある重要な
場所でもあります。


脱水症状も回復したところでルートに戻ろうと思ったらさっきの猫ちゃんがまた!♥♥


…失礼…バイパスルートから本線に戻り先に進みます!


左手に見えるのは小田貫湿原です。


富士山を視界に収めながら舗装路を走り抜けます。


陣馬の滝です。ここから再びダート道/山道になります。


猪の頭中学校です。すぐ先は朝霧高原になります。


朝霧グリーンパーク跡です…今は乗馬場になっているようですね。
後で知りましたがやけにしんどいなーと思って道を走ってたのですが
ここから先はジリジリと高度を上げていくルートだったようです



麓(ふもと)のつり橋を越えて麓(ふもと)と呼ばれる集落に向かいます。



麓につきました。ここは毛無山登山口と上水道完備の東海自然歩道トイレが
あります。ここで最後の水分を補給。



朝霧高原の牧場の端を突き進みさらに北上します。
日没とともに風がものすごく強くなってきました。ねむいさんはこの
時点でほとんど歩いてしまってバテバテです(注:後で調べましたが
結構な上がり勾配でした!!!仕方ないです!)



吹きざらしのトレイルを進むとあずまやと離脱ルートがある分岐に差し掛かり
ました。到着予定時刻より10分早く到着です。
静岡/山梨県境まで距離を残していますが時間的に今季はこの地点で終了、そして
来季のエントリポイントはここからスタートになります。



そして離脱ルートに移るとねむいさんは何故か走る力が回復する!
最後まで走りきって今回の到着地である"道の駅朝霧高原"に無事到着しました!


帰りのバスまで時間が余りまくってますので着替えと食事も済ませちゃいました…

ところで"虹裏メイドねむいさん個人的"には朝霧って名前正直ちょっと
縁起悪すぎです!!!
現地の方にはねむいさんの身勝手な都合とは全く無関係でまことにすみませんがー!



ゲフン取り乱して失礼しました…罪滅ぼしに朝霧ミルクソフトと家族のお土産に
朝霧ヨーグルのウインナーと生ハムたくさん買いましたから許してくだち…


来季は高速バスで京都から直接この場所に向かいスタートを切ることになる
でしょう…すっかり暗くなった空に浮かぶ富士山にしばしの別れを告げ、帰りの
路線バスに乗り込みました。


すっかり金銭感覚狂って新富士から新幹線でとんぼ返りかましました!今季最後だし!
今季の交通費は時間対費用を考え上手くやりくりして17万円とちょっととなりました。
…それに家族のお土産と雑費も付加すると27ま…去年のよn…4倍‥ウヘヘ
モバマスにハマってるとしあき君に何も言えないねむいさん。


…これは今季も頑張ったねむいさんへのご・褒・美♥




と、いうわけで目指す東京は高尾山に向けて残すルートもあと5つとなりました。
この先は丹沢山塊という最後の難関が待ち受けています。来季も例年通り11月から
再開予定なので一番厳しい季節に一番厳しいルートを通過することが予想され激戦
必至でしょう。たふすぎてそんはないのでそれまでは地元の京都の山々でひたすら
トレーニング(とダイエット)に励んで力と交通費を蓄えます!
大平->井出 GPSログ

井出->朝霧高原 GPSログ





…何?読み込みが糞重いページ当分見なくて済むからせいせいしたぜですって?
ご安心ください!
今年は静岡バイパスルートという名の東海自然歩道夏の陣やりますから!

東海自然歩道を徃く18(若身橋〜家山/家山〜久能尾)

京都から乗れる夜行高速バスを利用すると安く早く静岡に行けます♥
しかし現地に到着した時点でかなり疲れてしまうのでトレイルランとかの場合は
やっぱり前日に現地に移動で宿に泊まり翌早朝出発の方がいいかなと感じました…。

今年は虹裏の仕事もかなり押していたので少ないですが今回で走り納めとなります。
あと交通費が尋常じゃないレベルで圧迫し始めてきたのもあります。

●2012.12.08 若身橋〜家山

虹裏メイドの朝は早い。
この季節に夜行バスの移動後激しい運動てちょっときついと思ったねむいさん。



今回で最後の利用となる西鹿島駅でバスに乗り若身橋へ。
そそくさとスタートを切ります。



大きい車道から細い林道に入った後はひたすら和泉平に向けて駆け上がります。


和泉平からさらに上がると新宮池にたどり着きました。


そこから山道を少し下るとまた車道に合流します。



集落の中を通り大時の分岐点を目指します。


このニ叉路は道標が無いので注意です。
…GPSのデータ見ていただいたら分かる通り今回の行程はルートミスしまくりですorz



大時の分岐点です。
花島と言う地区を経由するルートがありますが直進しました。


春埜山大光寺への山道です。


稜線に出たら分岐がありますがここは矢印の要領で。



再び車道に出たと思ったらすぐに山道に押し戻されます…ぐぇー



三度車道にでて無線中継所を越えたら大光寺はすぐです。
風がかなり強くなってきました‥ぶるぶる




大光寺の境内と春埜杉です。


吹きすさぶ強風が叩きつける休憩所でちょっと豪華なお昼です♥
意外と目方ある上に封切った時に風で汁がビチャビチャ飛んでトレランには不向きでした…



腹ごしらえを済ませた後山道に入り春埜山奥の院を通り過ぎます。




そこからさらに登り南下すると鳥居沢山の頂上に。
沢山と言いつつ鳥居は一つもないです。
しかし寒いはずです…水が凍ってます…


ここからは一気に下って金剛院を目指しますが…こっからが曲者でした・・



降りきって林道と交錯する地点で地図には無い出来たばかりの林道を正規ルートと
見誤って進んでしまい30分以上のルートミスorz
正解は新しい林道の左手に沿うように登り上がる分かりづらい山道(矢印参照)です。


さてこの山道を降りてまた林道と交錯すると道標が無い分岐に出てしまいました。
"運よく"林道造成中の職人の方たちに出くわし正しい道を教えてもらえました!


これが正規ルートとは誰が思えようか。



何とか予定時刻少し過ぎに平松峠に着きました。
ここから金剛院まではもう一登りです。





大日山金剛院です。



少し歩いた先に本堂があり、ここで少し休憩しました。
後は林道を駆け下りるだけです!
しかし…


道標がぶっ倒れてどっちが正解か非常に分かりづらい分岐でさらに地図を読み
誤って間違った道を進んでしまいましたorzorz
20140802追:
韋駄天太郎の徒然日記さんの記録によると2014年現在は新しい道標が新設されて
ルートミスを起こさないようになっています。



ここらあたりで間違ったことに気づき
ぁー終わった・・ねむいさんの負けだ―と嘆きつつとにかく山を降りて近くの集落に
たどり着こうと消化試合をこなす気分で走っていましたが…


なんと林道を降り切って橋を渡ったところで"運よく"東海自然歩道と合流し、
ゲーム続行です!しかも急いで駆け下りていたので時間も大幅に短縮!


ゃだ…だーりんのイチモツよりおっきい…
しかも逆向きになってるー!/////



そんな馬鹿なこと考えて流していたら野守の池に到着しました。
ここは釣り人もおおく住宅も間近にあるので当然猫もいます…。



この子はねむいさんがナデナデしても微動だにしなかった・・
てか一瞬ビニール袋かと…


野守の池の下部展望地より。
家山駅はもう目と鼻の先です。


色々ありましたが予定時間よりも早くゴールの大井川鉄道家山駅に到着です!



大井川鉄道はSLが現役で稼動しています。SL乗るのは急行料金が要り、
新金谷までしか行きませんのでご注意ください。


電車待ちの間にほっとレモンと家山駅の名物たいやきでくつろぎました。



もう一便のSLが通過して行きました…近鉄特急とランデヴー!




次回はこの家山駅からスタートとなります。今度は南海線?に乗って新金谷まで。


新金谷駅でSLが展示されていたのを思い出し金谷まで行かずここで降りました。
…素直にSLのりゃよかったorz



てわけで歩いて金谷駅に・・そして東海道線に乗って浜松駅でひかりに乗り換え京都に
帰りました。


誰があほやて!?


●2012.12.23 家山〜久能尾


虹裏メイドの朝は(ry
夜行バスが"運よく"かなり早めに掛川駅に着いたので始発の大井川鉄道に乗ることが
できました!ラッキー♥



京阪特急?を見送りました。いそいそとこれからの山行の支度を行います。



そして今回は…GPSロガーの心臓部に当たるモジュールをPA6CからQZSS+GLONASSに
対応したMT3333が載っているGms-g6aに換えて挑みます!!!
パッチアンテナより感度が劣るチップアンテナタイプの物ですがその実力はいかに!?
今年最後のトレランのはじまり!



駿遠橋と橋から見る大井川です。今回は30km近くを移動して安倍川支流の藁科川に
向かいます!




さて橋を越えたらひたすら走る!走る!…車道長ぇ…



一時間後に上河内の山道の分岐にたどり着きました。



今度は茶畑のど真ん中を縫って直登します。
結構きつい…



さらに上がりきると笑い仏の登り口に。
そのままグングン登っていきます!



稜線に出て少しアップダウンを経たさきに笑い仏がありました。
また休憩所には10年前以上からあると思われる記帳の入った箱があり、かすれたペンで
私も足跡を残しました。


笑い仏を越えて西向つり橋までの区間は極上の下りのトレイルです♥



そして西向つり橋…マジビビリ




つり橋を越えて高根山に続く林道に出ました。
そいえばもう富士山が見えてもいい位置なのになったく見えない…


高根山への山道に入りますが、見落としやすいので要注意です!




ラストの猛烈な登りを越えたら高根山です。
また頂上の少し前には蔵田-宇嶺の滝の通行止めに寄る代替ルート
"芋穴のマルカシ"への道が示されています…が、ねむいさんは直進!





高根白山神社です。


そして神社から先のこっからがまた激下り!



蔵田まで下りてきました。
鼻崎の大杉が見えます。



蔵田の自販機前で小休止して体勢を整えました。
そしてこの地点は静岡バイパスルートの分岐点でもあります。


さて…問題の蔵田-宇嶺の間の通行止め区間ですが…自己責任で
通過しました。自分の命を担保に…




アスファルトのゆがみは埋められていましたが、法面に亀裂が入っていて
そこに地滑り検出装置が設置されています。
バリケード入口にいた人は車両の規制と地すべりの見張りをしていたのでしょう…




足早に危険地帯を駆け抜け、宇嶺の滝に着きました。
滝にたどり着くまでに高低差があって待てこれがきつい…



こっから先はひたすら車道を登ります!全部舗装路です。


船Q船久保の集落を越えてさらに登ります!…しんどくなってきた…



やっとこ清笹峠に到着。
後は一転攻勢の下りを残すのみです!


うりゃりゃりゃりゃー!


黒俣の大イチョウです。
IXY3のおかげで望遠でもブレずに綺麗に撮れてます♥



勾配がだいぶ緩くなり黒俣川と並走します。
"よってけやぁ〜"の小屋の手前に湧水が汲める場所があってこれがまた美味いです!



さらに掛け降りて今回の目的地である久能尾に到着しました。
早く到着したのですが流石に13時台のバスには間に合わなかったのでそのまま
さらに降りて交通の便が良い八幡に向かいます。


八幡方面に少し向かった先にある道標が次回のエントリポイントとなります。


清沢小学校です。



藁科川を渡るとゴールの八幡の交差点とバス停にたどり着きました!


(此処の事ずっと"はちまん"じゃなくて"やはた"と思い込んでた・・)



バスに揺られて静岡駅へ…道行く人々の会話の訛りが静岡に戻ってきたんだな〜
としみじみ実感します…すぐ後に別件で富士に行っていた私の家族と合流し、京都に
帰りました…。





さて、家山〜久能尾のルートでは新GPSモジュールで挑んだわけですがチップアンテナ
にも関わらずしっかりと補足してくれていました!このGms-g6aについての記事は年明
けにてみっちりとさせていただきました!


若身橋〜家山 GPSログ

家山〜久能尾 GPSログ

東海自然歩道を徃く17(三河大野〜西川/西川〜若身橋)

今年もこの季節がやってきましたね…♥入院してたから無いと思ったでしょ?
ざんねんでした!…と悪態付きつつ東海自然歩道の続きを開始させていただきます。

ちなみに退院後に軽いウォーミングアップのつもりで行った湯の山温泉で返り討ちに
遭い掛けましたが
それを力で捩じ伏せ走破し体力も完全に戻ったと確信しております!
それでは中部地方ステージ後半のはぢまりはぢまり…



●2012.11.24 三河大野〜西川

長らくベース基地だったJR豊橋駅とも今回でお別れです。



三河大野駅に10分ほど遅れて到着。
今回は舗装路をひたすら走るルートとなります。


前回のエントリポイントにつきました。
ここから正規のルートとなり大野の町を抜けます。


鉛山峠を越え阿寺の七滝へ向かいます。
途中土砂崩れの跡を通過する箇所も。



阿寺の七滝です。紅葉の時期も相まって観光客もちらほら。


巣山休憩所までは走りやすい下りのトレイルが続きます!


巣山休憩所から先はアスファルト舗装路をひたすら走ります。


やべぇよ…やべぇよ…


六本松に到達しました。
こっから先はきつい登りが続きます…




登坂がダートになりさらに上りあがると静岡県境にたどり着きました。
この道は次回向かうこととなる秋葉山へと続く秋葉街道となっています。


鷹の巣山の麓を回るように林道は続きます。



再び舗装路と合流し駆け下りるとくんまの里への看板と黒滝休憩所にたどり着き
ました。IXY3ちゃんの光学ズームをフルに使い黒滝を遠距離撮影。



さらに駆け下りてくんまの里(道の駅)に到着です!


今回はバスの時間の都合上時間もたっぷり余ってるので"かぁさんの店"で名物の
舞茸の天ぷらそばを食べました…しかし



Bracht氏のこのルートのレポートでは630円だったのに2012年現在は800円に値上がりして
ました…ちなみにトレランの時は基本空きっ腹なのですごく旨かったです♥



昼時で他のお客さんも大勢いたので待ち時間含め計40分以上居ることになりましたが、
それでも全然余裕で間に合いますので再びさぁ出発と駆け出しました!
…しかし…


こちらの方のレポートでも気づかず見落として直進してしまうと指摘されていた
民家の軒下にある道標を見落とし30分近くルートミスorz



余裕ぶっこきすぎ+↑のおかげでバスに間に合わなくなってしまい全力で後れを
取り戻しにかかり柴休憩所とヒラシロ遺跡についたころには何とか安全圏に…
はぁはぁ…


城内実議員のポスターも目に入るようになりここが浜松県静岡県だと実感します。


天竜美林を通る林道を縫うように駆け抜けます。



距離を置いて二か所ある石打休憩所です。


三舞坂峠のピークから山々を望みます。



はしご坂を下りるころにはもう夕闇が迫ってきました。
この季節、日が落ちるのは早い。



市の瀬まで下りてきました。後は白倉川の渓谷を横目に舗装路を駆け下りるだけです。


道標も走れ!と言っています?


ゴール地点の西川地区に到達しましたが次回のルートを先取りしておきました。



次回通過する秋葉ダムと巨大なつり橋です。
高所恐怖症なので入口しか撮れなかったマジビビリな私…。


さぁて帰ろうかと西川バス停を探しましたがそれっぽいのが全く見当たりません。
焦って探しまくって結局地元の方に場所を聞きました(ありがとうございます)
上写真の矢印の要領で国道152号線に上がります。


152号線に上がったら白倉川の上流方向に進むとバス停が見えます。
152号線に上がる途中で"西川駅"なる看板もありますがもう消えかかっています。
とにもかくにもバスに揺られて西鹿島へ、そして遠州鉄道で浜松へ…


当分の間はここJR浜松駅がベース基地になります。


●2012.12.01 西川〜若身橋


新幹線代で貯金が飛ぶように減っていく…退院の時もらったお祝いのお金は
自分のために使うのはさすがに許されないので自費なのです…
なんて思いにふけってるうちに西鹿島に付きバスに乗り換えます。


西川のバス停につきました。今日はここからスタートです。




前回のおさらい。矢印の要領で国道153号線を下りて東海自然歩道に
合流します。



エントリポイントの秋葉ダム手前のつり橋にやってきました。
前回は入口から向こうを映して茶を濁しましたが…


マジビビリ


マジビビリ



少しの間天竜美林の舗装路を駆け抜けます。


民家を抜ける場面もあります。



う回路を少し回ると九十九折の登山道が始まりました。
ペースを保ってひたすらのぼる!



ある程度高度を上げるとスーパー林道と交錯します。
秋葉神社まであと一息です。



何度かスーパー林道と交錯しつつ上ると秋葉神社駐車場に到着です。





紅葉にぎりぎりで間に合いました。



本宮手前の茶屋で休憩しました。
うっかりまた団子を買ってしまった…。




秋葉神社本宮です。
この日は天気がいいので天竜川河口までよく見えました。


さて、今度は秋葉神社下社を目指しますがジュビロ磐田の巨大な
絵馬がある建物の隣を抜けて下ります。




少し下ると三尺坊(秋葉寺)に。
山中ですが意外と広い敷地です


山道をひたすら下っていくと秋葉街道の舗装路にでます…
…が膝にかなりくる急坂…!


ようやく勾配も水平になって駐車場と休憩所も見られました。


秋葉神社下社に到着です。ここから若身橋に向かいますが、今回は
最終的にここに戻ってきます。


少しの間車道を上りさらに犬居城跡へのトレイルへ進みます。




犬居城頂上の休憩所につきました。
以前は記帳が置いてあったそうですが今はもうありません。



下山路でアスファルトにでた時に道標を見落としてしまいました。
ここまで下りてきてしまうとルートミスです。



正解は矢印の要領で橋を渡ったら即座に右に折れるのが正解です。


端雲院は建て替え中でした。


犬居橋を越えて今回の目的地若身橋に到着です。
次回はここからスタートとなります。




秋葉街道を手繰り若身の集落を抜けて秋葉神社下社に戻ります。


舗装路通過するとあっという間ですね…。


ってわけで下社に到着です。




さっきは通り過ぎたのでちゃんと見て回りました。


下社手前の駐車場で今回は終了です。
身支度を済ませてバスを待ちます。


一瞬通り過ぎたかと思ったらまた戻ってきました…


遠州鉄道で浜松まで帰ります。


ぁー…そういえばそろそろクリスマスですね…
虹メの仕事もしないと…


ねむいさん駅弁大好きです♥駅弁♥(意味深)


というわけでさわりはまぁこんなものかなといった感じですが、これから先は
交通費がどんどん圧迫していくので夜行バスや格安の切符を駆使して効率的に
移動し進んでいきたいと思います。

三河大野〜西川 GPSログ

西川〜若身橋 GPSログ

東海自然歩道を徃く15(定光寺〜猿投神社/猿投神社〜香嵐渓/香嵐渓〜伊勢神)

前回は恵那ルートを経由して奥三河の田口まで進みましたが、今回の3行程は
定光寺〜寧比曽岳までの本線ルートを進みます。この本線ルートは根拠なく
恵那ルートよりも安易かと思い込んでいました。しかし思わぬ場面で何度も
苦戦を強いられてしまいました。

●2012.02.26 定光寺〜猿投神社

三河ステージ(注:本線ルート)の最初、定光寺からスタートです!

定光寺の分岐点ですが奥に見える階段は絶対に上がってはいけません!
矢印の通りに進んでください!最初の地点に戻っちゃいますから…

定光寺です。ここによると結構なよりみちです。

上から読んでも山星山
下から読んだらまやしほまや

すでに橋が存在しない稚児橋です。
ここから先はハイカーの方達と多数すれ違いました。

中平橋を越えて…

なぜかヤギ…img虹裏では仔ヤギをコンク(ry

白岩の里を越えると沢沿いに登って本岩巣を目指します
さらに先の雲興寺の迂回路の情報がありました‥いける!?

この日は晴れていてハイカーの人も多数いました。
最徐行で進み本岩巣の展望台に。

岩屋堂です。その周りにはかなり広い岩屋堂公園があります。

もちろん迂回路は進むつもりはないのでこの赤い橋を渡って
東海自然歩道を突き進みます!

で、問題の個所に差し掛かりました。見た目はダイジョブそうですが…

この看板のすぐ左にさらなるう回路の表記があります。"ノープロブレムOK"の
書き込みの迂回路に従って(結構傾斜きついですが)注意深く進みました!
通行禁止になったのはポイ捨てと無断伐採に業を煮やして東大演習林に被るルート
を禁止にしたため。


危なげなく雲興寺に到着です。ここで小休止して猿投山に登る力を溜めます。

猿投山は超人気のハイキングコースなので整備も力入ってますね!

道標の道なりに進んでるとどう行ったらいいか分からなくなってしまいました‥。

東海自然歩道の道標っぽくないけど猿投山頂上の道しるべを発見!

はぁはぁ…なんだこれえらいきづいぞ…さすが猿投山…!
しかし…

!!!…やっぱりね…そんなこったろうと思いましたよ…
…うっかり虹弦流いんちきショートカット発動させちゃったみたいですorz

ここからすぐに頂上に到着しました!ん〜〜いい眺めですね♥
…おや…何か張り紙が…

貼りたてほやほやの警告文が…
地図作った人は親切心からなんでしょうけど良かれと思ってやったことが
あだになるとわ色々損してる人なんでしょうね(哀)(←ねむいさんも同じ性格)


頂上から抜けてすぐ先のカエル岩も…
落書きは止めましょう


気を取り直してグングン駆け下りてくと猿投神社東の宮とこの地域に
特徴的な花崗岩の解説文が出てきました。


道はアスファルトの車道と合流し、再現された水車を越えてさらに速度を
あげて行きます。ゴールの猿投神社まであと少し!


かなり距離長い上に山越えがあるので9時間ほどで見積もってましたが
予定よりかなり早く猿投神社に到着です!

…ってわけで早く着きすぎたのでバスを待たずに徒歩で猿投駅に向かいました…

メモして覚えたかんな!!3日後100倍だかんな!!

ゲフン失礼…名鉄三河線猿投駅に到着です。
知立・名古屋を経由して京都へ。

●2012.03.08 猿投神社〜香嵐渓

猿投駅からバスで猿投神社に行くルートは無いので上豊田駅から
おいでんバスで猿投神社へ――

今回は諸般の理由で一気に決めて切り上げたい、そんな気持ちが焦り過ぎて
ルートミスしまくりましたorz.

約10年くらい前にルートが微妙に付け変わったそうです。
猿投神社横のこの道標を頼りに進みます。

棒の手周辺は前途の理由で道標が無くなります。
ここはまっすぐで。

そしてサークルKのある交差点を右に、そしてずっとまっすぐ。

上中山のバス停も越えて…

西中山交差点で左折。

さなげ足助バスの待機所?みたいなとこをこえてすぐの箇所に
東海自然歩道の道標があります。

しばらくの間昭和の森という個所を通過します。
ここまでほぼアスファルトです。

道がトレイルにかわり、ゆるい登坂を続けると地元の子供たちが
整備しているいっぷく峠に。

さらに広瀬に向けて下るとくじ引き付きの休憩所が。

広瀬橋を越えて三河広瀬駅跡に向かいますが…
やな・・・やな・・・ほマ新チw?


ゲフン失礼、三河広瀬駅跡に到着です。
三河田口のような木造の駅舎ですが、現役時代より整備の手が行き
届いていました。


駅舎内はかつての写真がありちょっとして資料館になっています。
また、三河線の廃線となった猿投〜西中金+未成路線の西中金〜足助間を合わせて
"でんしゃみち"として整備する計画があるようです。

バス停多すぎですが三河広瀬駅前は今でもバス路線接続の要衝として
利用されています。


猿投グリーンロードを越えて勘八峡まで降りてきました。
足元にはテントウムシさんが…

その先の勘八牧場はとっくにつぶれてNPOの農業演習地として利用されています。

牧場の区間を抜けて少し駆け下りると千鳥寺に着きます…が、
奥につづくアスファルトの道は私有地なので行ってはいけません!
東海自然歩道は寺の手前の解説板の個所で右折です。

千鳥寺です。ねむいさん知らずに奥の車道をつっ切ってしまいましたorz

とは言え合流するんですけどね…。土のうのつんであるトレイルに進みます。

本山中の集落を抜けてさらに山道に入ると本山中峠に。
ここは下りがやたら滑りやすいので注意!

大国橋に向かう途中の集落では道標が高い位置にありなおかつ
形状が違うので注意してください。
写真にしめす個所も道標が無いので矢印の通りに進んでください。

大国橋を渡り巴川沿いのトレイルをひた走ります!

道はやがてアスファルトの車道に合流します。香嵐渓まで
さらにスピードをあげて(るつもりですが)ひた走ります!!

小原橋まで来ました。足助はもう目の前です!

足助大橋に。あと少し!!

予定時間を15分過ぎですが、足助八幡宮に到着!

足助八幡宮を抜けるとすぐ目の前に香嵐渓バス停があります。
今回はここで離脱して帰還します。

…といいたいところですがここ足助では中馬のおひなさんの展示が行われていたので
いろいろ見て回りました。以下にギャラリーを…。











喰ってばっかですね私…。痩せない

とよたおいでんバスに乗って猿投駅へ。
次回でこの駅ともお別れです。


●2012.03.17 香嵐渓〜伊勢神

この日の天気予報は雨のち曇りでした…雨がやんでくれると信じて…
しかし…


香嵐渓についた頃にはさらに雨足が強くなってやがりましたorz
しかし私は刃牙の柔道キャラ(畑中公平さん)の打撃対策並みに降雨対策を完璧に
してきましたので覚悟を決めて進みます!
目指すは三河最高峰・寧比曽岳!

雨強すぎて写真撮る隙がありませんorz
安美京です。

有洞にある大きなヒノキと小さなお寺です。

(よく分からないが雲の中にいる模様)


綾渡平勝寺です。
予定時間を30分オーバーしてしまってるので先を急ぎます…!

※ねむいさんのちょっといい話※
京都でこの後ろの二文字使うともれなくヤクザに恐喝されます。

金蔵連峠に到着です。
朝から降り続いた雨が小路を伝って至る所で小川になってしまってます。
ぬかるみを踏むと滑って逆に危険なので草木の少し生えた個所を
通過します。

金蔵連峠を越えたあたりから林道と交差しつつ寧比曽岳への登坂が
始まります!ぬかるみで転倒しないように警戒度を最大にして慎重に進みました!


防火帯なる個所もいつくか見られます。
ここは風雨が遮るものが無いので足早に通り過ぎないといけません。


筈ヶ岳への分岐‥を降りる個所がまたすさまじい急坂です。
この天候だとそのまま下りると危険なので林寄りに進んでクリア。

登り切ってから撮影しましたが、この地点も超危険ポイントでした。
結局業を煮やして四足獣歩行体勢になってサクッとクリアしましたが、
100m進むのに20分くらいかかりましたorz

危険地帯を抜けると足場もしっかりしてきて周りの景色も自然林に変わってきました
頂上はもうすぐです!

ッッ着いたー!寧比曽岳頂上!
ものすごい強風の上、雨がみぞれになって叩きつけてます。

しかし、あらゆる強化を加えたSTM32Primer2さんは涼しい顔でGPSモジュールから
送られるNMEAを淡々と記録しています!(ピンク色の物体)
おそらく世界で一番厳しい環境で稼動してる個体だと思います(地獄のミサワみたいな顔で)

さて、今回で本線ルートである三河ルートは全走破となり、
これよりルートを離脱して伊勢神に帰還します。
またいつかこの場所に来ることになるでしょう…。

前回は雪で埋もれていた亀の甲石です。

大多賀峠に。ちょっと飛ばして時間に余裕ができたのでそのまま
東海自然歩道を進みます。

伊勢神湿原の説明版です。もう水浸し。

伊勢神遥拝所に到着です。ここも訪れるのは今回で最後になります。


伊勢神峠・旧伊勢神トンネルも写真に収めてきました。


あとは勝手知ったる道を駆け下りてゴール地点の伊勢神ドライブインに
予定時刻より少し早めに到着しました。今回はかなりの悪天候でしたが装備と
その場の臨機応変な工夫で危なげなく乗り切ることができました!


前回は時間が無かったので寄れませんでしたが伊勢神ドライブイン名物の
カレーパンの購入も成功し、頬張りつつとよたおいでんバスに乗って帰還しました
喰ってばっかだと痩せないですけど入る場所が違うので無問題です!




東海自然歩道を進むためにはルート・アクセス・天候などのすべての事前リサーチが
非常に重要なわけですが、今年に入ってからやっとこ体系付けた手法でデータ集めを
することができるようになったおかげで過密スケジュールでも上手くやってこれるよ
うになりました
(思わぬ副収入が入って新幹線代が圧迫しなくなったのも一因です)。

今季の残り2行程は東海自然歩道三大難所のうちの一つ、田口〜三河大野の縦走です。
最後まで気合い入れていきます!

定光寺〜猿投神社 GPSログ

猿投神社〜香嵐渓 GPSログ

香嵐渓〜伊勢神 GPSログ

東海自然歩道を徃く14(明智〜伊勢神/伊勢神〜田口)

私は現在、奥三河と呼ばれる交通の便がかなり悪い地域を目指しています。
なんというか現地への移動時間>>>>行動時間になっちゃってますが、分刻みの
行動スケジュールで動き、少しのルートミスが命取りになるこの辺りのルートは
な意味でスリルがあります。
ねむいさんは知恵と体力と財力でかろうじて切り抜け
ていきました!


●2012.01.28 明智〜伊勢神

いきなりスタートで躓きましたorzなんと中央線の到着が遅れ、瑞浪駅で明智駅行
きのバスに乗り過ごすことに!!…私は帰りの伊勢神峠で最終バスを乗り過ごした
ときの最終手段でタクシーで帰還するつもりにとっておいたトラの子タクシー代
1万円をここで切った!

…タクシーの運ちゃんの運転がWild過ぎてアドレナリンが異常分泌した状態で
アップの必要なくスタートぉ!エントリポイントの八王子神社境内を通過します!


明智光秀や遠山の金さん?の墓があるらしい龍護寺です

大正浪漫館です。この建物の右側を通過します


千畳敷公園からの展望です

♪FULL FORCE 誰よりも速く 明日を見に行けば
 自分の足跡だけが 残されて行くのさ
 
…「」にいつも叩かれてたけどねむいさん仮面ライダーカブト好きなんですよぅ…

ここは間違えやすい有名な分岐です!写真の通りに進みましょう



颪と呼ばれる場所まで下りてきました。しばらく川沿いの車道を走ります



???



串原太平を過ぎて黄梅院に立ち寄りました

柿畑を越えて行きます。電流柵も越える!

三本松休憩所でトイレ休憩を

oh...




閑羅瀬橋を越えると川原越以来長らく続いた岐阜ステージともようやくお別れです


矢作ダムを遠くに望みながら愛知ステージを進みますが‥クマの足跡?



クマに出くわすことなく旭高原少年の家を過ぎ旭高原元気村に到着です。
少年の家を越えたところでオリエンテーリングコースに入ってしまい
時間を喰ってしまいました


長井坂峠を一気に駆け下りた後千人塚と弘法杉がある猿が城登山口に。
再びだんだんと雪深くなってきました!




崩れそうな木階段を登り猿が城跡のある頂上に。今は鉄塔が立っています。

その後は縦走を繰り返し、林道に到達します。
ここから林道の登りです…

林道のピークを越えて一気に駆け下ります!!アイスバーン盛りだくさんの
かなりヤバい道でしたが、ねむいさん人間ができてるから私のぶろぐ見て
くれてる受験生のために滑ったりこけたり落ちたりしませんでしたよぅ!!


一気に駆け下りたあとさらに昔の峠道を登って八百比丘尼の杉と伊勢神峠に!
あと少しで今日のゴールです!



伊勢神遥拝所です。ここが次回のエントリポイントとなります

時間が少し余ったので旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)に立ち寄りました…狭い
20121107追:
たまに質問もらいますが、"旧々伊勢神トンネル"なんてものは存在しません。
まず伊勢神峠・伊勢神遥拝所が最高点に位置しており、時代によって
伊勢神峠(中馬街道(飯田街道,塩の道とも))
-> 旧伊勢神トンネル(旧国道153号線/伊世賀美隧道が正式名称)
-> 伊勢神トンネル(現国道153号線)と
幹線道路が変遷しているので旧伊勢神トンネルより高い位置にトンネルは掘れません。
完全にガセネタです。



20131222追:
以前はガセネタと切り捨ててしまいましたがなななんと!あと10年くらい待つと
新伊勢神トンネルがさらに新しくできるらしいので
それに伴って現在の
旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)が自動的に旧々伊勢神トンネルになります!
おめでとう!





アイスバーンだらけの舗装路をかわしつつ駆け下り、今日のゴールである
伊勢神ドライブインに到着予定時刻より1時間早く到着です!とよたおい
でんバスもちょうどいいタイミングで来ました


2012年現在はパス一発で東岡崎に行ける路線が存在しないため足助でバスを乗
り継いで東岡崎へと帰還しました…うう冷える


●2012.02.11 伊勢神〜田口



新幹線乗ってる時間よりバスの移動時間の方が長いです…おしりが早くも痛いです‥


や、やっと伊勢神ドライブインに着いた…
今回はゴールの田口のバス停の発車時刻が18:14でかなり時間が余るため後述しますが
寄り道プランを立てています。11:00の出発となりますが綿密な事前リサーチのおかげ
でこれでも十分間に合うわけです。



前回のおさらい、伊勢神峠と伊勢神遥拝所に。
今日はここから寧比曽岳を越えて田口まで向かいます。


閉鎖されたいこいの森がある伊勢神湿原を越えていきます。
雪だらけでよく分かりません‥。

大多賀峠に。ここからは登りの一方となります。


有名な亀の甲石も雪に埋まっています。



頂上に向かうにつれて樹木が雪の華を身にまとっていってます


パウダースノーの作りだす幻想的な景色にみちびかれ頂上に――――



っ着いた〜!寧比曽岳頂上!
ここが東海自然歩道恵那ルートと本線ルートの分岐点となります。
都合上私は再びここを訪れることになります。


ゆっくり休憩をとった後田口を目指して駆け下ります!
富士見峠には有名な"あと***キロ"の道標が。




段戸裏谷を駆け下り人造湖段戸湖へ。


段戸湖は凍結していました。ほとりの休憩所には東海自然歩道の
解説板が多数あります。


きららの里の端の道路を登り、今回のルートの要所である田口森林鉄道本谷線跡の
トレイルに突入します!

しばらくの間は野生動物の足跡の案内を‥実はまだこの地点ではまだ森林軌道跡
と少し外れています。


凍結した超危険な木橋がお出迎え…この後何度も苦しめられます…
そしていつの間にか森林軌道跡をトレースするルートに。


脅しではなくマジでめちゃくちゃ滑ります…
ちなみに滑って転ぶとそのまま谷底にまっさかさまです。
ねむいさんはぶろぐ見てくれてる受験生のために(ry

気づくと沢(寒狭川)が並走しています。
浮石だらけでなかなか走れなかったトレイルも坂がゆるくなり
だんだん走りやすくなってきました!

これは森林軌道の遺構、橋脚です…



田口に近づくにつれ駆け下りるスピードを上げていきます。
この辺りは有名な森林軌道の切りとおしが見えます。

と思ったらまた木階段…ここは元は森林軌道の木製の橋脚がありましたが…





木製の橋脚は星霜によりすでにすべて崩れ落ちていました。
崩れ落ちがれきとなった木にうちこまれたボルトが当時の存在の
証明をしています…


森林軌道の解説のある個所まで来ました。
ここからさらにスピードを加速して駆け下りていきます!!



大名倉辺りで森林軌道跡とは分かれ、松戸橋目指してアスファルトの
舗装を川幅が大きくなった寒狭川を横目に駆け下りていきます。

ここ全面凍結しててスパイクはいてても超ヤバかったです(汗
でもねむいさんは受験生の(ry


エメラルドグリーンの水をたたえる寒狭川に掛る松戸橋を越えます。
さて、この橋を越えると奥に見える道標を越えてゴールの田口に行くのですが…

私はここで寄り道して廃鉄な方には超有名な豊橋鉄道三河田口駅の今の姿を見に行きました。
去年の夏、大雨により駅舎はとうとう斃れてしまったとのことですが…
2012年2月現在、すでに路面にはみ出た屋根は取り壊され"曝葬"された状態でした。


後で気付きましたが、駅舎の残骸の一部は少し離れた空き地に移し替えられていた
ようです。しかしこの状態になってしまうと自然に還るのも加速度的に早くなって
しまいますね。
ここにかつて電車が通り、三河田口駅があったという事実はこの看板だけが唯一の
証人となるでしょう…と言いたいところですが後数年後には設楽ダムの建設によっ
てこの辺り一帯は水の底となり、最早誰も近づけない場所となってしまいます…。
東海自然歩道も当然付け替えとなり私ももう二度とこの地を踏むこともないでしょう。
さよなら、三河田口駅。
(※:これらほかにも写真・動画もいくつか撮っていますので、資料としてご入用の
   方はどしどしご連絡ください)


おまけですが少し戻ったここにも遺構があります。
通路橋の下に森林軌道の橋脚があるのがわかりますね

さて松戸橋に戻り最後の登りの山道を越えて今度こそ田口の町へと向かいます。



武田信玄の墓があるらしい福田寺です。次回のエントリポイントはこの地点
となり今回はここで東海自然歩道から離脱します。


お約束ですが市街地で迷ってしまいました…
スパーという店を探してたのですがすでに潰れて別の店になってたようですorz
そして30分近くロスして田口バス停に到着です。


着替えを済ませてるうちに日が暮れてしまったようです。
バス(最終便)が来るまでまだ時間がありますが、待合室も閉鎖されおん出されて
しまい一気に底冷えてきた田口バス停の袂でバスを待ちます…ぇっくし!


バスに揺られてJR飯田線本長篠駅まで45分…電車を待つ間本長篠駅のホームで
空を見上げると明かりもなく空気がきれいなのか満天の星がみえました。
京都の市街じゃなかなか見れないです。そして見とれてるうちに列車もやって
きました。ここからさらに飯田線に揺られて豊橋、んでもってこだまで
京都に…ぁー(移動が)疲れた…




今回は恵那ルートの終盤と奥三河の"さわり"の部分に入ったわけですが、定光寺
止まりでうっちゃっていた本線ルートをこれから攻略して再び伊勢神峠を目指し
ます。今期のラストは東海自然歩道3大難所の一つ、奥三河縦走で締めくくること
になるでしょう。

明智〜伊勢神 GPSログ

伊勢神〜田口 GPSログ

東海自然歩道を徃く12(岐阜市内〜犬山/犬山〜定光寺)

京都から遠く離れてくると移動も時間とお金が掛り辛くなってきます。
特に岐阜県ステージは中途半端な距離にあるため、交通手段の事前調査や
現地での移動時の時間配分等のタクティクスを十分に練らないと
"往"けなくなってきます。てわけで今回の2行程はねむいさんの頭で
考えに考えて40km以上の距離を一気に走り抜けるプランをおっ立て
実行しました!

●2011.12.14 岐阜市内〜犬山

新幹線を奮発して朝早くに出発して岐阜駅に来ました。
岐阜駅バスターミナルにて。岐阜市内はバス王国です。

前回の則松バス停の接続が悪いので犬塚と言うバス停からスタートし、
まず則松バス停へ。

振り返って岐阜刑務所を。


川沿いを少し走った後住宅街を抜け才峠へ。

れじゃない
いつがやった
らない
しなう





三田洞弘法で昼食を兼ねた小休止です。

東海自然歩道を少し離れ百々ヶ峰頂上へと向かいます


百々ヶ峰頂上と眼下に流れる長良川です

白山展望所の所にある分岐は見落としやすいです。


松尾池分岐を過ぎて妙に険しい岩肌を越えると
長良川の展望が開かれます!

そこを降りると自然歩道が消滅していました…

千鳥橋です。


住宅街を抜け、名鉄下芥見駅跡(現バス停)に。

老洞峠は舗装された車道です。


天狗谷遺跡のあたりでようやく車道とお別れ。

寒洞池のこの道標の通りに進んでしまうとルートミスです。

水が抜かれた寒洞池。

通り抜け不可の所を進まないと先に進めません!

水辺の道(木組の遊歩道)は老朽化し通行厳禁の警告看板が。

そこを抜けるとマウンテンバイク用の道が倒錯する憩いの森改め"迷いの森"
に!道標が間違えやすいですがとにかく下ってください!

自然遺産の森はどう進んでいいかが全く分かりません。
とりあえず広場に出たら矢印の方向へ。奥まで行くと
東海自然歩道(と他登山道)の通路があります

ここも道標の通りに進むとルートミスです。
まっすぐ直進が正解。

車道に出ると後は下り一本道なので一安心。



日の出不動です。


大安寺付近で地図を読み誤り痛恨のルートミス…
何とかルートに復帰…


ライン大橋に。もうじき日が完全に暮れます…。


ライン大橋とライン大橋からの日没を。


完全に日が落ちた後に犬山城の入り口に到着。この辺りの地理は私は
詳しいのでもう迷いません!


犬山橋と犬山橋を渡ったに振り返って犬山城を。

50km以上の道のりを越えてJR鵜沼駅に到着です!


●2011.12.30 犬山〜定光寺


この日は前日に名古屋で泊まって早朝に出発するプランを立てました…日帰り?
犬山遊園駅を出て前回離脱した犬山橋から。

もうすぐ日が昇る木曽川。


犬山ユースホステルを越えて寂光院へ。





石段を登った先にある寂光院本堂とその周辺の建物です。



寂光院を出たら岩肌があらわな山道を越えて継鹿尾山頂上に。


その後アップダウンを越えて恵那ルートとの分岐点へ。
次回は善師野駅からこの分岐点を目指します。


名鉄善師野駅への分岐と名鉄線を見送ります。



ここから入鹿池まで舗装路と非常に走りやすいトレイルが
続きます。

…、が歩きやすすぎる道ゆえにマウンテンバイクを乗り入れる輩が多く
警告文が。





ピークを越えて下った先に鞍馬寺教会なる建物が。


入鹿大橋と入鹿池です。


八曽キャンプ場に。ここの川も水がとっても綺麗です。

丸山橋を通過した直後のこの分岐は間違えやすいので注意!


この辺りもマウンテンバイク乗り入れ禁止の警告文がちらほら
にもかかわらずマウンテンバイクの集団と何度かすれ違いました。








時間に余裕ができたので内津神社に寄り道しました。
ついでに昼休憩です。


車道を通行して内津峠で東海自然歩道に復帰しました。
振り返る土砂崩れ…


鉄製の階段を上ってさらに車道を上がって
東海自然歩道の中では人気のハイキングコースに。


いきなり脅しをかけてきます…




弥勒山、大谷山、道樹山と次々に縦走していきます!

モグラ穴?


絵峠を越えた先の木階段がヤバい…
玉野遊園地に向かう山道は苔むした石が多く滑りやすいので注意です




御嶽神社と玉野遊園地?です。




うっそうとした森を抜け春日井コースの出口に。



城嶺橋を抜け(橋の真ん中で写真撮ったけど)、JR定光寺に到着です!



JR中央線に乗り名古屋に帰還します。




この2行程でかなり距離を稼いで遠くまでやってきました。
これから先も交通手段が厳しくなってくるので今以上にうまく
やりくりしないと難しいでしょうね…。


と言うわけで今年もギリギリの更新になってしまいましたがよいお年を〜

則松〜犬山 

犬山〜定光寺 



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